遥か彼方と思っていた八十路がついにやってきた。感慨ひとしおである。
嬉しいやら、悲しいやら、複雑な感情が入り乱れている。
よくよく考えれば、よくぞ戦時中から、戦後の悲惨な時代を生き抜いてこられたものだ。
若かりし頃、家庭的にも経済的にも恵まれずに、今日の日を迎えられたことに、なにより感謝しなければならない。
幸せという形は目にできないが、大過なく今日を迎えられたことに感謝したい。
心の底から、大空に向かって「ありがとう」と叫びたい。
これからの余生は、少しでも世のため、人のためにお役にたてればと願っています。
ア ン ネ の バ ラ 可 憐 に