ひのっき

あったかくてぐっすりでごはんがおいしくてよかったねうれしいねなんて小さなしあわせ探し雑記

汗だくカルビクッパ

2004年10月30日 | 絵日記
という訳で、辛旨カルビクッパの評判を聞きつけ下町の焼肉屋を探索です。ランチメニューをみると、ラーメンセット、うどん定食、カレーライス、サーモンフライ定食、焼き魚定食・・・なんだか社食より社食チックな品揃え。うーんメンチカツ定食も実は捨てがたいなあなんてうっかり目移りしつつ、から揚げ定食の隣にひときわ小さなフォントのカルビクッパ(750円)を発見。むう・・・焼肉屋のはずなのに、なぜアジフライ定食より立場が弱そうのか・・・ともあれ当初の目的どおりそれを注文。
5分後、おまちどお!と出てきたカルビクッパを見て、網膜の奥にジュッと微電流が走りました。大き目の丼になみなみと注がれたスープが、熱帯に生息する毒魚の警戒色張りに真っ赤に輝いています。ぬう、確か激辛ブームは15年程前に終息したと聞いていたが・・・。ドキドキしながらスプーンでご飯ごと救い、とりあえず一口。
!!・・・う、うまーい。刺激的な色彩とは裏腹に、なんだかあまり辛くありません。いや、辛いんですけど、ほんのりと甘味を感じるような、不思議な心地よさを持った辛さです。むう、もしかしたらこれが、山岡士郎の言っていた韓国産の唐辛子の辛さってやつか・・・。なーんて仕組みや詳細は素人のおいらには不明ですが、なにはさておき「旨い」ということはとにかく確かで、はふはふずるずると、流し込むように一気に平らげました。
はーうまかったにゃー・・・余韻に浸るおいらの体に、突然異変が・・・。なんだか額から汗が凄い勢いで零れ落ち始めます。うわー・・・なんだ・・?拭いても拭いても止まりません。ぬう・・・口に甘く体に熱い・・・・これが朝鮮半島の土壌の力か・・・。
支払いを済ませ外に出ると、秋晴れの澄んだ風が火照った体をなで、ちょいと爽やかな気分。
なんだか韓国料理も奥が深いなあ・・・なーんてな10月最後のランチタイムでした。


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