英語を使い過ぎ(その 34)

2016-11-16 15:13:18 | 語学学習
 つい最近、スーパーマーケットのちらしを見ていたら、「たら(スキンレス)」というのが目に入ってきた。僕はちょっとビックリしてしまった。「なんでここでわざわざ英語なんだ??!!」と思ってしまった。誰もがみんなわかるように「たら(皮なし)」と日本語で書けばいいんじゃないの?

 確かに、「スキン」は「skin」と書いて、意味は「皮膚、皮」の英単語だし、「レス」は「less」で、名詞の後ろに付けて「~のない」の意味の英語なので、「skinless」は「皮のない」という意味になるので、意味を間違えて使っているわけではない。でも、どうしてわざわざ英語を使う必要があるんだ?「カレー」とか「ピザ」とか「コーヒー」などのように、もともと日本になかったもので外国から伝わったものに対しては、そのまま外来語を借用するしかないから、しょうがないとしても、日本語があるのにわざわざ「カタカナ語」を使うというのは、いかがなものか......?と感じるんですよ。

 だから、上記のちらしにしても、不必要に英語を使っているなあ、と感じざるを得ないんです。ましてや、いろいろな人が見るちらしなんだから、「たら(スキンレス)」では、わからない人がけっこういるのではないだろうか?僕だって、それを見た瞬間は、「何だ?」と思いましたよ。

 今までも同じようなことは繰り返し書いてきましたが、本当に最近は「不必要に英語を使い過ぎている」と感じる場面が多すぎて、「耳ざわり」でしょうがないですね。使えばいいってもんじゃないですからね。

 ついでながら、さっきの「less」についてですが、一番わかりやすい例は、「endless」(終わりのない)でしょうね。あとは、「careless」(注意のない、不注意な)ですかね。

 これもいつも言ってきたことですが、英語は使うべき場面で正しく使いましょう!!ってことですね。

 では、今日はこの辺で。