統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)

2010-11-22 00:19:17 | 日記


日本の農業の危機が来た。これに日本が参加すれば農産物の関税が100%撤廃される。現在米778%、砂糖325%、大麦256%、小麦252%といったように、輸入関税が設けられ日本の農業は保護されている。もしTPPに日本が参加すれば日本の農業は10年の間に全滅となろう。「医は食にあり」という言葉のように、日本人の健康はポストハーベストでずたずたになる。ガンもアトピーもさらに増える。日本は医療費増加で医療従事者は安い賃金で奉仕的な行為を強要され医療も崩壊する。

私の祖先は秀吉の九州征伐で滅ぼされた。岩石(がんじゃく)城は難攻不落の城であったが、兵糧攻めで敢えなく滅んだ。お姫様は井戸に身を投げ、祖先は落ち武者となり小作農として生き残った。秤量責めは元来日本の基本戦略である。しかし今その日本が岩石城になりつつある。トンデモナイ話である。医と農を失って幸せになれる国もなければ時代もない。皆さんTPPに反対してください。でもその時こそ統合医療が見直されるかも知れません。痛い目にあわないと何が正しいのか分からないのが人間です。TPPに反対してミカンの苗を柿の木の間に2本植えました。
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2 コメント

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創価学会がアメリカ牛肉を (名無し)
2011-06-08 14:10:19
TPPは消費者に取っては良い事だと思いますよ。放射線に汚染されていない食品が手に入る訳ですから、しかし日本国内でそれに反対し工作する団体もいるようです。創価学会はTPP反対運動してますよね、アメリカ牛肉をBSEだと反対し活動しているそうです。
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私はオーストラリアの牛肉しか食べません (ドクターK)
2011-07-10 10:50:04
確かにTPPは消費者にとって食料が安く買えるなど良い面もあります。しかし問題はポストハーベストです。国内で農薬を使うときは成長するときで収穫後の食料には使いません(プレハーベスト)。良心的な農家はさらに収穫直前には使わないようにしています。食品衛生法では食料に農薬などの毒物や有害物を混入してはいけないことになっています。
 しかし小麦などを輸入するときは飛行機では無理ですから、船に積み込みます。しかし太平洋などは海の上ですから湿度も温度も高く多量の害虫やカビが発生します。カビはアフラトキシンと言う猛毒も有ります。従って輸出前に殺虫剤や防かび剤をかき混ぜます。食品衛生法は国内だけですから外国で入れておけばOKと言うのも如何なものかと思います。
 輸入飼料もポストハーベストです。ですから私はオーストラリアで放牧され新鮮な牧草を食べ、そして農薬を使わない冷凍肉で輸入される安全で値段も安いオーストラリア牛を買って食べます。
 TPPをやるにはこういった安全管理体制がまだ十分検討されていません。何百種類の農薬をチェックするのは無理もあります。
 今回は福島が爆発しましたが、次は中国で爆発があると言うこともあるかも知れませんので、今回のメルトダウンで、TPP賛成という気にはなれません。
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