統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

大木にフジのかんざし日の光

2011-06-10 22:12:47 | 農園の詩(うた)
もう大分前になるが、5月の連休にトマトやスイカを植えた。天気が良くとても暑い日だった。疲れてふと上を見上げると、大木に絡まったフジに奇麗な花が沢山咲いていた。山フジは謙虚であまり花をつけない。ところが今年は見事な花を惜しみなくつけている。何十年も前から見てきたが、連休の暑い光り輝く日光に照らされ(写真を撮った日は曇り)まるでかんざしのように思えた。


フジの花の下に車を寄せた。25メーターはあると思います。

クリニックの駐車場から見たフジ。


こんなに大きいフジのつるです。

5月は進学や就職、転勤など生活の変化が大きく、季節の変化に伴ってうつ病も多くなります。しかし今年の5月の自殺の増加は常識を越えている。今日の朝日新聞夕刊によると、日本の自殺者数は1~3月までは前年に比べて減少していたものの、4月から増加し5月は3381人前年度に比べて499人(18%増)多かった。福島では前年度比38%増である。増加は東京などの都市部に多いとのことである。
 ブログを書く時間がないので、紹介できないが、5月は色々な花や果実がなり私たちの気持ちを和ませてくれる。自然は良くできたもので、その時期に必要なものを人間の心身両面に対して提供してくれる。病気に対する薬草もそうである。だが、30年自然農法をやってきた福島県の農家が自殺した。原発事故は人災である。自然が放射能でおかされることは許し難く、これは天災でも自殺でもなく、他殺と言えるのではないだろうか。自然あっての人間であることを忘れて、何を追いかけているの?
コメント
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