英語を使い過ぎ(その 27)

2016-01-27 15:37:40 | 語学学習
 先日テレビでクイズ番組を見ていたら、日本語の単語を英単語にするという問題があって、その中に「薄切り」は?という問題があったのだが、解答者が答えることができなかった。僕は、ちょっとびっくりした。だって、みんな普段「スライス」ってよく使っているのに......と思った。

 ここで僕が思ったことは、「スライス」という英単語をあまりにも使っているということで「薄切り」という日本語と結びつかなくなってしまったのではないか?、「薄切り」という日本語が忘れ去られているのではないか?ということなんです。なので、やっぱりちゃんと日本語がある限りは、日本語で言えばいいのでは?......不必要に英語を使い過ぎないほうがいいのでは?......と感じてしまうんです。

 ちなみに、「スライス」は「slice」と書いて「薄切り・薄片」の意味の名詞と「薄切りにする」の意味の動詞の二つの言葉の働きがあります。日本で言っている「スライス・チーズ」は正しくは「sliced cheese」(薄切りされたチーズ)です。さらについでながら、「パン一枚」は、細かい話は抜きにして
「a slice of bread」、二枚なら「two slices of
bread」と言います。

 まあ、とにかく、いつも同じような話をしていますが、外国語はやっぱりどうしても必要な時に使いましょう!ということですね。

 それでは、今日はこの辺で。
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