統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

皇帝ダリア(冬に咲くダリア)

2010-11-20 23:56:22 | 日記
                    
最近は親戚のガン末期の相談や友人の不幸事で気分がめいる。統合医療を目指す若い医師に「ガンは外国でも一番か」と聞かれ、Noと答えた。「何故ガンが日本で多いのか」と言う問いに「環境汚染」と答えた。単純な答えだけれどもみんなよく分かっていない。自給自足でなければポストハーベストの農薬で身体が汚染される。60%の食料を外国に依存する限り日本人の体は汚染される。
                
数日前黄砂が飛んできていつもは見える山々が全く見えない。今ではこの黄砂に化学物質が混ざって飛んでくる。大地が汚染され河川が汚染され、ただでも汚染された日本の川の水がますます汚染される。もう一つはストレスによる日本人の心の汚染がひろがっている。環境汚染とストレス汚染でガンになってるのである。「何で自分がガンに!!」とガン患者さんはよく言うが原因のない病気はないのである。最近では病気の上に貧困が重なり心療内科の患者さんの治療が難しくなった。1日終わって患者を助けたという実感が無くなってきた。まさに冬の時代である。
                  
そんな時クリニックの裏の畑の皇帝ダリアが咲いた。市内の自宅にある皇帝ダリアより山の麓は寒いのでここの花が先に咲く。しかもずっと冬中咲き続ける。辛い冬に咲く花が私は大好きだ。温泉水を汲みに来た人がその大きさと美しさに驚き「あの花は何の花?」と聞く。私も3年前に知った花で、人から茎をもらい植えるとすぐつく。3メートル以上になり、最近はやってきている。やはりみんな冬の心は辛いのかな。
                
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