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一人のヒーラーさんとの出会いから、私の世界が変わっていきました。

ネコの家出(雨上がりの風景)

2012-07-06 20:26:45 | 日々のつぶやき

先日の大雨は九州に大きな被害を出したが、こちらでも珍しく90ミリ近くの降った。隣町では大雨で雨漏りした事から漏電で3件の家が焼けたと言う。

その朝、土砂降りの中配達に行き車を降りた途端、泥水を跳ねられ左半身脇から被り、上下白の服を着ていたが、薄汚れたノラの白猫状態になった。

上の写真はその翌日で時折まだ雨が降っていた。携帯だったので思うように撮れなかったが、リアス式の海岸の景色である。何処までが半島で何処からが島なのか分からない。まるで湖のような景色である。

お天気の景色もよいが空と海とが同じ色で、私はこっちの方が好きである。

雨と言えば…、飼い猫のフクちゃんを思い出す。

15年ばかり昔の事だが、4月の24日夕方 母と衝突してプイと妹の家に飛び出した。

夕方九州行きのフェリーに乗ったものの、南延岡でJRは停まり、其処からが明け方まで無い。

真夜中に妹家族全員がでご苦労な事に迎えに来てくれた。妹の家に着くと夜中の3時近くだった。

そこでのんびりとに行ったりして過ごしていた。気になるのは残してきたのフクちゃんの事だった。店のウオベさんと時々、連絡を取り様子を聞いていた。

私が何も考えずノーテンキに過ごして、1週間過ぎた頃、フクが今度は家出してしまった。

それまでも帰って来れなくなったオス猫達の事を尋ねたりしていたので、近所の祈祷師のおばあちゃんにお尋ねすると、「寂しくて、姿を隠しているだけで元気だからね。」と言われた。

フクの辛抱も1週間が限度か…

ぼんやりとすることも無いので新聞の折込広告を見ていると使い捨てコンタクトレンズの広告があった。妹に声を掛けると、「実はこの病院じゃないけど、何時もの所にそれで行くはずだったのが、ネコちゃんが来たので、バタバタして行けれなかったのよ。」と言う。

早速、二人でその病院に使い捨てコンタクトレンズにする為で掛けた。

妹は私よりも度が軽いはずなのに、何やら余計な検査をしている。おまけに度数も私よりもきつくなっていた。

私はすんなりとレンズを渡されたが、妹眼底検査の結果両目とも「網膜剥離」だと言われ、 もう一度、分院でなく本院で検査を言い渡された。

使い捨てコンタクトレンズのチラシにはとても目のきれいな男性モデルの写真が載っていた。

「さすがレンズだは目の綺麗な人がモデルね。」と言っていたら、後年俳優として活躍している竹内豊だった。

そして妹は、レーザー治療ではなく両目ともに手術をする事となった。それまで通っていた病院では其処までの検査をしなかった為、分からなかった。

「何か自覚症状は無かった?」と、尋ねると、

「時々、目の奥がジ~ンと痛かったのよ。」と言ったが、私が飛び込んでいく事が無くそのまま、以前の病院でレンズを作っていたら、手遅れになり失明する所だった。これこそ守られているとしか言えない。本当に感謝です。

妹は手術後1ヶ月間ベッドから身動き出来ないことになるというので、学齢前の下の姪を預かって帰ることに為った。

帰宅すると、間無しにネコのフクちゃんは何処からとも無く帰ってきたが、喜んで再会したのも束の間 翌日からフクちゃんはぐったりしておなかをすかしているはずなのに餌も食べなくなった。

慌てて隣町の病院に連れて行くと、「風邪ですね。」と言われた。春の雨の中私を探してさ迷い歩き、濡れたらしい。なんといじらしい…が、それに比べあほな飼い主。

「ほったらかしにしてごめんね。」と、フクに謝り 何時ものように「スキ、スキ~」と言いながら頬ずりして抱きしめて一緒にべったりくっついて寝た。まだ、フクも3,4歳の若い頃だったので快復も早かった。(上の姪はアトピーがひどく、私の真似をして「キィ~キィ~」と言いながら頬ずりするとたちまち目は真っ赤になり頬は赤く腫れ上がった。)

こんなに細やかな感情を持っているのだから、家畜も同様でやはりそれを食べる事は出来ない。

上の子を預かった時は母が世話をしたが、それから、1ヶ月間だけだが母親代わりの生活をした。

 姪は幼児でありながら、まるで大人の感覚で息を抜けなかった事を覚えている。

妹は姪の事を「赤ん坊少女」と梅津かずおのホラー漫画のタイトルにあったと思うが、呼んでいたが納得であった。

 

 

 

 

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