考えてみると、日本ほど、飲食店を含め、娯楽施設の多い国はありませんよね。 欧米に住まわれた方はお分かりですが、男性の娯楽に関して言えば、ポールダンス、ストリップ小屋、売春ぐらいなものです。 かたや、我が国と言えば、居酒屋、カラオケボックス、ナイトクラブ、風俗、その他、、、、、、 わずかな面積に群雄割拠しております。 それぞれの声を聞きながら、補償するとなると、巷で騒いでいる以上に大変なものがあります。 銀座のクラブのママが、「100万円の補償金程度じゃ、焼け石に水、闇営業せざるを得ない」とこぼす声を読みました。 「じゃあ!!!いくら欲しいんだ!!」って返したくなりますが、我慢します。 そんなこと言い出したら、銀座のクラブへの補償金だけで終わっちゃうんじゃないか^~ 😭😭😭 松本人志さんが、「ホステスに税金を払いたくない」と発言して大炎上しましたが、社会優先順位、社会通念とか、大きく考えて、至極真っ当です。 あるいは、クラブに常日ごろ、通われている、政治家や大企業役員様などに、寄付をしていただくとか。 欧米では、社会的成功を成し遂げた紳士は、寄付(チャリティー)という精神があります。 是非、寄付を!!
先日の、NHK、歴史ヒストリアは、「孫文と梅谷庄吉」でした。 梅谷庄吉?? 大方はそうでしょうが、現在に続く中国設立を影で支えた、中国人からしてみれば、大・大・大恩人なのです。(武漢ウイルスは、一端忘れましょう) 3000年続いた、皇帝政治を終わらせ、(最後の王朝・清を打倒し)、民衆による国家(共和制)を、アジアで初めて樹立させた、孫文。 辛亥革命といいます。 孫文と香港で出会い、彼に共鳴し、現在に換算して1兆円以上の革命資金を与え続けた人物こそが、梅谷庄吉なのです。 長崎の出身ですから、長崎人はご存知かもしれませんね。 ところで、ヨーロッパの公園には、中心部にレストランがあります。 手探りで欧米文化を取り入れていた明治時代、日比谷公園の中に瀟洒な洋風レストランが誕生しました。 『 松本楼 』です。 現在、中国から国家主席、それに準ずるクラスの人物が来日する際、しばしば非公式の夕食会が、この松本楼で催されます。 習近平もお立ち寄りされる予定だったことでしょう。 何故、松本楼なのでしょうか? 上述した近代中国設立の父、孫文。 多額の資金援助により、彼の革命の後ろ盾となった梅谷庄吉、 「松本楼」は、梅谷庄吉により設立されたからなのです。 中国では、「水を飲む人は、井戸を掘った人の恩を忘れない」 という諺があります。 田中角栄元首相同様、松本楼は中国にとって、偉大なる恩人なわけです。 ちなみに『 松本楼 』で有名なのが、年1度の「10円カレー、チャリティー」。1971年、過激派の放火により、松本楼は炎上してしまいました。しかし、全国からの厚い支援のもと、チャリティーで再びオープンすることができます。この恩返しとして、「10円カレー」を催しているのです。 受けた恩は忘れない。 松本楼自身も、その精神を貫いているのです。 新型コロナの脅威から抜け出せた暁には、日比谷公園に立ち寄り、松本楼の食事を満喫したいものです。