ho999~死ぬ準備~

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当たり年

2012年05月02日 | 日記・エッセイ・コラム

GW谷間、皆様はお仕事ですか?私は仕事です。朝、仕事場に行く時に乗る電車が成田空港行きなんですが、海外に出かけると思われる荷物を持った人が大勢乗っていました。

 
今年の春から夏にかけては美術展の当たり年ではないでしょうか。
終わったものでは、私も観に行った、炎舞、フェルメール、開催中のものは、先日行った、光琳、そしてセザンヌ、ボストン美術館の日本美術、エルミタージュ、高橋由一、この後はマウリッツハイスの名品がやって来ます。興味がない方にはどうでもいいことかもしれませんが、近所に行って時間があったらご覧になることをお勧めします。そういう方には作品の幅が広いエルミタージュがお勧めかと思います。
ここで僭越ながら私流のお勧めの見方を。
まず行く前に出品作品をか~るく調べておきます。そして、そこの目玉をチェックします。また、日本美術の場合、国宝もチェックしておきます。これは、客観的評価、人気のあるものを見るということはそれなりに意義があると思うからです。
美術館に着いたら入場券を買うんですが、人気の展覧会は買うのに1時間くらかかることもあります。行くと決めたら前売り券を買うことをお勧めします。ネットで時間指定入場券を購入できることもあります。

中に入ったら、目玉は、例外もありますがほとんどは展示後半に現れます。でも、普通入口付近は説明文やら、最初の作品を見る人で混み合っています。ですからここはざっと観て、興味がなければ先に進みます。興味があれば止まるもよし、あとで戻ってもよしです。私の場合はとにかくざっとしか観ません。高いお金を払っているのにです。でも、興味が無い絵をじっくり観ていたら、目的の絵にたどり着く頃には疲れてしまいます。フランス料理でパンが美味しいし、タダだからといって食べ過ぎ、メインのお皿がくる頃にはお腹いっぱいになっている感じです。
美術展の話に戻ります。中ほどまで来るとまた大きな人だかりが出現します。これが目玉です。これはちょっと辛抱してもいいポジションでじっくり観ます。もちろん想像と違ったり、不遜ながら、な~んだと思うこともありますが、その場合はサッサと切り上げます。
以上が私的美術展鑑賞法です。これ、以前ためしてガッテンでも同じ方法が紹介されていたので、それほど特殊ではないと思いますよ。
蛇足ながら、
・国立で開催されるものが目玉が多い。
・先方の美術館が改装している時は名品が多い。今回のマウリッツハイスはそうだと思います。でも、私が観たかった絵は来ませんが。
・展示方法は大体が年代順に展示されてます。また美術史的グループ分けさているものはグループごとに展示されています。目玉を探すときの参考になります。
・国立新美術館など僅かな例外を除いて、美術館がもともと所蔵している作品があります。これもチェックしましょう。ただ国宝は常時展示していません。また貸出されている場合もあります。
・空いているのは雨の平日の午前中ですか。でもこれはあんまりあてになりません。
さあ、皆さん美術展に出かけましょう!散歩がてらにもいいですよ!驚くほど多くの同年齢、もしくはさらに高齢の方々を見ることも出来ますよ。

セザンヌとエルミタージュって6月11日までは重なってやってるんですね。ビックリ。さすが日本最大の展示スペース!でも、料金は別々ですよね(^_^;) 

昨日は鯉のぼりがぶら下がっていたんですけど。雨の予報だからか、今日は下がっていませんでした。
ひどいピンボケですね<(_ _)> 港区にて。

20120502