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日経平均、6週ぶり反落

2024年03月10日 | 捕らぬ狸の経済



  3月8日
  日経平均 3万9688.94円(90.23円高)
  TOPIX 2726.80(8.26ポイント高)
  長期金利(新発10年国債) 0.730%(+0.005)
  1ドル= 147.87 - 147.89円(0.06円高)


3月4日 4万0109円  18億5955万株 5兆3879億円
3月5日 4万0097円  17億4166万株 5兆1039億円
3月6日 4万0090円  18億3441万株 5兆1232億円
3月7日 3万9598円  21億2419万株 5兆9212億円
3月8日 3万9688円  22億3578万株 6兆3949億円

株探ニュース 2024.3.9
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今週の【早わかり株式市況】6週ぶり反落、初の4万円台乗せも日銀政策に警戒感

今週の相場ポイント
1.日経平均は週明け4万円大台乗せも6週ぶり反落
2.米IT株が売られる場面も、日本株はしっかり
3.AI・半導体関連中心に個別株への物色旺盛
4.日銀正常化前倒し観測が浮上、やや波乱含みに
5.週末は米雇用統計控え様子見、SQで売買高活況


週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比221円(0.6%)安の3万9688円と、6週ぶりに下落した。

今週は、前週まで続いてきた急ピッチな上昇基調が一服した。
日経平均はザラ場で一時4万400円台まで上昇したものの、その後は日銀の金融政策を巡って警戒感が台頭。
3万9000円台半ばまで水準を切り下げてこの週の取引を終えた。


週明け4日(月)の東京株式市場は上値指向継続。
日経平均はついに4万円の大台に乗せた。
前週末の欧州株が全面高となり、米国株市場でも長期金利の低下を背景にハイテク株が買われ主要株価指数が上昇。
この流れが東京市場にも波及した。

5日(火)は小反落。
この日は手掛かり材料に乏しく全体相場は方向感の見えにくい展開だった。
一方、人工知能(AI)や半導体関連を中心に個別株への物色意欲は旺盛に。
TOPIXはプラス圏で着地した。

6日(水)も小幅安。
前日の米株市場ではアップルをはじめとする大手IT株が売り込まれ、NYダウやナスダック指数が揃って下落。
これを受け東京市場も安く始まったが、その後は押し目買いで下げ渋った。
半導体関連の一角が頑強な値動きを示したほか、電力や不動産など内需株がしっかりした動きで全体を支えた。
個別株への物色も依然活発だった。

ここまで底堅い地合いが続いてきたが、7日(木)はやや波乱含みの展開に。
前日の堅調な米株市場を受けて朝方こそ買い優勢でスタートしたが、その後に値を崩した。
日銀の金融政策正常化が前倒しされるとの観測が急浮上し、為替が円高に傾き警戒感から売りが優勢となった。

8日(金)は小幅に反発。
米株高を手掛かりに上昇に転じた。
ただ、週末要因に加え、米雇用統計の発表をこの日夜に控え様子見ムードは拭えなかった。
メジャーSQ(特別清算指数)算出日で東証プライムの売買高は6兆円台と活況だった。


来週のポイント
来週は為替の円高基調が続くか、あるいは一服するかが一つの焦点となりそうだ。
18日から開催される日銀政策決定会合を前に思惑が絡むなか、日本株市場も方向感を探る展開が予想される。
3月期末を控え配当狙いの売買も活発になるだろう。
日経平均は4万円台に返り咲けるか注目される。


重要イベントとしては、国内では3月12日朝に発表される1-3月期法人企業景気予測調査が注目される。
海外では、12日に発表される米国2月消費者物価指数、14日発表の米国2月小売売上高、15日に発表される米国2月鉱工業生産指数に注視が必要だ。


日々の動き(3月4日~3月8日)
3月4日(月) 続伸、半導体関連株が牽引し4万円大台乗せ
       日経平均 40109.23( +198.41) 売買高18億5955万株 売買代金5兆3879億円


3月5日(火) 3日ぶり反落、米株安も押し目買いで下げ渋る
       日経平均 40097.63( -11.60) 売買高17億4166万株 売買代金5兆1039億円


3月6日(水) 続落、米株安を嫌気も押し目買いで下げ渋る
       日経平均 40090.78( -6.85) 売買高18億3441万株 売買代金5兆1232億円


3月7日(木) 3日続落、先物主導で値を崩し4万円台割れ
       日経平均 39598.71( -492.07) 売買高21億2419万株 売買代金5兆9212億円


3月8日(金) 4日ぶり反発、米株高を受け見直し買いが流入
       日経平均 39688.94( +90.23) 売買高22億3578万株 売買代金6兆3949億円


セクター・トレンド
(1)全33業種中、21業種が上昇
(2)上昇率トップはINPEXなど鉱業。資源株はフジクラなど非鉄、ENEOSなど石油も高い
(3)金融株はみずほFGなど銀行、SOMPOなど保険が大幅高、野村など証券も堅調
(4)内需株は大林組など建設が大きく買われたほか三井不など不動産、KDDIなど情報・通信もしっかり
(5)輸出株はまちまち。三菱重など機械が買われたが日産自など自動車が売られた
(6)川崎汽など海運が下落率断トツ。唯一6%超の下落


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(1) 半導体い
2(2) 人工知能い
3(3) 生成AIい
4(4) 半導体製造装置い
5(10) 地方銀行い
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)






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