【チョウ目シジミチョウ科②の仲間たち】
今まで出会ったチョウ目 シジミチョウ科 シジミチョウ亜科の仲間たちです。
◎2022年2月24日 編集13種類 シジミチョウ亜科(13種)
☆ヒメシジミ(姫小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。準絶滅危惧(本州・九州)。オスは、翅の表面が青色で、翅の裏面は灰色地に黒紋があり、外縁沿いに黒紋にはさまれた赤色紋が並ぶ。メスは、翅の表面が黒褐色で、縁に沿って細い赤色帯がある。
☆ヤマトシジミ(大和小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、日本(ヤマト)に広く分布していることから名付けられました。
☆ルリシジミ(瑠璃小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。林の周囲をせわしなく飛ぶ、白っぽいシジミチョウで翅の表面は水色~明るい青紫色です。地面で吸水したり、花で吸蜜することが多い。
☆ツバメシジミ(燕小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。後翅にある尾状突起にちなんで「ツバメ」の名がついた。後翅裏面には、オレンジ色の紋を持つ。翅の表はオスが青紫色、メスが黒色。
☆クロシジミ(黒小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。絶滅危惧Ⅰ類。裏は淡褐色~灰褐色地に、褐色の黒点列があり、白色部が発達するものもあります。翅の表は、オスは暗紫色に鈍く光り、メスは黒っぽい。
☆シルビアシジミ(シルビア小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。絶滅危惧IB類。 オスの翅の表面は、青色。メスは、褐色か、濃い青がわずかに入ります。普通に産する近似種のヤマトシジミとは、前ばねの裏面の中室内に黒点のないこと。
☆スギタニシジミ(杉谷小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。早春に年1回だけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つです。翅の表側は、オスではやや暗い紫青色で、狭い外縁の黒帯がありますが、メスでは、少し輝く紫青色です。
☆ミヤマカラスシジミ(深山烏小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。形態がミドリシジミの仲間に似ているが確かに分類上ミドリシジミ亜科ではあるが、カラスシジミ族に属し、ゼフィルスではない。はねの表面は黒褐色、カラスシジミに似ているが裏面の斑紋(はんもん)が異なる。
☆ミヤマシジミ(深山小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。絶滅危惧Ⅱ類。雄の翅表は紫の強い青紫色、雌は暗褐色で後翅に橙色斑がある。翅裏は灰色で、外周に沿ってオレンジの帯が入る。幼虫はコマツナギのみの単食性。
☆オオルリシジミ(大瑠璃小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。絶滅危惧I類。翅裏は灰色地で大きい黒斑が外縁に沿って並び、後翅にはさらにオレンジ色の斑紋が加わる。尾状突起はない。
☆アサマシジミ(浅間小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。絶滅危惧Ⅱ種。翅裏は灰色で、外縁に沿ってオレンジ色の帯がある。ヒメシジミやミヤマシジミとよく似ているが、この2種の雄の翅表にある青色はやや紫がかる。
☆ゴマシジミ(胡麻小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。絶滅危惧Ⅱ類。翅表は黒褐色で,前後翅ともに外縁部を除き青藍色を帯びることが多いが、その広さは変異が著しい。裏面は褐色ないし灰白色地に黒色小斑があるが、変異が多く、地色が濃色のものは黒色斑の周囲が淡色になる。
☆オオゴマシジミ(大胡麻小灰)・・・シジミチョウ科 シジミチョウ亜科。準絶滅危惧。ヒメシジミの仲間で、翅表は灰色地に水色の光沢があり、前翅にはさらに黒斑が散在する。翅裏は一般的な灰色地に多くの黒斑というスタイル。