保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

保津川下り・春の開幕1週間前、急ピッチで準備!

2006-03-05 12:24:24 | 角倉プロジェクト・世界遺産事業
保津川峡谷に春の訪れを告げる
「保津川下り・川開き春の開幕」まで
あと残すところ1週間となりました。

保津川遊船企業組合では、400年記念事業の
各種催しの準備が急ピッチで進んでいます。

私達「保津川遊船企業組合」では「新世紀保津川下り」の
スタートとなる開幕日を、その日にお越しいただく皆さんと
賑やかに祝い盛り上げようと「川開きフェスタ」のイベント
を開催するほか、乗船所待合室に「(仮)保津川の今昔物語」
という歴史パネル展示や記念植樹、花飾り事業を行います。

歴史パネル展示会場の設置は、保津川遊船400年委員会歴史企画部
の作成によるもので、亀岡市文化資料館の黒川館長の指導のもと、
約1年間をかけ、制作を進めているもので、保津川の水運の歴史
や角倉了以の功績、昔の写真から見る保津川の風景の移り変わりなど
を紹介し、乗船待ち時間の有効化とまた保津川の歴史をより深く
知っていただくことで、質の高い川下りの魅力向上につとめます。


本日5日付けの亀岡市広報に遊船歴史部のメンバーによる
展示パネルの制作現場が紹介されていました。
部長の豊田覚司さんのコメントが写真入りで紹介されるなど
この展示にかける熱い思いが伝わってきます。

同委員会・環境企画部では、400年開幕の記念植樹と乗船所の
花盛り計画の準備にかかっています。

記念植樹の会場となるのは、保津川峡谷の入り口から少し下流の
「不動明王」がお祀りしてある所です。
現在、メンバーが出て、当日の植樹イベントをするための
下準備となる雑木、雑草の伐採除草作業に掛かっています。

また、乗船所「花飾り計画」も昨日、亀岡市緑化協会さんの協力
も得て、小船を使った花飾りとパンジーを使った「400年」の
花文字展示を制作しました。



いよいよ、400年の開幕が近づいてきました。

遊船メンバーも頑張って準備に取り掛かっています。

この熱い思いを一つにして、400年のスタートを
みんなの力で成功に導きたいです。

あとは天気のみです。‘神のご加護を!’


*これらの事業はあくまで保津川遊船が企画し進めている
 単独事業であり、亀岡市実行委員会の事業ではありません。
 某地方新聞に少し誤解をまねくような記事が記載されて
 おりましたが、遊船独自の予算で進めております。