遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

プラブーツと兼用靴 その2

2007年03月29日 | 暇つぶし~
 冬山を歩く・・・この基本にもどること。
どういうわけか、冬山は山スキー、すなわち滑ること、というイメージが強すぎるのかもしれない。山スキーはスキーという文字が入っても、そのスキーは歩くための道具という認識が薄いのかもしれない。
 秀岳荘やほかの山道具屋へ行っても、プラブーツはせいぜいスカルパとコフラックだし、皮製の登山靴もそう多くはない。聴くところによると、本州ではいささか事情が違うようであるけれど。

 プラブーツでのスキーというのは、日本独特のものだと人から聞いた。ヨーロッパではアルプスはスキーは使えず登攀オンリィ。
 スキーはフォルクルに見られるように、山岳地帯のスキー距離競技?に使われる頻度が多いらしい。

 ぼくの兼用靴は今ガルモントを履いているけど、これを買うまでは、ノルディカのゲレンデ靴を使っていた。ウォーキングモードがある。さすがにソールはゲレンデ~なので、長靴に貼る滑り止めを接着剤でくっつけていた。大抵の雪面は問題はなかったが、クラスト斜面は厳禁だった。そして、重かった。別に壊れているわけではないので、今もきちんと保管している。

 冬山歩きの基本はプラブーツもしくは登山靴での12本爪アイゼン歩行だろう。
これをベースに、なるべくアイゼンを使わない歩行を身につけたいと思っている。
もちろん、カリカリの斜面をアイゼンなしで歩くことは不可能だ。

 今日、車のなかでFM放送を聴いた。しばらくぶりにマルチェロのオーボエ協奏曲のピアノのアレンジだったが、とても美しい曲だ。そうだ、たまには、真空管のアンプに電気でも入れておこうか。もう、夜も遅いけど、ブルックナーのシンフォニー、NO.5の第二楽章でも聴いてみようかな。

 
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