

『「インド」をもっと身近に』と題して、ANA総合研究所主席研究員片桐常弥氏の講演を聞きました。小野駐インド大使ビデオメッセージからスタートして、インド人材の現状と課題について教えていただきました。IT人材のイメージは強いですが、介護、農業、建設業、宿泊、ビルクリーニングなど、様々な分野でも技能実習コースを設定されていて、とてもまじめで即戦力になる人材が多いということでした。
2050年まで、20代が多いまま続く状況で、地方に若者が多いそうです。そうであるにもかかわらず、中小企業が進出していない状況で、情報が少ないことや送り出し機関が限られていることなどが課題だということでした。北東部の地域は、日本文化になじみやすい文化なので、5000万人いる地域への人材確保のアクションを起こすのに課題は少ないのではということでした。
会が終わってから、県内関係者の方がと名刺交換をする中で、IT高度人材を9名受け入れる予定の企業さんの思いも聞かせていただいたり、実際に雇用されていて、さらに3名増やすことが決まったいる企業さんとも話すことができました。
その地元業者の担当者が八東小学校の教え子だったので、終わってから個人的に話を聞かせてもらいました。実際に動いている状況なので、より県内の人材不足で困っておられる企業等とのつなぎをしてくれそうなので、支援できたらと思います。