左官屋ルークの日記

一左官職人が愛犬「ルーク」の名を借りて、本業の左官職や趣味、家族愛について語る。

左官職デビュー 左官女子

2018-06-30 10:43:29 | 本職

 

 

左官材のデザインは同じ種類のパターンでも個人差が出る。

また、パターンを付ける時 考えすぎたり躊躇したりすると

思うように描けない。つまりある程度の思い切と無心さが要求される。

 

そのため、本番に入る前に仮の塗り板に何度か塗ってはパターンを付け

気に入らなければ剥がし、また塗り付ける。そんなことを繰り返していくうちに、

イメージが体に身について行くような感じになる。

 

上記のパターン作者は昨年ルークの会社に入社した新人女子(ルークの次女)。

トレーニング用の塗り板にルークが自ら塗り付けその直後に「くし目」を付けてもらった。

さすがに左官コテを使いこなすには数年かかる。

 

度胸があるのか、センスがあるのかわからないが、たった2回目で完成。

曲線にためらいがなく躍動感も感じる。いい感じだ!