hokutoのきまぐれ散歩

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ペナントレース46試合を終って〜タイガースファンの戯言

2023-05-30 05:00:00 | 阪神タイガース
我が阪神タイガースのペナント前半(交流戦前)の戦いは31勝14敗1分、勝率.689は素晴らしい成績である。特に5月後半は7連勝の後1つ負けたが、ここから8連勝とすごい強さを示している。ただ、阪神としてこの成績は決して傑出したものではない。

2021年度の阪神はヤクルトにゲーム差なしで敗れ、2位に甘んじたのであるが、実はこの成績と比較するとわずかながらやや劣るのである。2021年度の同じ時点で28勝12敗2分、勝率.700と今年よりいい。この年はさらに交流戦2位で貯金4を作ったまではよかったが、後半主力(佐藤、大山)などの離脱により、残念ながら尻すぼみとなってしまった。

もちろん2021年度は①コロナ対応で延長戦なし、②相手チームのコロナ発生による中止(広島戦3戦中止)、③オリンピックによる中断などがあり、単純に比較できないのだが。(最終成績、77勝56敗10引分、ヤクルトが73勝52敗18引分、つまり引分が多かった。)

では、今年のデータと21年度を比較するとどうだろう。良いところは①まずは連敗が少ない(2敗まで)、②防御率1位、打率2位。③全チームに勝ち越しており、苦手チームがない、などが挙げられる。問題の失策数は26で35の中日に次ぎワースト2位だが、タイムリーエラーはまだ1とそれほど気にすることもない。
21年度は佐藤輝明、中野が入団した年で先発ローテーションは西勇輝・青柳・ガンケル・秋山・藤浪・伊藤将の6人で回していたが、その後藤浪が抜けた。その後をアルカンタラ、西純矢、高橋などを起用したが、うまくいかず、8月後半は3連敗が2回、4連敗が1回と大きく負け越したのである。



今年は西勇輝・伊藤将・才木・青柳・秋山・西純矢でスタートしたが、大竹・村上という嬉しい誤算があり、さらに青柳二軍落ちで抜けた後も桐敷が好投して埋めた。二軍には秋山、森木など先発候補もおり、ビーズリーも調整させるなど余裕がある。

また、セットアップも加治屋、石井、及川、岩貞は防御率も2点未満であり、勝ちパターンを作りやすい状態にある。
課題であったクローザーも岩崎・湯浅の起用が成功、2年前のスアレスの穴は完全に埋め切っている。

打線も打撃10傑に木浪、大山、近本、中野。ホームランは佐藤輝明の8本、大山5本と少ないが、甲子園で半分試合をしていると考えればやむ得ないとも考えられる。さらに今季は8番木浪の出塁率が高く、9番の投手が送り、近本や中野で返す得点パターンが増えていることも強い原因かもしれない。

いずれにしても調子が狂いやすい交流戦も同じペースで戦ってもらいたいのである。そして『あれ』を必ず掴み取って欲しい。



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