天竺の味覚

という訳で、最近近所にできた小じんまりとしたインド料理屋を探索することに決定。
いらっしゃーいと出迎えてくれたのは、えーと昼は学食で働いてらっしゃるんすか？感漂ういかにも小回りのききそうなおばちゃん。ぬう・・・やはりなんちゃって印度料理か・・・？思いつつ厨房に顔を向けた瞬間視線が釘付けに。踊るマハラジャのバックダンサーで50人ぐらい見たような見事なまでにステレオタイプなインド人が２人、楽しそうにカレー鍋（と思われる）をかき回しています。何故こんな下町の10坪（推定）の店に異邦人がしかも複数？？？エマージェンシー回路をフル回転させつつ、印度麦酒とナンとカレー、サラダと揚げ物を注文します。
「う・・うめえ！！」（やっぱり味平調）
カレーは辛すぎず旨みとコクがあり、ナンはヤマザキダブルソフトばりに柔らかくしっとりと滑らかでプラスバターの風味にあふれ、サラダはオニオンのキレとアボガドの脂が程よく絡み合い,大変いい感じです。
いやーあんまり期待してなかったのに想定外に本格的かつ美味しくてびっくり。
しかも食べきれなかったナンをさりげなく折り詰めにしてくれるナイスサービスセンス。
こんな路地裏に何故・・・？との謎は解けないままですが、実力派の職人達の来訪に、おいらの中では歓迎の小旗が振られまくりです。