人間らしく

日記です

令和にも大晦日がやってきた・・・

2019年12月31日 05時24分44秒 | 日記

 とうとう令和にも大晦日がやってきた。庶民にとっては、新年を迎える準備でおおわらわだ。
毎年のことながら「この道はいつか来た道」と思う時である。
老いるにしたがって、一年が早くやってくるように感じる。
一年をゆっくりと顧みる間もなく、新年を迎えることになる。
元日からどの店も、「福袋」の初売りに躍起だ。せめて正月三が日は休んでもらいたいもの。
コンビニ業界にも休店の動きが出始めたようだ。
今年も帰省客の大移動が始まった。交通機関も混雑は避けられそうにない。
年に一度の核家族の再会を目指すのだろう。再会の喜びは格別だ。事故のないことを祈ってやまない。



                              広 島 美 術 館 に て


社会のルール・チェンジがはじまった・・・

2019年12月30日 05時57分59秒 | 日記
働き方改革、IT社会の変化、年金の先行き不安、老人目当ての詐欺等社会情勢の変化により、人々の思考が変わってきた。
それに伴って、これまでの常識、慣行、しきたりが変わってきた。今まさに、社会の「ルール・チェンジ」が行われている。
この「ルール・チェンジ」が世の中変わったと云われる所以ではないか。
常識は過去のものとなり、通用しなくなる。老若男女とも「意識改革」が急速に求められてくる。
若人にはすぐさま対処できるが、旧態依然のままの年寄りには追随できない。
年寄りにとっては、住みにくい世の中になったものだ。
今後とも、次から次へと変化は加速いていくことだろう。
「ボーっと」している訳にはいかなくなってきた。そんな「ルール・チェンジ」が進行している。
年寄りの意識改革は厳しい。



                        旧 家 の か ま ど 跡



お客様サービスセンターは今・・・

2019年12月29日 07時31分43秒 | 日記

顧客サービスの良否は、企業の死命を制する。
そのため各社とも、お客様応対サービスの向上に全力投入されているようだ。
最近の「お客様相談センター(CS)」のサービスぶりは素晴らしい。
利用する客も多くて、接続するのに時間がかかることもあるが、オペレーターの応対には、眼を瞠るものがある。
会社のイメージアップのために、素晴らしい社員教育が実施されているのだろう。
かつて、お客様サービス部門の任に当った私には驚異として映る。
「取扱説明書」が解り難いことと、商品にマイクロチップの挿入されていることから、使用方法が複雑となり、益々利用されることだろう。
取説がもっともっと簡単に記載されないものか。一工夫欲しい。
詳しく記述されるのも良いが、判りやすさに目を向けて欲しい。



                               メ リ ー ゴ ー ラ ン ド は 往 く




縁の下の力持ちにも光を・・・

2019年12月28日 05時49分55秒 | 日記
日本人は、本来、謙譲を美徳として、控えめに自己表現する国民であった。
戦後、何時の頃からか、派手なパフォーマンスをするようになってきた。
自己を喧伝するために、「ヤッターマン」=「俺がやった」と誇張する人が多くなった。
「ヤッターマン」とは、部下や他人が達成した成果をあたかも自分の手柄にしてしまう人間のことをいう。
特に会社では栄達のために、他人の成果まで、横取りするようになった。
部下や関係者の努力・協力まで自分の手柄にしたがる人達が多くなったように思う。
「駕籠に乗る人担ぐ人、そのまた草鞋を作る人」とあるように、多くの人の支えで、偉業は光り輝くのだ。
地味で陰で支えてくれている人達が居ってこそのことだ。
競い合うのは良いとして、経営者は目立たぬ所にも、光を当てて欲しいものだ。



                         平 櫛 田 中 さ ん の 作 品




洞察力が大事な時代に・・・

2019年12月27日 05時22分25秒 | 日記

 ベルリンの壁崩壊以来、世界は羅針盤なしに荒海を漂い始めた。
行く先不明の旅路が始まった。群雄が自国第一を主張し合って、百家騒乱の時代の到来である。
不沈空母と思えた大会社も倒産し、年金財政も怪しくなってきた。
若い人達は何を目標に暮せば良いのか、不安一杯の社会になってきた。
この時代に大切な事は、個人として、社会がどのように変わっていくかを見定めることだ。
人物評価に欠かせない「洞察力」を磨いておくことだ。
これは、個人の歴史観によるものだが、鋭い眼力を養っておくことだ。
「ボーっと」暮していたのでは、対処の仕方がなくなる。
この時こそ、人間の本質、歴史感、過去の過ち等総動員する必要がある。
歴史観を磨いておくことが、求められる。



