「バカンス」は、英語じゃないよ!

2015-10-12 15:38:32 | 語学学習
 先日テレビのクイズ番組を見ていたら、また日本語の単語を英単語で答えるというコーナーがあって、その中で「休暇」は?という問題が出てきて、解答者が「バカンス」と答えた。「ブーッ!」とブザーが鳴った。不正解だった。

 というのは、「バカンス」はフランス語だからだ。英語では「バケイション」と言う。ついでながら、「バカンス」は「vacance」、「バケイション」は
「vacation」と書くんです。

 なぜこういう現象が起きたかというと、日本で使われている「カタカナ語」は、英語が大多数で、それに加えてフランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語などがごちゃ混ぜに使われているので、外国語に詳しくない人にとっては全部英語なんだと思いこんでしまう傾向があるからだ。これは、僕の勝手な考え方かもしれないが、そういう傾向があるようだ。だから、そういう人が英語を使わなければならない状況になった時に、「通じない」という残念な結果になってしまうのではないか。

 やっぱり、外国語はむやみやたらに不必要に使えばいいってもんじゃない!まして、ごちゃ混ぜに使うっていうのは、いかがなものかなあ?と痛感してしまいます。上記のような弊害的な結果を招くこともあるわけですからね。

 まあ、とにかく、きょうはこの辺で。

 では、また。