ひろ主任のひとり言2

宝物の愛犬ラッキーとの穏やかな毎日。

ブログもマイペースでのんびりと。
どうか見てやってください^^

「ヒトリシズカ」誉田哲也

2012-11-10 09:21:31 | 
久しぶりに書店にて新刊を購入。
なかなか最近読みたい本がなく、迷走状態の自分であったが、
これは気になっていて、とうとう買ってしまった。
もともとはWOWOWで放映されている連続ドラマWに影響を受けたのもある。
このWOWOWドラマWと言うのが、正直物凄いクオリティが高い。
今までも随分と良い作品を観てきた。その中でも、

「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」「マークスの山」

は絶品であり、原作の小説にとても忠実で感心したものだ。
この後来年には、再び高村薫原作の「レディ.ジョーカー」が放送される。
実に待ち遠しい限り。
そんなWOWOW連続ドラマWで現在放送されているのがこちら。

    

誉田哲也「ヒトリシズカ」

すでに第3話まで見終えた。
その第3話があまりに衝撃的だった為、ついに原作を購入。
誉田哲也さんの本は今回初めて読む。
竹内結子でドラマ化された「ストロベリーナイト」などの警察小説を
得意とする作家らしく、今回も物語全体を包む異様な暗さが印象に残る。

「ヒトリシズカ」とは、全部で6章からなる連続小説だ。
伊東静加という一人の女性が、様々な闇をもたらす展開。
連続殺人事件に発展する中、すべてに静加が絡んでいるというもの。
ドラマWでは、この静加役に夏帆。
正直これが物凄く怖い。
観ているこちらまで罠にはまりそうになる。
各章では、それぞれ静加によって落とし穴にはまる者もいれば、
静加を追うことで、死に至る者まで。
綺麗な薔薇には棘がある状態だ。



読者の感想を見ていると、かなり酷評されている部分もある。
しかし自分はドラマの影響もあり、とにかく怖かった。
静加がいったい何が目的なのか全くわからず、
しかし邪悪な者を徹底して嫌うという部分も持ち合わせて、
病んでいる女性というキャラがとてつもなく恐怖となった印象だ。
ただ、第4章でなぜ静加がこうなったのか。
そして最終章での突然の終焉と繋がる部分は、ある意味哀しい一人の女性という
のが見てとれる為、静加という人間に少し理解は出来た気もする。

今回静加を演じている夏帆がとても美しく、今後ちょっと注目。
明日、またまた衝撃の第4章をWOWOWで楽しめるので、
期待に胸が躍る。

「ヒトリシズカ」個人的にはお薦めです!

*WOWOWホームページより→ヒトリシズカ

人気ブログランキングへ
ランキングに参加してます。ポチッとして頂けると嬉しいです。

にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 北海道情報へにほんブログ村
こちらもよろしく


最新の画像もっと見る