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1歳の娘との生活と日々の出来事、想う事、旅行の事などなどなど

岡山旅行その5湯郷温泉季譜の里

2007-03-08 19:40:41 | 国内旅行記(西日本)
 その4養蜂場とカキオコ、備前焼の続きです。

 2泊目、3泊目と連泊したのは、岡山市から車で1時間くらいの美作市にある湯郷(ゆのごう)温泉。ここの「季譜の里」というお宿にお世話になりました。岡山は桃太郎の昔話が生まれた場所ですが、山の方に来ると、本当に昔話を彷彿させる風景が広がっていました。

 そんなのんびりした場所にある「季譜の里」。これが!一流の素晴らしいお宿で家族一同大感激まさに至れり尽くせりのもてなしだったんです。田舎に隠れた名宿ではないかと思います。

  
 玄関を入ると、ふわ~っと香るお香の匂いでまず癒されます。そして驚きの全館畳敷き。素足って気持ち良い!って実感させられます。新緑色の畳と光が入る大きな窓で、明るい印象のロビーです。
 チェックイン時にはウェルカムドリンクのサービス。柚子茶とお茶請けに地元名産の黒豆を出していただきました。

  
 女の子として嬉しかったのが、女性限定選べる浴衣サービス。お部屋に5種類用意されていて、好きな物を選ぶ事が出来ました。写真は2日目の浴衣(1日目、2日目と違うのが用意されてた)帯も太くてかわいいのです。枕も蕎麦殻、真珠、羽根から選ぶ事が出来ました。

   
 お食事は仕切られている半個室スペースで。下にホットカーペットが敷いてあって、暖かかったです。
 1日目は焼き蟹、2日目は海老、ホタテ、穴子の炙り焼き。何品もあったのですが、一品ずつ出してくれるので、ぺろりと全部いただけました 祖母は1日目、お腹いっぱい過ぎて動けず即就寝したのですが、2日目もその教訓を生かせず、限界まで食べて即寝てしまいました。美味しかったからねぇ。

  
 これは朝食。見頃の枝垂れ梅を見ながら。優しい女のスタッフさんが、給仕をしてくれました。

   
 こちらのお宿で感じたのが「何気ないサービス」に手を抜いていない事。エレベータに小さな座れるスペースがあったり、大浴場のアメニティが充実していたり。宿内の至る所に花が飾られている事もそう。痒い所に手が届くってこういう事をいうのかな。靴屋の小人さんのように、スタッフさんたちの見えない気配りが効いていて、それが徹底されているからお客が現実を忘れて寛げるんだなぁと思いました。

 帰りは見えなくなるまで入り口の所でスタッフさんが手を振って見送ってくれました(寒かったのに!)。素敵な時間を本当にありがとうございました
 今まで結構なお値段の宿には泊まった事がありますが(自分で払ってない事もありますが)、「いつもの宿より少し高いけど、妥当な値段。満足!」と思わされたのは初めてです。絶対また泊まりたいです。あぁ~車で行ける距離ならなぁ!

 そんな訳で、この4日間、現実を忘れて大いにリラックスし、飛行機に乗ってまた羽田へ戻ってきたのでした。Viva岡山
 岡山旅行記はこれでおしまいです
 

岡山旅行その4養蜂場とカキオコ、備前焼

2007-03-06 02:12:59 | 国内旅行記(西日本)
 その3岡山後楽園の続きです。

 岡山の次に向かったのは、2泊目からの宿がある美作の湯郷温泉。宿泊した「季譜の里」は、今まで泊まった中で1番良かった!と感じる程素敵なお宿でしたという訳で、この宿は次の記事でゆっくりと。
  
 3日目は、まず美作の少し北にある鏡野町へ。ここには母が通販でひいきにしている山田養蜂場の工場とショップがあるのです。
 実は前日、岡山一番街ですでにショップを訪れ、欲しいものはいろいろ買ったんですけどね(上写真参照)。時間もあるので、どんなとこにあるのか行って見てみようという事になりまして。ちなみに私は、さっぱりした味のみかんの蜂蜜とハニーポットを購入。お店ではコーヒーやさんしょう等、いろいろな蜂蜜が試せて楽しかったです♪

  
 工場は山の中の広大な敷地に建ってました。これが、本社の敷地内にある直営店りとるびーはうす。
 左隅に写っているのは、ミツバチの巣箱。「刺される危険があるので近づかないで下さい」と書いてありました。怖くて近づけませんでしたー
 ログハウス風の店内は、かわいらしい雰囲気。柚子ハニードリンクを試飲させてくれたり、丁寧に接客していただきました。

