ここ数年無機質なモルタルを仕上げに使うことが多くなったようだ
有名どころで、ベルギー産の「モールッテックス」
国産では株式会社フッコーの「モラート」
アイカの「モルタルアート」
日本化成の「デコリエ」
これらの特殊材料を使用するには講習が必要であり
左官職人だからと言って誰でもできるわけではない
毎日忙しいルークも関心があるものの、なかなか講習を受ける時間が無い
そこで試しに類似した左官在を駆使して、その辺にある使わなくなったテーブルや
事務所の何の変哲も無いテーブルに施工してみた。
上記にある写真はその一つである
事務所に置いてあるテーブル(天板はメラニン)
天板表面を軽くサンディングし粉を拭き取り天板の周辺から塗る
このあと同じように天板を塗る
その際、綺麗に塗りすぎると面白みのない仕上げになってしまうので多少雑に塗る
硬化乾燥したらサンディング→コーティングして仕上げ
使用した材料はハネダ化学のショートフィラー#21+着色剤に墨を少々
カチオン系の材料なので下地にガッチリ密着する
仕上げはアトミクスのフロアトップアクアフォルティス(艶消し)
コーティン材はフォークリフトが走行しても大丈夫なほど丈夫 (^_^)
意匠性もそこそこあり、なかなか良い感じだ。
そして、とても頑丈である
自分の持ち物なので気兼ねないが、売り物にはならないかも知れないな(泣)