                  パ リ の 凱 旋 門


若者たちの帰属意識と忠誠心は・・・

2019年12月26日 06時33分20秒 | 日記
忘年会シーズンだ、巷では忘年会が盛んにおこなわれている。
「忘年会」も年々様変わりしてきているようだ。
若い人たちは、世代間ギャップを嫌って、参加しない人も多くいると聞く。
以前から、新入社員は入社してからすぐさま、約三分の一の人達が退社していくと聞く。
会社は会社で人手不足で難儀している。世の中様変わりしたものだ。
就職難を経てきた我々からすれば、贅沢極まりないように思える。
社会人として、会社への「帰属意識」と「忠誠心」が無くしたのだろうか。辛抱する心が失せたのか。
人が人として触れ合い、共に苦労を分かち合い、働く喜びを失くしてしまったのか。
これを憂うのは、「年寄りの冷や水」なのか。
世の必然的流れなのだろうか。聊か寂しい気もするが・・・。



                              金 子 み す ゞ さ ん 宅



「中村哲」さんの死に、旭日小綬章が・・・

2019年12月25日 11時44分47秒 | 日記

 「中村哲」さんの死に対して、政府の対応について批判を持った。
「自己責任」として扱われたのではないかと疑ったからだ。
この度、政府から「旭日小綬章」と「感謝状」が贈られた。
やや遅れた感はあるが、故人や家族は慰められたことだろう。
海外の悲惨な有様を見て、己を捨てて、人道的に尽くしてくださっている人達には、頭が下がる。
自然災害に真っ先に駆け付ける「国境なき医師団の人々」や「ボランティア」で活躍されている人達には、朗報だったに違いない。
人命救助で活躍される方々に、心から拍手を送り、その心意気を称えたい。
思うに任せぬ世界だが、人々の善意で人命は維持されているのだ。



                        エ ッ フ ェ ル 塔 か ら の 眺 望


病は気から・・・

2019年12月25日 06時32分19秒 | 日記
むかし、むかしある時、川柳で「騙されて飲んだ胃薬頭に(脳)に効き」と詠んだことがある。
これは実際に経験したもので、仲間が悪ふざけで、頭痛に胃薬を飲まされた時にできた一句である。
薬も気持ち次第で、効くと信じて飲めば、効能があるをことを示した句である。
その外にも、「白衣高血圧」といって、血圧を測定する時、医師の白衣を見て、緊張して血圧が上昇する現象をいう。
これらを称して、医学的には「ブラシーボ効果」というらしい。
信じて疑わずに飲む薬は、精神的に効能があるという。
心で「信じる」ということは、いかに大切な事かを物語っている。
医学用語として存在しているということは、科学的にも実証されているということだ。
「病は気持から…」というが、あながち馬鹿にはできない教えでもある。



                           ア ル プ ス の 氷 河


定価は何処へ・・・

2019年12月24日 05時27分16秒 | 日記
大型店やデパートへ行くと30%~50%OFFの看板が目に付く。
テレビやラジオの通販でも、初回に限り、格安の価格が表示される。
商魂逞しいのは良いとして、「定価」は何処へ行ってしまったのか。
信用と格式を誇った「デパート」でさえこの有様だ。
デパートもスーパー並みに近づきつつあるようだ。
いくら競争とはいえ、長い目で見れば「適正価格」があってもおかしくないと思う。
日本に久しく「デフレ」が続くのは、それも一因になっているではないか。
目先のことばかり考えていると、このデフレからの脱却は無いように思えてならない。
安く買いたい心理は分るが、消費者も安物漁りばかりしないで、「適正価格」=「定価」が普通になる時代が待たれる。



                         ロ ン ド ン の 街 角 で






働き方改革について一言・・・

2019年12月23日 05時50分20秒 | 日記
日本人は真面目でよく働くと云われている。しかしながら、効率的でないとも言われている。
世界基準でいえば、労多くして効率的でないということか。
長時間労働や過労死が問題視されて、「働き方改革」となった。
確かに慣行やしきたりで、ダラダラと働いてきた傾向はある。
最近、サラリーマンの一部には、早く帰宅せずに、フラフラと寄り道して帰る人が増えてきたという。
これを帰宅恐怖症の「フラリーマン」というそうだ。
働き方改革で得た時間の有効活用に苦慮するようでは、何のための改革かわからない。
まさに「小人閑居すれば、不善を成す」の例え通りだ。
「働き方」を変えつつ、 「余暇の善用」を同時に考え直す必要がある。



                          ス フ ィ ン ク ス 像