  
 北へ行った次は、南の瀬戸内海へ。山から海へとドライブし、備前市の日生で、牡蠣お好み焼きカキオコを食べました。この旅行で絶対食べたかった一品です。今回お邪魔したのは、緑の壁のほりさん。近くに案内が出ていたので見つける事が出来ました。地元の中高生も来るアットホームなお店でした。
 ちなみに日生はひなせと読むそうな。美作(みまさか)とか和気(わけ)とか、地名が難しいです。

   
 普通のカキオコ、卵入りカキオコ、牡蠣入り焼きうどんと、牡蠣づくし3品を注文しました。カキオコは東京で食べるのより生地がゆるい感じでしたが、そんな感じなのかな?
 まぁそれはともかく!牡蠣が!牡蠣が!大きくてふわわわ~っとやわらかくて、美味しいぃ店のおねえさん(日生では女性は皆おねえさんと呼ぶのだとか(HP参照))に「牡蠣大きいですね!」と興奮気味に聞いたら「これは小さい方だよ」と言われました。マジですか!日生の人ってば幸せ者!

   
 お腹を満たした後は、備前で備前焼を鑑賞。お茶も飲めるギャラリー里房に入りました。祖母はこの旅行で花瓶を買うと決めていたようで、毎日のように売られてる備前焼を見ては迷っていましたが、ここでついに小さめのものを1つ購入。満足そうでした。
 三人がそれぞれの目的を達成出来、満足した1日でした。

 次はその5湯郷温泉季譜の里です。

岡山旅行その3岡山後楽園

2007-03-03 22:49:40 | 国内旅行記(西日本)
 その2ホテル日航倉敷とレストラン八間蔵の続きです。

 昼過ぎに岡山入り。目的地は岡山後楽園です。まずは腹ごしらえ…という事で、入り口の茶屋でぶっかけうどんを食べました。倉敷では時間の都合で諦めたので、ここで食べられてラッキーでした。

 後楽園は、金沢兼六園・水戸偕楽園に並ぶ日本三名園の1つです。お庭にあまり興味が無い私は、まぁさらっとみましょうか…ってな気持ちで入園したのですが、芝生あり、池あり、森ありの見事なお庭でして。みんなで「いいね~」と言いながらお散歩をしました。

   
 一番素敵だったのは、ちょうど梅が見ごろだった事 梅の花越しに見えるのが岡山城です。香りまではお伝えできないのが残念です。
 去年梅は京都で見ましたが、あれは3月中旬だったから、やっぱり今年は暖冬だよねぇ。近くに植えてある桜が咲くのももう少しかもしれませんね。

  
 入り口を少し進むとゲージ越しにタンチョウヅルを見る事が出来ます。園内で放し飼いにしてた時代もあったそうな。でも名前がクロやキイロって、安直(笑)。

  
 小高い丘から見た景色。良い眺めです。
 東京にも小石川後楽園があって、お庭自体は素敵なのだけど、東京ドームやらが見えてちょっと情緒がありませんよねぇ。狭い東京では、開放感を感じられるお庭は無理なのかな(あ、皇居は別か)。

   
 園内には茶畑もあります(左写真)。この茶葉を使用しているお茶屋さんに入って一休みしました。抹茶の隣は名物きびだんごです(右写真)。食べやすい一口サイズが良いですね。母と祖母はこのきびだんごをお土産に買ってました。
  
 この後、駅の地下にある岡山一番街でお土産を見ました。残念ながら彼君とはここでお別れ。この日泊まるホテルの近くまで送り、女3人は美作の温泉へ向かいました。

 次はその4養蜂場とカキオコ、備前焼です。
 

岡山旅行その2ホテル日航倉敷とレストラン八間蔵

2007-03-02 14:25:26 | 国内旅行記(西日本)
 その1倉敷美観地区の続きです。

 旅行計画に書いた通り、今回は宿に拘りました。1泊目の宿は「ホテル日航倉敷」。客室全室40㎡以上に惹かれました。立地も美観地区から3分と大変便利です。私たちは最上階11階にツインルーム2つを用意してもらいました。写真は、ロビーに飾られてた雛飾り。
 ロビー付近は結構小さいなぁという印象ですが、お部屋は広々!ベットも広い!バスルームはシャワーブースがあり、アメニティはフェラガモ、クロゼットにはバスローブ(着て浮かれました)。浴衣じゃなくて前をボタンで閉じる寝巻きも嬉しかったです(寝相が悪いもので)。

