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日経平均株価、3万8000円台を維持できず

2024年04月28日 | 捕らぬ狸の経済



  4月26日
  日経平均 3万7934.76円(306.28円高)
  TOPIX 2686.48(22.95ポイント高)
  長期金利(新発10年国債) 0.920%(+0.030)
  1ドル= 156.70 - 156.71円(1.08円安)


4月22日 3万7438円  17億0828万株 4兆3070億円
4月23日 3万87552円  14億3044万株 3兆7014億円
4月24日 3万8460円  17億4055万株 4兆5513億円
4月25日 3万7628円  15億9431万株 3兆9669億円
4月26日 3万7934円  18億6122万株 4兆9674億円

株探ニュース 2024.4.27
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今週の【早わかり株式市況】反発、日銀政策「現状維持」で落ち着き取り戻す

今週の相場ポイント
1.日経平均は2週ぶり反発も3万8000円維持できず
2.週明け半導体関連株が独歩安、全体相場は上昇
3.欧米株高でリスク選好続く、中東不安も後退
4.半導体反騰で一段高から一転、全体急落場面も
5.日銀会合「現状維持」決定、落ち着き取り戻す


週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比866円(2.3%)高の3万7934円と、2週ぶりに上昇した。

今週は週初から続伸歩調で堅調な相場展開が続いたが木曜に急落。
主要企業の決算や翌日の日銀金融政策決定会合を巡って売り優勢の流れとなった。
しかし、金曜には落ち着きを取り戻し、日銀会合の結果も追い風に再び堅調地合いとなった。


週明け22日(月)の東京株式市場は反発。
前週金曜の大幅安から切り返した。
前週末の米国株市場ではNYダウが上昇した一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落。
これを受け東京市場でも半導体関連株は売られたが、それ以外の銘柄が全面高に買われたことで全体相場は押し上げられた。

23日(火)も上昇。
前日の欧米株高を受けリスク選好の地合いが続いた。
この日の欧州株市場は総じて高く、米株市場も米金利低下や中東不安の後退で堅調だった。

この流れを引き継ぎ、翌24日の東京市場は一段高に。
これまで調整を強いられてきた半導体関連株も軒並み反騰した。
日経平均は900円を超える値上がりでフシ目の3万8000円台を一気に回復した。

ここから再び上昇トレンドに復帰するかに思われたが、25日(木)は一転して大幅安に。
主要企業の決算発表シーズンが本格化するなか内容が振るわない銘柄が売り対象となり、相場全体のムードもリスクオフに傾いた。
翌日の日銀会合の結果発表を控え、持ち高調整の売りも出たようだ。
日経平均は800円超安とほぼ「往って来い」になった。

26日(金)は反発。
前日急落の反動で堅調に推移するなか、日銀会合で「現状維持」が決定されると買いが膨らんだ。
日経平均は一時400円高となり、円相場も1ドル=156円台へと円安が進行。
ただ、週末要因で伸び悩み、日経平均は結局3万8000円を維持できずに取引を終えた。


来週のポイント
来週はゴールデンウイークの連休に挟まれ3日間のみの立ち会いとなるが、4月30日から5月1日に開催される米FOMCをはじめ、相場の変動要因に事欠かない週となる。
日銀の為替介入についても行われるのか、あるいはいつ行われるのかには注意が必要だ。


重要イベントとしては、国内では30日朝に発表される3月の完全失業率と有効求人倍率および鉱工業生産が注目される。
海外では前述したFOMCのほか、30日に発表される中国4月製造業PMIと米国4月コンファレンスボード消費者信頼感指数、5月1日に発表される米国4月のADP雇用統計とISM製造業景気指数、3日に発表される米国4月の雇用統計とISM非製造業景気指数に注視が必要だろう。


日々の動き(4月22日~4月26日)

4月22日(月) 反発、リバウンド狙いの買い戻しが優勢
       日経平均 37438.61( +370.26) 売買高17億0828万株 売買代金4兆3070億円


4月23日(火) 続伸、欧米株高を受け買い優勢も上値は重い
       日経平均 37552.16( +113.55) 売買高14億3044万株 売買代金3兆7014億円


4月24日(水) 3連騰、半導体関連が買われ3万8000円台回復
       日経平均 38460.08( +907.92) 売買高17億4055万株 売買代金4兆5513億円


4月25日(木) 急反落、先物主導でリスク回避の売り優勢
       日経平均 37628.48( -831.60) 売買高15億9431万株 売買代金3兆9669億円


4月26日(金) 反発、日銀の金融政策維持を受け買い優勢
       日経平均 37934.76( +306.28) 売買高18億6122万株 売買代金4兆9674億円


セクター・トレンド
(1)全33業種中、31業種が上昇
(2)東京海上など保険と野村など証券が同率で値上がり率トップ。金融株は三菱UFJなど銀行も買われた
(3)輸出株はHOYAなど精密機器が大幅高、キーエンスなど電機、ダイキンなど機械も堅調
(4)リクルートなどサービス、大成建など建設、山パンなど食料品といった内需株も高い
(5)郵船など海運、住友鉱など非鉄、東京製鉄など鉄鋼といった景気敏感株もしっかり
(6)値下がりはINPEXなど鉱業、東電HDなど電気・ガスの2業種のみ


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(1) データセンター
2(2) 半導体
3(3) 人工知能
4(5) 生成AI ソフトバンクが巨額投資で開発に本腰
5(6) 半導体製造装置
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)



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