日本政府は緊急事態宣言を解除するとともに、経済と感染防止のバランスを採ると言いつつ、経済重視に舵を切った。
本来、コロナ対策は、最優先課題に向けて取り組むべき事案である。経済とのバランスを重視すれば、感染防止は疎かになってしまう。
東京都の感染が増加して、再度自粛要請の復活が言われ始めている。
ここに政治判断の良否が問われている。 「二兎を追うものは、一兎も得ず」の例えが、頭を掠める。
感染対策を揺るがないようにしてこその「経済」ではないか。
「焦っては、事を仕損じる」というが、少し焦りすぎたのではないか。
多くの国民が、心配し始めたように思う。通勤・通学の満員電車が怖ろしくなってきたというではないか。
経済再生相がリーダーなのは気掛りである。本来は厚労相がもっと前面に立つべきではないのか。
パ リ の オ ペ ラ 座 正 面 入 り 口