遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

節分の日

2009年02月03日 | 山歩き~
 久しぶりに札幌にも北海道の冬らしい雪が降った。乾いたふわふわの雪。
そして、寒さも冬らしい寒さ。これがやはり北海道なのだ。とはいっても、札幌は暖かい街だ。

 積丹岳でまた一人のボーダーが亡くなった。冥福を祈りたい・・・。
積丹半島は季節風のとても強いところだから、標高が低いからといってそれは目安にはならない。
 今回遭難した方は冬山についての知識を持ち合わせていたと聴くから、相応の対策はしていたに違いない。それなのに・・・それなのにである。
 雪洞でビバークして、翌日稜線で発見されたのは、どんな行動に移ったからなのだろう?無線ももち、雪洞で待機避難を続けていればそのような結果は招かなかったかもしれない。しかし、事実関係がよくわからないのだから、憶測はやめにしておこう。
 
 このようなことに遭遇する、対処しなければならなくなる、ということは誰しもありうることなのだと強く刻んでおきたい。けっして、難しい山ではないから、という安易な心は捨てなくてはならない。
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2 コメント

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Unknown (ぶーしゃ)
2009-02-09 22:59:06
minocchiさんお久しぶりです。
ぼくも山岳事故のニュースに触れるたびに、当事者の痛みや悲しみに思いをはせるのと同時に、登山者の自己責任について考えています。
ときどき人の力も借りたくなるけれど、あくまでも自分の足で登る、というのが登山の基本だと思っています。
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Unknown (minocchi)
2009-02-10 23:17:48
 お久しぶりです。

 冬山の中で歩くことの「環境」をもっともっと、切実に、具体的に想像する必要があるのでは、と考えています。
 そして、そのときには、何が必要かということも考え用意することなのかもしれません。

 しかし、道具だ、ギアだ・・・なんてなっちゃうと、空の財布を見て虚しくなるような予感が・・・。
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