越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

オオルリシジミ(大瑠璃小灰)

2019-05-28 18:08:40 | 蝶・蛾・トンボ
【オオルリシジミ(大瑠璃小灰)】
昆虫  : チョウ目 シジミチョウ科 
大きさ : ハネを開くと3~4cmくらいの大きさ
分 布 : 本州、九州のごく限られた場所
時期  : 5~6月
珍しさ : 普通 ★★★★☆ 珍しい
この蝶は、日本では絶滅危惧I類に指定されています。
和名は見ての通り、「大きな瑠璃色のシジミチョウ」の意味です。

シジミチョウの中でも比較的大型で非常に美しい蝶です。
翅裏は灰色地で大きい黒斑が外縁に沿って並び、後翅にはさらにオレンジ色の斑紋が加わる。
尾状突起はない。
前翅・後翅の中央付近に黒い点々模様があるのが♀で、♂は外側の黒い帯を除いて一様に瑠璃色です。
裏面の模様は♂♀で違いはありません。
田畑脇の草刈り場や休耕田を住みかとし、成虫は花によく集まる。
幼虫の食草はクララ(マメ科)で、花穂や新芽に卵を1つずつ産みつける。
年1化で成虫は5月~7月初頭ごろまで見られる。
越冬態は蛹。

その1 : オオルリシジミ(大瑠璃小灰)
その2 : 飛翔(オオルリシジミ)
その3 : 産卵(オオルリシジミ)

◎2019年5月25日  本州にて  写真10枚
左の後ろ向きが雌(♀)で右の前向きが雄(♂)です


雌(♀)・・・前翅・後翅の中央付近に黒い点々模様があります










雄(♂)・・・外側の黒い帯を除いて一様に瑠璃色です










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