   
 彼君合流後、4人で夕食を。行ったのはホテル内にあるフレンチレストラン八間蔵。米蔵を改装したという面白いお店。モダンで落ち着いた店内で、感じの良い店員さんが出迎えてくれました。

   
 私たちは一番安い4,000円のコースをお願いしたのですが、それでも十分お腹も心も満足しました。左は豆のプチアミューズ、右は魚介類の前菜(美味)。
   
 私はメインにお魚を注文。鰆で包んだエビと、鯛のココットでした。鰆は岡山の名物だそうです。白のグラスワインといただきました。
 デザートはチーズケーキ。彼君はチーズケーキが苦手でそれをお店の人に伝えたところ、出された後なのにもかかわらず、笑顔でベリー系のケーキと変えてくれました。優しいありがとうございました。  

  
 夕食後、時間も早かったので私と彼君は外へ(彼君、飲み足りなかったの?)。美観地区と駅の間にあるSWLABRというカフェバーに入って、ドリンクを1杯飲みました。お兄さんも優しかったし、まったり出来て良い雰囲気。値段もお手ごろで、近所にこういうお店があったら通いたくなるなぁと思いました。倉敷、魅力一杯ですな。

  
 翌日の午前中、また美観地区をお散歩。こじんまりとして落ち着いているので、母も祖母もこの地区がお気に入りになったようです。この日は露店が並び、運河では渡し舟の練習が行われていました(見えるかな?)。
 お昼前に倉敷を出発し、私たちは岡山に向かいました。

 次はその3岡山後楽園です。
 

岡山旅行その1倉敷美観地区

2007-03-01 15:19:13 | 国内旅行記(西日本)
 週末から3泊4日、以前旅行計画で書いた岡山へ家族と行ってきました。町も宿もとっても良くて、のんびり出来ました。3人とも1年分の元気を充電が出来て、大満足です。

 今回はANAの飛行機に乗るために、羽田第二ターミナルへ。こちらに来たのは初めてかも!円柱型のエレベータがSFチックでかわいかったので、パチリ
  
 東京から岡山までは1時間10分のフライト。お茶を飲んで一休みしたら着いちゃいました。いつものようにレンタカーで車を借り、最初の目的地倉敷へしゅっぱーつ♪
  
 ホテルでチェックインをした後、早速歩いて美観地区へ行きました。昔ながらの街並みが残る地区。運河の両脇には土蔵が立ち並んでいます。蔵は現在、お店や食べ処として利用されていました。車が通らないので、とっても静か。のんびりと散策が楽しめます。

   
 こちらは地区内にある大原美術館。エル・グレコ、モネ、マティス、ピカソ…ガイドブックで読んで知っていましたが、ホントにホントにたくさんの名画を見る事が出来るんです。よくここまで集めたなぁと、ため息をつくばかり。
 ちょうど日本画を展示した分館が閉鎖されていて残念でしたが、有名な作品は本館に移されていたので見る事が出来ました。岸田劉生の「童女舞姿」はやっぱり不気味でした
 美術館は、実業家大原孫三郎が画家児島虎次郎を記念して設立したそうです。児島虎次郎という画家は全然知らなかったのですが、作品を館内で見たら、とってもかわいらしかったので一目惚れ「他の作品も見たい!」と思ったのですが、アイビースクエア内ある記念館は、5時までで間に合わず、翌日は月曜のため休館。残念~

   
 そのアイビースクエアでは、以前コメントを下さった手作りキャンドルのお店CandleWorldさんへ(左写真)。ケーキ型のラブリーなキャンドルを購入しました。右は、スクエア入り口にあったおせんべい屋さん。醤油と胡麻味噌味を買って、歩きながら食べました。さくさくで美味しかったです。

  
 夕食まで少し時間があったので、一旦ホテルに戻ったのですが、ライトアップの風景を見ようと母と2人でまた美観地区へ行きました。それなりに昼とは違う魅力があったのですが、多くの店が閉まり人もまばらで物悲しい雰囲気でした。冬だからかしら?

