未完の世界 Imperfect World

アーティスト佐々木久枝のブログ
自身の作品、生花と墨象を融合させたアートについて紹介。そして時々日々のこと。

スライドショーできました。

2016-03-09 16:55:50 | 作品
大島在住の映像作家キム・スンヨンさんに、私の作品写真からスライドショーを作ってもらいました。
ウォン・ウィンツァンさんの音楽がとても素晴らしく、より作品がドラマティックになって見えます。
作品をこうやって見せるのもありなのではないかと思ってます。
もし時間があったらご覧ください。

未完の世界 儚さにある果てしない一瞬 Imperfect World -eternal in the ephemeral-
https://youtu.be/v9UoAK8AWY4


キム・スンヨンさんHP
http://kimsyvl.wix.com/travel

たかはしじゅんいちさんHP
http://junichitakahashi.com

ウォン・ウィンツァンさん
http://www.satowa-music.com






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大島の椿を使った作品

2016-01-31 08:59:09 | 作品
2013年に台風被害により、ホテルと敷地内の椿の木を流されてしまったホテル「椿園」さん。
縁あって、2014年に生き残った椿を使用して作品を作成させていただいた。
その写真作品とポストカードの売り上げは必要経費を除いて、復興支援になる。
撮影したのはちょうど2年前。
今思うととても貴重な機会をいただいたのだと、恐縮してしまう。
2年前の撮影時には大雪が降って、船が着くかわからない状態だった。
当日は雪もまだ多く、その中で自分で椿を摘んで作品を作成し、カメラマンさんに撮影していただいだ。
花をいける時は、あまり時間をかけると花がしおれてくるし、関係者の方達を待たせるのも悪い気がして、少し焦っていたけど、
精一杯、想いがこもった作品を作れたと思う。

椿作品より「Rebirth」



2/6(土)に開催される大島イイもの展で、写真作品のみ数点展示します。
たくさんの大島のイイものに出会えると思います。
ぜひお立ち寄りください。

大島イイもの展
2016年2月6日(土)13:00-20:00
場所:アーツ千代田3331内ラウンジ

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あけましておめでとうございます。

2016-01-04 18:49:58 | 作品
あけましておめでとうございます。
良き一年でありますように。
今年はいろいろなことにとらわれずに、自由に自分の感覚を信じて大事にしていきたいと思っています。
今を大切にするというか、どんな瞬間も楽しめる自分でありたい。




今年6/3-9までパリのギャラリーで個展をします。
まだ先だと思っていたけど、半年をきってしまった。
若干焦ってます。


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年の瀬

2015-12-30 15:32:38 | 作品
早いもので、もう2015年も終わろうとしている。
今年は停滞していたような、漂流していたような一年で、そしていろんなものをやめたりして手放した年だったと思う。
訃報もいつになく多く、ものすごく自分のことや作品について考えたし、焦ったし、もがいた。(その割に深くなってはいないけど)
今までの毒出しを1年かけてしたんだなと思う。

来年は楽しむことを忘れずに、人に惑わされず自由に自分の感覚を信じていきたい。
自己満足でもいいのだと思う。
その時その時の自分の作品をいいと思えなければ、自分を否定することになる。

下の作品のタイトルは「Deeper, Deeper」
暗闇では光は最も輝いて見える。
深く深く暗いところにいるけれど、希望を忘れない。
ちゃんと呼吸している。
生きている。


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墨象(書)作品と生花

2015-12-01 11:01:22 | 作品
墨象作品に花を組み合わせるのは、なかなか難しい。
気持ちよくいい作品が書けても、花を置く位置がなかったりすると意味がない。
また、花もいろいろあるので、どんな花を使うのか書作品との相性も考えないとちぐはぐなものになってしまい、融合させる意味がなくなってしまう。
(もちろん失敗はたくさんしている…)
花と墨象作品を組み合わせるなら、墨の中から花が生まれてくるような、花と墨象作品との融合したエネルギーが感じられる作品にしたいと思って制作している。
われながらなんて面倒くさいことを選んでしまったのだろうと思うが、大変だけど、楽しい時間である。

少しだけ書いた作品がたまってきたので、作品を選んで、花の位置を見てみる。
パネル張りをする前なので少しシワシワだけども。
花は庭で咲いていた山茶花にちょっと協力してもらう。
淡い墨の作品なので、花も柔らかい印象のものが合う。多分赤いバラだと違和感が出るかもしれない。後でいろいろ試してみよう。








この山茶花は後ろもかわいい。



でも展示の時はもちろん山茶花はない…ので、似た花を探すか何種類かで試してみるしかない。

以前誰かに、ある花に捧げる気持ちで書いたりしないのか?と聞かれたことがあった。
それはある意味そうした方が、芸術家っぽいんだろうなあと思ったけど、その花は永遠ではないし、それ以上の花はないということになってしまうので、難しいかな。

花と墨象作品の一期一会、儚さと永遠、じっくり楽しく向き合いたい、追求したいテーマだ。

こちらもどうぞ。
http://achoachoacho.com



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