はれっとの旅路具

(はれっとのたびろぐ)田舎暮らしと旅日記
金沢・能登発 きまぐれ便

包んで結んで:応用・風呂敷でリュック~いざという時のために~

2006-05-31 17:56:42 | 田舎暮らし雑記
この記事は、2006年5月28日に能登・七尾でふろしき研究会森田知都子先生をお招きして、開催された「包んで、結んで、楽しく」と題する研修講座の概要です。

この記事を最初にご覧になった方は、「◎始めに・基本」から順にご覧になっていただくと、たった一枚の布である風呂敷に様々な役目をさせることができる知的マジックがお分かりいただけるものと思います。(写真はクリックすると大きくなります)



なんと、風呂敷でリュックサックも作れます!
トップの写真が完成形です。
ほぼ同じ大きさの風呂敷を二枚用意します。

肩掛け紐の作り始め●肩掛け紐
一方の風呂敷を表を下にしてひし形におきます。
手前の角を写真のようにちょうど半分の位置まで折り返します。


肩掛け紐を作る2奥の角も同じように折り返します。






肩掛け紐を作る3手前、奥共にさらに折り返します。





肩掛け紐完成最後に半分に折り返せば肩掛け紐部分の出来上がり。




リュックの袋●リュックの袋
次に残りの風呂敷でリュックの袋部分を作ります。
やはり表を下にしてひし形に置き、手前と奥の対角の角同士を固結びする途中にします。固結びは二度絡めますが、これを一度の状態で一旦やめます。


リュックの袋2固結び途中になっている結び目の上に、先ほど完成した肩掛け紐の真ん中を載せます。



リュックの袋3途中になっている袋の角を最初から固結びします。ちょうど、一度絡めた上に肩掛け紐、その上に固結びとなります。



リュックここまでで広げるとこんな形になっています。




リュック上の写真で、手前の女性が持っているように、肩掛け紐の端と、袋の端を固結びします。反対側も同じように結びます。



リュック両方とも結ぶと、こんな形になります。手で持っているところを方に通すと、立派なリュックサックになります!
災害のときや、両手を開けて荷物を持ちたいとき、これはかなり重宝しそうですよ。

是非、一度お試しください。


●包んで結んで能登編:目次
 ◎始めに・基本
 ◎基本:買い物袋~レジ袋に代えて~
 ◎基本:風呂敷でティッシュカバーとウエストポーチ~簡単に、暮らしに彩を~
 ◎応用:瓶を包む~リサイクルの優等生と共に~
 ◎応用:ワインのギフトラッピング~素敵な風呂敷も添えて~
 ◎応用:風呂敷でリュック~いざという時のために~(この記事)

包んで結んで:応用・ワインのギフトラッピング~素敵な風呂敷も添えて~

2006-05-31 17:53:20 | 田舎暮らし雑記
この記事は、2006年5月28日に能登・七尾でふろしき研究会森田知都子先生をお招きして、開催された「包んで、結んで、楽しく」と題する研修講座の概要です。

この記事を最初にご覧になった方は、「◎始めに・基本」から順にご覧になっていただくと、たった一枚の布である風呂敷に様々な役目をさせることができる知的マジックがお分かりいただけるものと思います。(写真はクリックすると大きくなります)



ワインのギフトラッピング1●ワインのギフトラッピング
風呂敷は贈り物を包み、運ぶのが普通の役目ですが、素敵な風呂敷をラッピングとして風呂敷ごと先様に差し上げる使い方の提案とのことでした。

輪ゴムを1本用意してください。
瓶の包み方と同じように、表を下にひし形に風呂敷を置き、中央にワインを置きます。
瓶の包み方と違うのは、手前と奥の対角を固結びせず、襞状にして飾りとすることです。
ワインのギフトラッピング2襞は2~3cm程度が良く、あまり細かくしないで良いとのことでした。





ワインのギフトラッピング3これを瓶の栓のあたりに当て、輪ゴムで仮留めします。




ワインのギフトラッピング4手前と奥の両方を留めると写真のようになります。




ワインのギフトラッピング5留めていない両端を瓶を包むときと同じように手前で交差させ、向こう側で固結びします。この時、かなりきつく縛ることがポイントです。瓶を包む基本形と異なり、この一箇所だけで止められていますので、それなりの締りが必要です。

最後に輪ゴムを取り外し、手前と奥の両側の襞をやや引っ張り出しながら、扇のように広げて形を整えるとトップ写真のように完成です。


●包んで結んで能登編:目次
 ◎始めに・基本
 ◎基本:買い物袋~レジ袋に代えて~
 ◎基本:風呂敷でティッシュカバーとウエストポーチ~簡単に、暮らしに彩を~
 ◎応用:瓶を包む~リサイクルの優等生と共に~
 ◎応用:ワインのギフトラッピング~素敵な風呂敷も添えて~(この記事)
 ◎応用:風呂敷でリュック~いざという時のために~

包んで結んで:応用・瓶を包む~リサイクルの優等生と共に~

2006-05-31 17:50:25 | 田舎暮らし雑記
この記事は、2006年5月28日に能登・七尾でふろしき研究会森田知都子先生をお招きして、開催された「包んで、結んで、楽しく」と題する研修講座の概要です。

この記事を最初にご覧になった方は、「◎始めに・基本」から順にご覧になっていただくと、たった一枚の布である風呂敷に様々な役目をさせることができる知的マジックがお分かりいただけるものと思います。(写真はクリックすると大きくなります)



瓶を包む1●瓶を包む
風呂敷を表を下にしてひし形に置き、中央に瓶を置きます。




瓶を包む2風呂敷の左右の端を瓶の栓の真上で固結びします。
この時、できるだけきつく結ぶのがコツのようです。




瓶を包む3包みかけの風呂敷ごと90度まわして写真のように置きます。




瓶を包む4結んでいない左右の端を持って、手前側で交差させます。





瓶を包む5交差させた後、向こう側で固結びして留めます。瓶が細くなっている首を利用して絞るとずれずに済みます。交差させてから固結びするまでの部分は緩みの無いように整えます。慣れてくると一度でできるようですが、慣れない間は一旦仮止めして絞りなおし、改めて固結びをすると良いかもしれません。

トップ写真のように、栓の上の固結びで余っている端同士をもう一度固結びし、栓の上の固結びとの間を持ち手にして完成です。


●包んで結んで能登編:目次
 ◎始めに・基本
 ◎基本:買い物袋~レジ袋に代えて~
 ◎基本:風呂敷でティッシュカバーとウエストポーチ~簡単に、暮らしに彩を~
 ◎応用:瓶を包む~リサイクルの優等生と共に~(この記事)
 ◎応用:ワインのギフトラッピング~素敵な風呂敷も添えて~
 ◎応用:風呂敷でリュック~いざという時のために~