巷間、「人間、諦めが肝腎」と人はいう。これは、金銭欲、物欲、名誉欲等執着心を放棄させるための言葉だろう。
無駄な所有欲を持つなという教えだ。諦めれば、無駄な欲望を持たずに済むということだ。
諦めることは、明るい希望とは相容れず、マイナス思考に陥りがちだ。
実現できる希望がある時には、希望に燃えプラス思考を持つようになる。
人は何に希望を抱き、執着心を捨てるかが、その人の人生観にかかっている。
「諦めること」と「希望を持つこと」は、背反関係にあり、人の価値観を決定的にする。希望は野望になってはならない。
家族と共に一日でも長く生き続けたいと淡い希望をもって、今日も懸命に生き続ける私である。
猪 苗 代 湖 か ら 磐 梯 山 を 遙 か に