脳は一時的に報酬への期待に支配されています。あのストロベリー・チーズケーキを見た瞬間、脳の中央からドーパミンという神経伝達物質が出され、注意力やモチベーションや行動をつかさどる脳の領域に到達します。このドーパミンという小さなメッセンジャーが、脳に命じるのです。
「いますぐあのチーズケーキをゲットしろ。さもなくば死よりも悲惨な運命が待ち受けているぞ」
これで、あなたの足や手の反射的とすらいえるほどの俊敏な動きにも説明がつくでしょう。そうこうしているうちに、血糖値が下がってきます。こってりしたチーズケーキの最初のひと口を脳が予測したとたん、神経系に作用する物質が分泌され、血中に流れているありったけのエネルギーを集めるよう体に命じるのです。
体のロジックはこうです。
糖分と脂肪がたっぷりのチーズケーキを食べるってことは、血糖値がいっきに跳ね上がるぞ。糖分の採りすぎで昏睡状態にでもなったらみっともないし、万が一にもチーズケーキなんぞのせいで死んじまうわけにいかないんだから、血中の糖分を下げておかないとな。
こんなふうに気を回して面倒を見てくれるなんて、体はなんて親切なんでしょう― けれども、そうして血糖値が下がると、体が少し震えたり、ふらついたりして、さらにチーズケーキが食べたくなるのですから、何とも油断なりません。
http://blog.livedoor.jp/kyoclinic/archives/4347683.html
私はケーキではこうならない自信があるが、酒を見ると・・・・・。
やっぱり血糖値が下がるのだろうか。
ケーキや酒はともかく、お腹が空いていないのに食べ物を見たら、
急にお腹が空いたような気になるのは確かです。
仕事が忙しいと体は普段より動いているのにお腹が空かないと言うことはあります。
不思議だったのですが、
頭で考えなければ一日ぐらい食事抜きでも空腹感はないのかも知れません。