 次はその2ホテル日航倉敷とレストラン八間蔵です。
 

岡山旅行準備計画

2007-02-05 22:28:47 | 国内旅行記(西日本)
 春の恒例レンタカーで回る家族旅行、今年は少し早目の今月末に岡山へ行く事にこのお正月決定しました。備前焼の好きな祖母、山田養蜂場製品フリークの母、そしてなるべく暖かい所へという2人の希望があったためです。私としては去年の香川・徳島旅行で瀬戸内の方は行ったし、場所を変えて山陰、北陸なんかに行ってみたいなぁと思ってたのですが、考えてみたら対岸の岡山はお初。ガイドブックを読んだ所、倉敷の町並み、フルーツ、ぶっかけうどん、牡蠣入りお好み焼き、温泉など、結構見所多そうなのでわくわくしてます。
  
 例年ならば、飛行機は祖母のバースディ割引、宿は私の会社の保養所なのですが、今回はどちらも利用できません。どうすれば安くなるかなぁと考えて、大手旅行会社さんへ行ってみました。
 いろいろ計算してもらった結果、こちらでお願いした方が安く済みそうだという事が分かったので、今回の旅行は丸ごとお願いする事に。レンタカーも割引になるんですね。飛行機と組み合わせると温泉宿(提携しているとこだけですが)も結構安く上がるし、今まで全部ネットで必死に探して予約してたのがなんだか馬鹿みたいに思えました

 保養所以外に選んだ宿があまり良いところじゃなく、2人のテンション下がりまくりだった去年の経験をいかし、今年はかなり良さ気な宿を2軒チョイス期待度大です加えて今回は、彼君が調査で同時期に岡山にいるそうなので、少し参加してくれる事に。彼君と行くと大抵節約旅行になるので、ちょっとアップグレードな旅が一緒に出来るのも今から楽しみです。

京都散策その3 北野天満宮と下鴨神社

2006-04-05 00:05:49 | 国内旅行記(西日本)
 暖かくなったので、テンプレを変えてみました。ハートなんていかにもラブリーな感じで敬遠していたのですが、使ってみたら結構シンプルだし記事の幅が広いし、結局しばらく使う事にしました。最近「これだっ!」っていうテンプレに出会えないんですよね。種類はいっぱいあるのにねぇ・・・。
  
 さて。京都散策その2 嵐山の続きです。

  
 ローカル電車京福線に乗って北野白梅町駅で下車。そこから徒歩数分で「北野天満宮」へ着きました。ここには多分過去1度訪れていると思うのですが定かではなく、そのため梅が有名だというのも今回始めて知りました。学問の神様菅原道真公を祀っているのは覚えていたんですけど・・・。
 上の写真は臥牛の像です。頭をなでるとご利益があるそうです。もちろんなでてきました♪

   
  
 神社内は想像以上にたくさん梅の木が植えてあり、それが一斉に花開いて大変見事でしえた!桜と違って、梅は1つ1つ色や形に違った特徴があるのが魅力ですね。そして、辺りに漂うふんわりとした良い香りん~梅も良いもんですねぇ~。  
  
 と、ここまでは順調だったのですが、この後、下鴨神社に行こうと思って乗ったバスで四条河原町まで行ってしまうというミスを犯したために、結局そこから地下鉄に乗る羽目になり、約一時間損をしました 乗ったバスが異常なほどに混んでいて、ガイドブックを出せなかったんです。うぉ~降りるバス停どこだっけ~!?と思っている内に通り過ぎたようです
 しかも地下鉄もよく分かってなくて・・・。ところで、京都の地下鉄って、路線が二本走っている駅って少なくないですか?碁盤の目なのにー。

  
 実はこの日、彼が別件で京都・大阪に来る事になっていました。13時40分の電車で着くのにあわせて私も駅へ行き、一緒に昼食を食べる約束にしていたのです。なのに下鴨神社の最寄駅に着いたのが13時過ぎ小雨の降る中、急いで見学しました。神社は広かった~。参道脇に広がる原生林「糺(ただす)の森」も、もっとのんびりと散策したかったんですけどね。写真は縁結びの木。

 神社近くでタクシーを拾い、一路駅へ。結局15分遅れで彼と会いました。一人も良かったのですが、会えた時、妙にホッとした気分に。
 京都劇場の和食屋さんで昼食を取り、1時間半ほどで彼は大阪へ。私はその後1時間位伊勢丹などでお土産を買ったりフラフラしてから新幹線に乗って帰りました。朝から歩いたし、常に緊張感していたせいか、帰りは熟睡
 思えば一人なんだから、気ままにの~んびりあんみつ食べたりとかも出来たはずなのに・・・目一杯観光してしまうなんて、なんだか彼の旅行スタイルに影響されてるのかなぁ

