久しぶりに本を読んで泣いてしまった作品。
出張時のJRでは、読書が楽しみで毎回本を選ぶわけだが、
今回のはやられた。
なにかの雑誌で推薦されていたのと、本の紹介POPに
女子が男子に読んでほしい恋愛小説NO.1
という文句に引き寄せられたのもある。
どうも恋愛小説は苦手で、そう滅多に読まないジャンルではあるが、
この作品は恋愛小説とひとくくりには出来ない深い余韻が残る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/2e/90ff59fb12a1b1723315cc0cad9f0be0.jpg)
『陽だまりの彼女』 越谷オサム著
著者越谷オサム氏は、2004年日本ファンタジーノベルズ大賞優秀賞で
デビューした若手の作家であり、基本はファンタジーである。
まずこの物語のプロットがなかなか素敵だ。
***幼馴染と十年ぶりに再会した僕。かつて「学年有数のバカ」と呼ばれ、
冴えないいじめられっこだった彼女は、モテ系の出来る女へと驚異の大変身を
遂げていた。しかし、彼女にはある秘密があり...
すらすらと読んでいくうちに、なんと言っても主人公二人がピュアで、
真っ直ぐで、決してベタな恋愛模様ではないことに気づく。
僕こと奥田浩介の優しさは最後まで胸を打つ。
いじめられっこだった渡来真緒をひとりで守り、クラス全員を敵に回しても、
健気に勉強を教えて行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/4d/20849398303f6371ebc2d35a2c3994c5.jpg)
やがて再会し、これまた二人が恋に落ちて行く模様も決して嫌味ではなく、
微笑ましく描かれる。
特に真緒の魅力がいっぱい。なんて可愛らしい彼女だこと。
二人でいるシーンは、まさに陽だまりのよう。
中学の時に優しくしてくれた浩介を、ずーっと一途に思い探していたのだ。
しかし、ようやく結ばれた二人に、何か悲恋な予感が漂い...
彼女のある秘密を知った時...
クライマックスから最終章へと流れるわけだが、
不覚にもここで自分は号泣してしまう。
それもJRの中でだ。
もう涙がなかなか止まらない。涙腺が弱くなったことは認めるが、
鼻水をたらしてまでは泣かない自分が、もう崩壊だ。
こうして今、書いている現在もウルウルである。
これはある種の部類に属する人には、たまらないラストになるであろう。
心に余韻が残る可愛らしいラストシーン。
自分はハッピーエンドと思う。まさにファンタジー。
読後に、温かい気持ちになることは保証出来ると思われ、
結末を知ってから読み返すと、あぁ~そうだったのかと改めてわかり、
今度は微笑みながら読めるという、一度で二度おいしい優しい物語。
何か今、本が読みたいなという方は、ぜひこの作品をお薦めします!
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この作品は恋愛小説とひとくくりには出来ない深い余韻が残る。
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『陽だまりの彼女』 越谷オサム著
著者越谷オサム氏は、2004年日本ファンタジーノベルズ大賞優秀賞で
デビューした若手の作家であり、基本はファンタジーである。
まずこの物語のプロットがなかなか素敵だ。
***幼馴染と十年ぶりに再会した僕。かつて「学年有数のバカ」と呼ばれ、
冴えないいじめられっこだった彼女は、モテ系の出来る女へと驚異の大変身を
遂げていた。しかし、彼女にはある秘密があり...
すらすらと読んでいくうちに、なんと言っても主人公二人がピュアで、
真っ直ぐで、決してベタな恋愛模様ではないことに気づく。
僕こと奥田浩介の優しさは最後まで胸を打つ。
いじめられっこだった渡来真緒をひとりで守り、クラス全員を敵に回しても、
健気に勉強を教えて行く。
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やがて再会し、これまた二人が恋に落ちて行く模様も決して嫌味ではなく、
微笑ましく描かれる。
特に真緒の魅力がいっぱい。なんて可愛らしい彼女だこと。
二人でいるシーンは、まさに陽だまりのよう。
中学の時に優しくしてくれた浩介を、ずーっと一途に思い探していたのだ。
しかし、ようやく結ばれた二人に、何か悲恋な予感が漂い...
彼女のある秘密を知った時...
クライマックスから最終章へと流れるわけだが、
不覚にもここで自分は号泣してしまう。
それもJRの中でだ。
もう涙がなかなか止まらない。涙腺が弱くなったことは認めるが、
鼻水をたらしてまでは泣かない自分が、もう崩壊だ。
こうして今、書いている現在もウルウルである。
これはある種の部類に属する人には、たまらないラストになるであろう。
心に余韻が残る可愛らしいラストシーン。
自分はハッピーエンドと思う。まさにファンタジー。
読後に、温かい気持ちになることは保証出来ると思われ、
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読むと言ったら西村京太郎ばかり。しかも2週間くらいかけてだらだら読むから若干登場人物がわからなくなるの
涙で心を潤すのも大事かもね
ちょっとウケル^^;
そりゃ2週間かけたら誰が犯人だかわからんねぇ(笑)
京太郎さんしばらく読んでないなぁ..
本で感情を揺さぶられるのはびっくり。
文の力って凄いと思う。
下手な映画より泣けるわけですよ