ひのっき

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ワカコ酒は肴とお酒への愛が溢れた良作

2017年03月10日 | 絵日記
ワカコ酒 1巻
新久千映
ノース・スターズ・ピクチャーズ

新久千映先生の「ワカコ酒」を読みました。

面白かったです。ほっこりしました。

ワカコさんが会社帰りににふらりお店に寄ってお酒を飲む・・・というだけの漫画です。

しかし描写の端々から溢れる肴と酒への愛が素晴らしく喉が鳴ります。

焼鮭、枝豆、軟骨唐揚げ、チヂミ、ジャガバタ、腸詰、・・・普通のおつまみが、ワカコさんの緻密なモノローグで極上の美味として表現されます。

そしてそこにお酒が加わった瞬間、「プシュー」と究極の満足に包まれ魂が開放されます。

このワカコさん、深酒はしません。一肴一酒をじっくりゆっくり味わい、ほんのり幸せ感に包まれて帰途につきます。

こんなお酒の飲み方も素敵ですね。

お酒って本当にいいものですね、そう思わせてくれる良作です。


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