京都散策その2 嵐山

2006-04-04 00:47:38 | 国内旅行記(西日本)
 京都散策その1 南禅寺の湯豆腐と東山花灯路の続きです。

 宿泊は、嵐山の「らんざん」という宿。大浴場もあるし、朝食つきだけどリーズナブル。良い意味で放任なので、女性一人でも落ち着いて寛げる宿でした。
 一泊して、土曜日は完全なるプライベート。しかも一人での観光です。知らない街を一人で歩く事はめったに無いので、どきどき。ガイドブックを見て自分でプランを立てるって結構大変ですのう←(めんどくさがり

  
 宿の朝食。ぶぶ漬けは食べ放題です。
  
 食後に荷物を宿に置いて、周辺を散歩。中心部からそれ程遠くに来ているわけではないのに、辺りは静かでのんびりした景色が広がっています。川の音と雄大な山。清々しい気分にさせてくれます。
 まだ9時少し前だったのですが、渡月橋周辺は思ったより人が歩いていたし、人力車のお兄さん達が営業してました。さすが観光地です。昼になったらもっと混むんだろうなあ。やっぱり嵐山に宿泊して良かったなぁと思いながら、てくてくと天竜寺へ。 

  
 足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために創建した寺。立派な庭が有名です。

   
 裏口から外へ出ると、周りは竹林(写真左)。私の大好きな散歩道です 一人で歩いていると、違う時代に迷い込んだような錯覚さえ覚えます。
 嵯峨野の方には大学時代に行った事があったので、渡月橋の方に戻る事に。途中、源氏物語にも出てくる野宮神社に立ち寄ってお参りを。じゅうたん苔が有名な小さな神社です(写真右)。
 宿でチェックアウトをした後に、宿の向かいにあった宝厳院というお寺の庭園が期間限定で特別公開していたので、見学。こじんまりとしているけど苔生した庭がとても雰囲気がありました。セットでチケットを買うと割引になったので、弘源寺へも。ここには、幕末、長州藩が試し切りをしたという刀傷が柱に生々しく残っていました。

  
 これは道端にあった石像(?)。微笑んで寄り添う姿がかわいらしくて思わずパチリ
  
 足湯もある京福嵐山駅でかわいいワンマン電車に乗り、次は梅が満開の北野天満宮へ向かいました。
 京都散策その3 北野天満宮と下鴨神社へ続きます。

京都散策その1 南禅寺の湯豆腐と東山花灯路

2006-03-31 23:15:28 | 国内旅行記(西日本)
 今日は、年度末の売上処理などで一日中休む暇がありませんでした。定時後は上司の送別会に参加するため、残業が出来ないので必死。全部完了したつもりだけど、大丈夫かなぁ・・・どきどき。
  
 さて。3/17~18に行った京都の記事です。京都は、中学、高校、大学と1回ずつ訪れています。社会人になってからは初めて。
 その日は工場を見学した後、夕方からは部長さんにエスコートしていただき、京都見学をしました(ここからが本題?いや、工場見学も楽しかったのですよ(笑))。地元の方に案内していただくのは、とても安心できるしありがたい事です。
  
 まずはお夕食という事で、南禅寺のお豆腐屋さんへ。湯豆腐といえば南禅寺なんですね(知りませんでした)。周辺にはいくつものお豆腐屋さんが並んでいます。部長さんが予約してくれたのは「順正」というお店。日本庭園が立派な雰囲気のあるお店でした。大人数だと個室も使えるようです。
   
 私たちは「湯豆腐会席」をいただきました。お豆腐だけじゃなくて、お魚や天ぷらなども出るのでお腹一杯に。今年取れたたけのこや菜の花等、春を感じさせる食材も使われていました。和食って、こういう所が良いですよね~
  
 次は腹ごなしに東山散策を。ちょうどこの時期東山では「京都・花灯路」という、道の両脇に灯篭を並べてライトアップするイベント(3/11~3/21)をやっていたので、そこを案内していただきました。このイベントは3年前くらいから始まったそうです(部長さん曰く「桜の前の閑散期に人を呼ぼうとしているのでしょう」)。その日は少し肌寒かったのですが、満腹だったせいか体はポカポカしてました
   
 散策ルートは、石畳や狭い坂道など趣ある場所がたくさん。そこが、ぼんやりとした灯篭に照らされてますますロマンチックでした
 この時期、周辺の寺社はライトアップされ、拝観時間を延長してます(上の写真はライトアップされた法観寺)。知恩院、有名なお花見スポット円山公園、高台寺を通り、最後は清水寺へ。

