氷ノ山で遭難者があったということで、6時半スノーピア集合で、対策本部に行きました。京都の方が単独で冬山に入り、道に迷われたということでした。夏の氷ノ山に登ったことがある方だそうですが、入隊以来初めての出動で、冬の装備もあまり揃ってないですが、やる気満々で待機していました。
まずは、ヘリで当たりをつけ、様子を見て入山ということで、日の出を待ってヘリが出動しました。ちょうど霧が晴れた辺りから探しているのかなあと思ったら、同じ場所ばかり探している感じだなあと思った矢先に、ヘリに手を振る人発見ということで、かなり安心しました。
ヘリから隊員を下ろすということで、風がなくてよかったなあと思いました。少し凍傷と視界が見えにくいという症状があるということで、ヘリで吊り上げ、そのまま病院に運ぶということになりました。初デビューが最高の形で終わってホッとしました。
改めて登山届を出すことの重要性を確認して、対策本部を解散しました。1人のミスでこれだけの人が動かないといけないので、最低登山届は絶対に提出することを義務化する条例でも作る必要があるかもと考えさせられました。
何はともあれ、無事で何よりです。