いよいよ仕上げの工程にきた。
この日は、既に5日以上もたち、十分な養生期間を経ていた。
乾燥は十分。硬化状態も良好。
実は、この工事に入る前には、すでに仕上げはどのようにするか決めていた。
それは、アイカ工業のジョリパットという仕上げ材の「アールテスタ」
という名前のパターンだ。仕上がりの感じは「ザックリ」という言葉が当てはまる。
しっとり、おとなしい感じではない。ボリューム感たっぷりの仕上げりである。
ところが、なぜか仕上げ工事当日、気持はすっかり変わり、しっとり、おとなしい
感じのパターンに決めてしまったのである。なぜなのか、ルークは確かに優柔不断
であるが、自分でも驚くほどの性格なのである。
もしこれが通常の仕事であれば、絶対にあり得ないことである。
これも、ルークの倉庫には多くの材料が在庫しているせいだろうか?
過去に実際の工事で行ってきた仕上げパターンの中でとりわけ納得したというか、
自分好みのパターンと色があった。そのことが仕上げ当日頭をよぎった。
やはりそれもアイカ工業のジョリパットであり、パターンは「割肌」と言われている。
なぜ「割り肌」にしたかというと、小窓の枠回りに加工した「R」の形である。
その「R面」をやさしい感じに、手作りぽくしたかったのだ。
「ザックリ」と大きなパターンをつけては「R面」のやさしさが表現できない。
さて、決めたからにはもう突っ走るしかない。
仕上げの日は連日の猛暑であり、施工面には西日がしっかり当たる。
ジョリパットの最大の難点は表面乾燥が異常に早いことだ。
そのような条件では決してうまく仕上がらない。
その対策として、ルークはひと手間かけ、仕上げ面に直接日光が当たらないよう
ネットを張り、仕上げ面に日陰を作った。通常作業の倍は手間がかかるのである。
そして無事完成・・・・・。
この日は、既に5日以上もたち、十分な養生期間を経ていた。
乾燥は十分。硬化状態も良好。
実は、この工事に入る前には、すでに仕上げはどのようにするか決めていた。
それは、アイカ工業のジョリパットという仕上げ材の「アールテスタ」
という名前のパターンだ。仕上がりの感じは「ザックリ」という言葉が当てはまる。
しっとり、おとなしい感じではない。ボリューム感たっぷりの仕上げりである。
ところが、なぜか仕上げ工事当日、気持はすっかり変わり、しっとり、おとなしい
感じのパターンに決めてしまったのである。なぜなのか、ルークは確かに優柔不断
であるが、自分でも驚くほどの性格なのである。
もしこれが通常の仕事であれば、絶対にあり得ないことである。
これも、ルークの倉庫には多くの材料が在庫しているせいだろうか?
過去に実際の工事で行ってきた仕上げパターンの中でとりわけ納得したというか、
自分好みのパターンと色があった。そのことが仕上げ当日頭をよぎった。
やはりそれもアイカ工業のジョリパットであり、パターンは「割肌」と言われている。
なぜ「割り肌」にしたかというと、小窓の枠回りに加工した「R」の形である。
その「R面」をやさしい感じに、手作りぽくしたかったのだ。
「ザックリ」と大きなパターンをつけては「R面」のやさしさが表現できない。
さて、決めたからにはもう突っ走るしかない。
仕上げの日は連日の猛暑であり、施工面には西日がしっかり当たる。
ジョリパットの最大の難点は表面乾燥が異常に早いことだ。
そのような条件では決してうまく仕上がらない。
その対策として、ルークはひと手間かけ、仕上げ面に直接日光が当たらないよう
ネットを張り、仕上げ面に日陰を作った。通常作業の倍は手間がかかるのである。
そして無事完成・・・・・。