徒然なるままに

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怒涛の3時間  最愛の義父 理想の最後

2022-09-01 08:46:17 | 日記

8月27日

みんなに愛されていた義父が亡くなりました

 

意識がなくなってからは怒涛の3時間でした

それまではいつもの通りの生活でした

私の理想の最期です

 

普段から尊敬してやまない義父でしたが

最期まで理想の義父でした

 

 

その日

主人と出かけた外出先に娘からの電話があり

「義父が息をしていない」

救急車を呼んだとのことで急いで帰宅

救急隊の指示で息子が心臓マッサージをしているとのことでした

 

幸い近所だったので主人だけ先に帰ってもらい

救急車に同乗することができました

息子の運転で私も後を追い病院へ

車で10分ほどの救急病院へ搬送されるも

息を吹き返すことはありませんでした

あれよあれよというまに時間は過ぎ

家を出てから3時間弱

無事(?)無言の帰宅を致しました

 

享年88歳

誰からも好かれるとても素敵な人でした

若い頃はかっこよかった!そうです

確かに

 

きれい好きで、頼まれなくてもお掃除をしてくれて

「やってあげた」的なことは一言も言ったことがありません

 

義母からもらった着物を着て見せた時には

本当にうれしそうに褒めてくれました

 

 

救急車を呼ぶ少し前まで普通に生活していました

前日まではお酒を飲み、お昼もカレーを完食

おやつを食べ

夕方には食欲はないと言ったようですが

お風呂に入り、自分の体を洗うのはもちろん

いつも通り水1滴残さずきれいに拭きあげて

出てきたそうです

 

上半身はだかで眠っていたので

義母が「風邪ひくわよ」と声をかけたら様子がおかしい

ということで私たちを呼んだそうです

あいにく主人と外出しておりましたので

娘と息子が対処してくれ

娘からの冒頭の電話がかかってきたという訳です

 

表情からすると苦しんだ様子はうかがわれません

ドラマのような別れの言葉はありませんでしたが

発見が遅れるわけでもなく

意識が遠のく間際まで普通に生活できたのは

良い最期だったのではと思います

 

義母もさることながら義父は本当に素晴らしい人で

性別は違えど人間としてこうありたい!と思う理想の人でした

 

不出来な嫁を暖かい目で見てくれました

感謝してもしきれませんが

うまく言葉にできません

 

 

義父母が管理している『箱庭』

去年は私がやっていましたので

草ぼうぼうでした

やっと元気になった義母と義父が協力して

ここまできれいになりました

 

娘とマゴと3人で通夜会場に向かう途中

大きくてきれいな虹が出ていました

会場に着くころにはほとんど消えていて

写真に収めることはできませんでしたが

3人の素敵な想い出になりました

何だか義父からのメッセージのような気がして
(勝手に解釈して)涙が出ました

 

雨予報で雨が降ったり止んだりでしたが

移動の時は雨がやみ

困ることはありませんでした

通夜翌日の明け方雨が降り

通夜会場に泊まった義母はお花の水の心配をしなくて済みました

偶然かもしれませんが

最後の気遣いと思わせるような不思議な出来事でした

そう思っていれば幸せです

 

 

義母のお世話をしてくれた義父が亡きあと

義母のできることは自分でやって

できないことはみんなで手分けをして

お手伝いをしていきたいと思います

 

泣き崩れることなく

気丈にふるまっている義母でした

義父の分まで

1日でも長く元気に楽しく生きてもらいたいです

 

悲しんでばかりいられません

先送りにしても誰もやってくれませんので

できることからちょっとずつ

手続きなどを行っていきたいと思います