統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

ラドン温泉のホルミシス効果

2011-01-22 00:10:06 | 日記

発見したラドン温泉の母屋の風呂での放射線測定(0.53マイクロシーベルト)


自然界での放射線量は大体0.06~0.08μSV(マイクロシーベルト)


ホルミシスとは刺激するという意味である。1978年トーマス・D・ラッキー博士が低量の放射線照射が生物の成長・発育の促進、繁殖力の増進及び寿命の延長などの効果をもたらすと発表した。

ホルミシス効果は下記の分子レベル、細胞レベル、生体レベルの色々な効果がある。

抗酸化力の増強
SOD活性の増加など
DNA損傷の回復
ガン抑制遺伝子p53増加
脂質過酸化の防止
細胞増殖
染色体異常の防止
免疫能活性の増強
制ガン効果、抗ガン作用
ガン転移防止
発癌防止
血糖上昇抑制
中枢神経系への効果
精神的ストレスの軽減
成長促進
死亡率の低下

 しかし私は1976年に東京の百合丘の病院に勤めながら東洋医学の勉強をしていたことがある。その時針灸の先生から微量放射線はガンの抑制効果があるとすでに聞いていた。また1980年に彼は放射性物質を使いミストサウナを作り、すでに患者の治療をしていた。私はそこを訪れミスト風呂に入ってみたが、治らなかった皮膚の化膿創が1回の入浴で治ったのには驚いた。しかし放射性物質の取り扱いは当然厳しい基準があり、統合医療でガンの治療に使うのは無理だと考えた。1998年に私が書いたガンの本でも、このホルミシス効果のことは取り上げなかった。しかしながら、日本の療術の世界ではラッキー博士より以前から微量放射線がガンに良いということを認識していたのはほんとにすごいと思う。

 私の統合医療では漢方と霊芝と玄米食などが中心であったが、2003年クリニックの裏からラドン温泉が出のは奇跡としか言いようがない。お金がないので飲用自販機のみで、今だに温泉施設ができないのであるが、今後私の統合医療の中心的な役割を果たすことになると思う。ほんとに私はラッキー博士である。  

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コメント
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