  
 清水の舞台からは、京都の夜景が一望できました(夜景は上手く写真に撮れなかったので、脳に記憶させる事に)。
 ここでは胎内めぐりに挑戦。真っ暗な地下を左手の手すりを頼りに歩くのです。距離は短いのですが、本当に何も見えなくて怖かった~部長さんは入った事が無かったようで、楽しかったとの事。私は大学の時に入った事があるのですが、二度目にもかかわらずやっぱり怖かったです。

 花灯路は9時30分で終了。それに合わせて、清水寺の拝観も(参道のお店も)終了です。
 最後はタクシーで嵐山の宿まで送っていただきました(道が分かるか不安だったので嬉しかった)。さすが「宴会部長」と言われている部長さん、エスコート上手です(もちろん宴会部長だけでなく、仕事では部下をまとめる立派な部長さんです)。何から何までお世話していただき、とっても感激でした。ありがとうございました
 京都散策その2 嵐山へ続きます。

四国旅行その4 こんぴらさん参り

2006-03-19 01:08:45 | 国内旅行記(西日本)
 京都から帰ってきました。書きたいのにまだ記事にしていない旅行記がたまっていきます お出かけの予定が全て終了したので、記事書きに専念できそうです。よろしければ、お付き合い下さいませ

 さて、四国旅行その3 香川でさぬきうどん巡りの続きです。
 お腹を満たして向かった先は、こんぴらさんの名前で親しまれている「金刀比羅宮」。周辺に着くと、駐車場はこちらですよ~と手招きするおじさんが。導かれるまますぃ~っと駐車しちゃったのですが、隣のお土産屋さんで2,000円分買って下さいね、との事。うわ!カモられた!
 ・・・でも、足腰の弱い祖母がいるので参道に近い事は好都合。癪な感じはしましたが、お願いする事にしたのでした。
  
 旅行を計画するまで知らなかったのですが、本宮までは785段というなが~~い階段を上らなければいけません。私と母はともかく、祖母にとっては大変な事。という事で、祖母は家から栄養ドリンクを用意して来たのですが、「おばあちゃん、ドリンク飲んだ?」と聞くと、「あ、車の中に置いてきた!」という返事。
 ・・・おばあちゃん、肝心なところが抜けてるんだから
 
 籠で担いでもらう事も出来るのですが「恥かしいから」と拒否して、杖をつきながら上り始めた祖母。でも、100段くらいでもう疲れて汗だくです。「大丈夫かな」と思っていたら、参道のお店でオロナミンCを売っているのが目に入りました。祖母は、買ってその場で飲む事に。
 すると、効果てき面!たちまち元気になって、スイスイと階段を上り始めたのです!私と母はビックリ。「効いたみたい」と本人は言っていましたが、そんなに早くは効かないよ~。暗示にかかりやすいのね。

   
 大門、書院などを通って、目的の本宮まで上ります。途中、こんぴら狗(写真右)というかわいい犬の像に出会えます。参拝には、若い人もたくさん来ていました。中にはハイヒールで上る人も。いや~それはちょっと大変そうですよ。
 私は祖母と一緒にスローペースで上がったし、途中踊り場のようなスペースも多いために休みながら行けたので、思ったよりは楽に上れました。とは言え、最後の本宮に続く階段(一番上の写真)は私もちょっと辛かったので、上りきった時は達成感!この爽快な景色がご褒美です空が青いよ~。

  
 写真の左に見える山は讃岐富士だそう。きれいな形ですね。  

   
 頑張った分、ご利益がありそうなので(勝手)、一生懸命お願いをしてきました。おみくじは残念ながら末吉でしたが・・・。
 本当は1368段上れば「奥社」が見られるそうなのですが、行った事のある彼に「頑張った割には・・・」という感想を聞いていたので、私たちはここで引き返すことに。でも「あとは下るだけでらくらく~」と気を抜いてはいけません。手すりがないので、下りも結構大変です。最後に転んだら折角拝んだ甲斐がありませんからね。
 無事下界(?)に戻ってきた私たち。車に乗る前に、「灸まん本舗石段や」(写真右。リンク音有り)で一休み。お灸の形をした灸まんは、金毘羅名物らしいです。お茶とお菓子で200円ってお手頃。美味しかったしお土産用もお買い得だったので、3人ともそれぞれ知り合いに配るためにいくつか購入しました。
  
 ここで、全パワーを使い果たした母と祖母。この日の夜はぐったりでした空港近くの塩江温泉に一泊して、私たちは翌朝東京へ戻ったのでした。