広小路歯科 院長の雑記帳  (豊橋の歯科医院)

休診日:木、日、祝日
診療時間:9時~12時 2時~7時
*土曜は5時まで

1泊舎営 

2009-06-29 10:02:32 | ボーイスカウト
6月27日(土)28日(日)に行われた、ボーイスカウト豊橋第9団カブスカウト隊の1泊舎営に参加してきました。
土曜日5時までの通常診療を終え、子供を明るいうちに散歩に連れて行き、夕食を食べて、それから子供達をお風呂に入れて(←ココ大事!)から8時ごろ現地に入りました。
ちなみに、ボーイスカウト(小6~中3)がテントでキャンプをするのを野営、それに対してカブスカウト(小3~小5)は屋根のある家屋でキャンプをしますので舎営といいます。


2日目は、雨模様。
さすがの晴れ男の私のパワーも梅雨空に負けてしまいました。
そこはそれ、雨には雨の活動方法があります。
在り合わせの資材を活用して、雨よけの天幕を張ります。


隊長とスカウトたちは、雨合羽を着て予定通りハイキングに出発です。
悪天候でも快適に過ごす術が徐々に身についてきます。
出発前には隊長から諸注意があります。ちゃんと聞いていないと身に危険が及びます。
しっかり人の話を聞くことが出来るようになっていきます。



雨にも負けず、元気に「行って来ます!!」
カブスカウトのモットーは『いつも元気』です。
雨天を悲しむのも楽しむのも気持ちの持ち方とスキル(技量・技術)次第です。
前向きな思考と困難に向かう勇気も備わります。
元気に出発した隊長とスカウトたちを見送って、私は次のプログラムの仕込みに入ります。


野外炊事(=飯盒炊爨)の為のカマドを作ります。
カマドの必要条件は、飯盒が3つ同時に掛けられて、1回の使用に耐えうるもの。
キャンプファイヤーで余った角材片とコンクリートブロック、そして建材の余りの金属棒で作りました。
いずれも現地調達品です。


それと大事なのが、薪の準備です。
細いサイズのものから中くらいのもの、そして火持ちが良い太目のものをそろえます。
細いものはナタで割って作ります。
中くらいのものには着火しやすいようにナタで刻みを入れておきます。
ハイキングから帰ったスカウト達の前で1回で火を起こすデモンストレーションをしなくてはなりません。



無事に一回で火起こしに成功しました。(←リーダーの面目が保たれます)
天幕を張って、カマドを造って、薪をしっかり準備すれば、雨の中でも野外炊事ができるのです。
スカウト達にいろいろな事を感じ取ってもらえると嬉しく思います。
小学生年代のうちは細かい理論抜きで実体験から感じ取ってもらうのが良い事だと思います。


隊長さんの火加減と時間の勘所によりみごとな炊き具合の御飯が完成しました。
適度なオコゲが出来る最高の炊き具合です。
『カマド直火炊き』どんな高性能自動炊飯器もこの域には到達できません。


団委員のかたが釣った35センチの黒鯛など数匹を差し入れに持ってきてくれました。
釣った団委員さんに聞きながら、私が三枚におろして刺身を造ってみました。
この活動をしていると、私自身も普段やらない事ができて、さまざまなスキルが蓄積されます。
なんでもそうですけど、1回でも実物を見たり、経験をするのは良い事です。


今回の舎営地はスカウトの保護者の私有地です。
多くの既存のキャンプ場や野外施設などでは、カマドを作って直火で飯盒炊爨をしたり、思いっきりスイカの種をと飛ばしたりはできません。
こうして、スカウト活動に理解を示して私有地を提供してくれる保護者の方には感謝です。

そうこうしているうちに、楽しい1泊2日の舎営の全てのプログラムは終了していきました。
見上げると、青空が広がっていました。





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