内容(「BOOK」データベースより)
地球を中心とする人類居住星域パクス・ソラリス。その周縁部に位置し、負債奴隷制を基盤とするエラスムス星系は、地球統一政府軍守護隊によって、戦争勃発の危険がもっとも高いホット・スポットに認定された。そんななか、守護隊のもと野戦指揮官テレーズは、現場復帰を依頼される。戦争の危機を回避し、盟友ビアンカの謎の死の真相を明らかにすべく、テレーズは権謀術数渦巻く迷宮と化したエラスムス星系へと向かうが!?。
SFを読む醍醐味たっぷり味わいました。
2010年フイリップ・K・ディック賞受賞作です。
なにか懐かしいのです、こんな話の作り方が。
強い女性の主人公。
精神的にも肉体的にも。
それでも弱点はあります。
その最も弱いところを突いてくる。
どんな話も大概そういう作りです。
それをどう解決するか?
ちょっと上手くいきすぎと思わずに楽しみました。
作者はC・L・アンダースン
新しいSF作家の名前はほとんど知らないので普通に聞き流していましたが、
サラ・ゼッテルという名前で「大いなる復活の時」を書いてローカス賞を受賞しているようです。
読んだか読んでないか全く覚えていない「大いなる復活の時」
探せば家のどこかにあるかも知れません。
読んだかな・・・・