ひろ主任のひとり言2

宝物の愛犬ラッキーとの穏やかな毎日。

ブログもマイペースでのんびりと。
どうか見てやってください^^

最近読んでる本

2012-12-11 19:19:56 | 
市の図書館休館日が毎週月曜日になってる事を知り、
あらら困ったと思っていた自分。
それならばと月曜以外のお休日にちょっくら行って見て、
しばし静かな空間にたたずむ。
まさにヒトリシズカ状態だが、この日は本を2冊借りた。



借りたのは、飯塚訓さん~墜落現場と道尾秀介さん~背の眼。

どちらも初めて読む作家さんだが、今回はなぜかこの2冊に魅かれた。
なかなか腰を落ち着けて読む時間などないのだが、天気の悪い休日や
体力温存の時間などを使って読んでいる。

      

    「墜落現場」

先日WOWOWで放送されたドラマ「尾根のかなたに」を見て、
再び思い出したある大きな事故。
覚えているだろうか?1985年8月12日、お盆の真っ只中に起きた
羽田発大阪行き日航ジャンボ機123便墜落事故。
航空機史上最悪の死者520人。
著者は、その時の警察鑑識官である。墜落現場で昼夜を問わず
遺体の検視と身元調査を行った実話が書かれている
「墜落遺体」という本もある。

これはその後の家族の物語。
事故をどう自分の中に受け入れ、どうやって生きて行くのか。
また亡くなった方々が、どう生きて来たのかが書かれている。
WOWOWでドラマを見たせいもあり、これは心にぐっと来るものがある。
想像を絶する現場の様子もリアルに描かれており、決して忘れてはならない
事故に対する教訓も理解できるよう記されていた。

人の人生は、いつ、どこで、そしてなぜ私が?という事が起こりうる。
それは決して他人事ではなく、明日は我が身。
だから、何気ない毎日だけど、普通に生きていることが幸せなことだと
思い知らされる。
27年を経た今、再び御巣鷹山を考えてみた。

      

     「背の眼」

最近俄然注目を浴びている道尾秀介さん。
2011年には、「月と蟹」で第144回直木賞を受賞している。
そんな彼の処女作であり、こちらもホラーサスペンス大賞特別賞を取ったのが本作。

かなりの長編な為、果たして読み切ることが出来るのだろうかと
不安になるが、なかなか謎が張り巡らされていて面白い。
小さな村にまつわる秘密というか、あることが謎で、
背中に写った眼のようなものが、その人を苦しめる。
不思議とその写真に写っている人は自殺をして行くのだ。

とりあえずここまで読んだ。
しかし返却日が確か今週中だったような気が^^;
いやぁ間に合わないな。

図書館のお姉さん感じよかったから延長許してもらうかな


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2 コメント

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Unknown (ねこやま)
2012-12-12 10:24:47
「墜落遺体」を発売の時に買いました。
泣きながら読んだ思い出があります。
一度しか読まず、それきり本棚の奥にあります。
また読むだろうと、手放さず持っているのですが
震災後また読む機会が延びた気がします。

一度しか読んでないけど、大切な本です。


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Unknown (ひろ主任)
2012-12-13 11:15:29
ねこやま様

墜落遺体...実は自分も先日書店で見つけまして、チラッと読んでました。
購入しようかとても迷って、考えてしまいました。
それでも、この本はいつかは読まなければと思っています。
個人的に苦境に立たされた場合などは、生きる勇気がもらえると
思うからです。

墜落現場でさえぐっと来るものがあります。
やはり今度購入しますね。大切な本だと思います。
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