城郭 長谷川博美 基本記録

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鎌刃城まつり 謎の文言「みま」

2022-06-06 03:22:24 | 民俗学

鎌刃城まつり 謎の文言「みま」

◆対談者

長谷川先生私は先週鎌刃城まつりに行って

参りました。福岡大学名誉教授森茂暁先生

の講演を拝聴しとても素晴らしく感激です。

 

◆長谷川

そりや良かったですね!それだけ森先生が

学術家研究家として超一流と言う証明です!

 

◆対談者

「佐々木」京極道誉が子息佐々木高秀に

己のが臨終する「みまかり」際の遺言

です資料の最後には「みま」の文言が登場

し講演会場の全員が「みま」の事に沈黙?

◆長谷川

応安6年は 西暦1373年の事案という事ですね?

鎌刃城まつりに参加された方々は歴史通であり

会場の全員が「みま」を知っておられた事でし

よう。近年の講演や講座の特徴として参加者様

の学術レベルと知識が非常に高く質疑応答自体

コロナの時節もあり遠慮される傾向のようです。

 

◆対談者

長谷川先生は「みま」の事を理解してますか?

 

◆長谷川

私は解りません。正直に解らないと答える事

が学術家の基本であり今後の研究の提起です。

 

◆質問者

近江国犬上郡に尼子を冠する集落がありますか?

 

◆長谷川

①先ず犬上郡多賀町尼子

②次に犬上郡甲良町尼子

2つ尼子に関する集落があります。

多賀町は、大尼子とも表記される

事は、私は気になる事案でもある。

 

◆質問者

近江国水沼庄とは一体どこにあったのでしょう?

 

◆長谷川

世界大百科事典第二版「水沼村」を引用して

おきます。

みぬまむら【水沼村】

東大寺の近江国犬上郡の荘園。現滋賀県

犬上郡多賀町敏満寺・大尼子の南部一帯。

正倉院所蔵の東大寺開田図のうち,751年

(天平勝宝3)の〈近江国水沼村墾田地図〉

が〈近江国覇流(へる)村墾田地図〉と

ともに麻布に一幀とされて遺存している。

その奥書部分に記載の太政官符によると,

751年以前,太政官の命を受けて,近江国

が正税を用いて,公力により開発した30町

の地である。田図は751年にその結果を記載,

作成され,太政官に報告提出したもの。

とあります。

大尼子の地名に注目して下さい。

◆長谷川
「水沼」は「みぬま」と読まれ、これが「みま」=「弥満」
「敏満」へと転訛したと一般には考えられおりますが
『多賀町史』上巻320項に以下の如く記載されています。
以下の名越は長浜市、松尾は米原市、三沼は多賀町です。
犬上郡多賀町の敏満寺は元来「弥満寺」「みま」寺です。
 
◆長谷川
「みま」について私は今回その詳細や
検討は致しません。さてさて私の歴史
講座はJR米原駅に近い場所で開催され
ております。彦根犬上米原市長浜市に
在住の方は是非御参加を宜しくお願い
申し上げます。日本の城郭ビイスタ論
や文献『信長公記』なども併せて楽し
く柔軟に歴史城郭を皆様と学びましよ。
 
 
米原学びあいステーシヨン受付電話
☎ 0749-52-2240 参加費500円
歴史城郭研究家 長谷川博美
講座名 「木曜日はお城でしょう」
 
令和4年度
4月28日木曜 10時~11時30分
終了致しました。御参加様に感謝!
5月26日木曜 10時~11時30分
思いもよらず盛況でした感謝です!
 
6月23日木曜 10時~11時30分
 
7月28日木曜 10時~11時30分
 
8月25日木曜 10時~11時30分
 
9月22日木曜 10時~11時30分
10月27日木曜 10時~11時30分
11月24日木曜 10時~11時30分
12月22日木曜 10時~11時30分
令和5年度
1月26日木曜  10時~11時30分
2月16日木曜  10時~11時30分
3月23日木曜  10時~11時30分
 
◆質問者
 犬上郡のものですが。長谷川先生は
城郭構図 『城郭ビイスタ論』そして
庭園鑑賞理論 扇の矩 おおぎのかね
江戸版画の構図解説と非常に柔軟解説
が特徴で私はハット驚く事が多々ある。
 
 
 歌川広重の描く浮世絵版画にある
『木曽海道六拾九次之内 高宮』には
ビイスタ工法が施されていまいすか?
 
◆長谷川
既に町屋の構図の遠近法が読み取れます
が旅人の婦人の荷物の傾斜角度また画面
の松の枝葉まで日本の伝統的ビイスタの
手法に従って版画の構図を構成しており
日本古来より継承されてきた伝統文化に
従い、版画の構図が作成されております。
日本伝統文化ビイスタ工法を頭ごなしに
批判否定する事は織田信長の安土城天主
や信長の命令で作られた小里城の日本の
伝統文化としてのビイスタ工法を無視し
学問学術進展進捗を妨げる可能性も危惧
され私は学問研究の進捗を期待致します。
日本文化の中に潜在する匠の技を再認識
する時節到来する事を慎み申し上げます。
 
 
▼安土城 天主台 ビイスタ工法縄張
 
 
▼小里城 天主台 ビイスタ工法縄張
 
 
◆長谷川 追記
 
日本の城は最高のハイテク技術で縄張してる。
従って現代人には読み取り難いとも言えます。
日本の浮世絵版画って現在人から見れば江戸
の長閑な風景画としての気楽な鑑賞眼で見て
ますが浮世絵は当時最高峰の視角技術を駆使
して絵師や版元や刷師が印刷しておりますが
現代日本人が江戸の文化の粋や本当の意味の
風流や日本人の本質として技術を現代日本人
は本当の意味で読み取れるでしょうか?この
高宮宿の風景、町屋、人物、菅嵩、借景も含
め大変高度な設計技術で構成されているから
日本人の心にの奥底に響いてくるのですよね?
日本の城だって浮かれた気分で縄張してる訳
ではないのですか真剣に城を観察しましょう。
日本文化の城に庭に版画に魅力は潜在してます。
それを読み取る事自体も我々日本人の役目です。
美しく見せる為に用意周到に確実な構図が▲
潜在している。それが日本文化の奥ゆかしさ
 
 

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2022-06-05 15:18:54
すごく鋭く!すごく柔軟!そんな投稿に感心します。
返信する
Unknown (Unknown)
2022-06-05 18:34:15
浮世絵ってこんなに深かったんですね。城郭も深いんだと思います。遊び気分で城に行く行楽も良いけど、城を真剣に見学すめ事も日本人にとり大切な事だと思いました。
返信する

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