ひろ主任のひとり言2

宝物の愛犬ラッキーとの穏やかな毎日。

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読書週間

2012-01-27 06:23:27 | 
先日図書館カードを作り、無事にデビューを果たした自分。
昨日1回目の返却日が来て、午前中に再び図書館へ向かう。
曜日別に開館時間なども違うのが面白いが、定休日は月曜日。
そして木曜日は朝の9時半から開館となっていた。
だいたい10時頃向かったが、すでに結構な人が来ている。



入ってすぐにこのような文学コーナーがあり、
ここで図書館に来たなぁ~とまずは心が躍るわけだ。
朝日を浴びて本も眩しいくらいだ。



まず返却口で本を返す。
この時の女史事務員の応対もとても心地よく、
また本を選ぶ楽しい時間が訪れる。
その後、目的の本を探しにハードカバーのコーナーへと向かう。
実はこれがなかなか楽しい。
読み損なった本がたくさんある。そして読みたかった本が見つかる時の喜び。
もともとハードカバーの本は高い。だいたい1600円~1800円。
ちょっと普段は買えない代物だ。

 

今後シリーズ物なども面白いなと眺めていると、
まさに読みたかった佐々木譲さんの本を発見するなど、
結構エキサイティングな時間である。
図書館では大きな声や、大きな笑い声はお控えくださいとあるが、
思わず「あった!」と叫びそうな衝動にかられる。
その中で今回借りたのはこちら。



「エトロフ発緊急電」  佐々木譲

「どんどん橋落ちた」  綾辻行人


まずは何と言っても佐々木譲さん。
北海道出身の作家で、「警官の血」などに代表される警察小説の第一人者だ。
最近はずっと読みたかった直木賞受賞作「廃墟に乞う」が文庫本として出たばかり。
これも読まなきゃとは思っていたが、その前にこれだったのだ。
第2次世界大戦中の米国諜報部員のスパイ活動と、その教育を受けて日本に潜入した
日系2世斉藤賢一郎の人生の抒情詩。
ちなみにこの「エトロフ発緊急電」は、山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会賞の
3冠を達成した冒険小説の金字塔である。
読みたくて仕方がなかった作品の為、昨日は午後から深夜12時近くまでかけて完読。
本当に面白かった。最後は、人としての感情を思い出した斉藤に涙。
ぜひお勧めしたい作品。

続いては、今日から読もうとしている綾辻行人。
この方、知る人ぞ知る推理小説界の切れ者。
なんせそのトリックが凄い。常に読者は騙される。
初めて彼の作品を読んだのが「十角館の殺人」。
これを読んだ時の衝撃。あまりに意外な犯人。あの一行の重み。完全に騙された。
続いて読んだ「迷路館の殺人」も当時賛否両論なトリックだったように思う。
とにかくトリックに飢えてる人向き。

最後に見つけたのが、ようやく読めるこちら。



「1Q84」3    村上春樹

これ、1と2は読んで持ってたんだけど、
3は買わなかったのだ。余裕がなくて。
ちょっとストーリーも忘れちゃったけど、また読めば思い出すと思う。
いかにも村上春樹らしい独特の雰囲気が漂っていて、
こちらも楽しみ。今からわくわくだ。

図書館にはまだまだ可能性を見た。
一度に楽しむのは3冊までと決めているのだ。
ちょうどよいペースで読めるから。

まさに今週は読書週間


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