Ca me plait beaucoup

1歳の娘との生活と日々の出来事、想う事、旅行の事などなどなど

帰省します

2005-12-30 11:26:09 | 雑記
 本日実家に帰ります。今年最後のパソコンからのブログです。昨日は大掃除して、洗濯して、年賀状書いてと、いろいろ終えて帰る予定だったのですが、結局洗濯とちょっとの掃除で終わってしまいました。あああぁ・・・。

 さて。振り返ると、今年1年変化のあった充実した年だったなぁと思います。引越をして彼と同居を始めました。フランス語学校に通い、ますますフランスへの想いを強くしました。大学時代以降離れていた日本語教師の勉強を再開し、無事資格も取る事が出来ました。海外旅行も2回して、違った文化に触れる事が出来ました。そして、同居開始と同時にブログを付け始め、ネット上でいろんな人と交流し、情報を得たり、励ましてもらったり、そんな楽しさを知りました。
 うーん、なかなか良い年だったね

 来年も良い年でありますように。皆さまも、良い年末年始をお送り下さい
 帰省した後はパソコンでブログが書けないのですが、機会があったら携帯からモブログしようと思います。早くお雑煮食べたいな~

 それではまた。来年もよろしくお願いします

東京ミレナリオ

2005-12-30 00:26:15 | お出かけ
 昨日、うちの会社は仕事納め。今年最後の営業日という事で、所長が女の子だけにケーキを買ってきてくれました。やっさしい~!ごちそう様でした
  

 定時後は、事務所内で納会が行われたのですが、それには参加せず、こっそりと退社。その日は、彼と一緒に丸の内の東京ミレナリオを見る予定にしていたのです。
 MIEさんの記事を読んで、今年でミレナリオが最後だと知りました。ミレナリオをちゃんと見に行ったのは5年前。あまりの混雑具合に、もう行くのは止めようと思っていたのですが、最後だと言われると行きたくなるのが人の常(?)。迷った末、行くことにしたのです。

  
 丸の内の北口で待ち合わせて、ミレナリオの列に並びに行こうとしたのですが、行く手には、予想以上の人ごみ!いつになったらたどり着けるのよ状態。北口近くのOAZOの前にもミレナリオチックなイルミネーションが施されていたので(写真参照)、「もうこれでいいや・・・本当のミレナリオを見るのは止めよう」と思って、OAZOに入りました。
 すると、彼の研究仲間の人にバッタリ遭遇。丸の内を研究しているその方に「ミレナリオを見るなら、日比谷通りの方から行くと空いているよ」というありがたいアドバイスを頂いたので、「じゃあ、行ってみようかぁ」と再度チャレンジする事にしたのです。

 行列が歩いているのは、丸の内中通りの普段車道として使われている部分。私たちはそれを避けて、ガラガラに空いている歩道を歩いて向かっていたのですが、そうしている内に、いつのまにか日比谷通り方面から回り込むことも無く、あっさりミレナリオへ着いてしまいました。歩道部分は普通の歩行者が通るように空けられているんですね。ここからでも充分ミレナリオは堪能できるし、たまに柵が切れている部分から行列の中に紛れ込む事も出来るので、問題無し。と言うか「え?行列に並ばずに、こんなに堪能できて良いの?」と戸惑ってしまいましたよ(まぁ、反則なんですけどね)。
 ミレナリオはすっごく明るくて、そこだけが昼のようでした 確かにこれを維持するのは難しいですよね。でも、この美しいイベントが来年から無くなってしまうのは、残念だな~
  

 終点の有楽町までは行かず、途中で引き返し、彼が行きたがっていた東京ステーションの「バーカメリア」で一杯飲んで、家に帰りました。「バーカメリア」は、とってもクラシックな雰囲気のあるバーでした(中に入りづらい小さな扉もGOOD)。東京駅が改修されるので、その内このホテルも一時閉店してしまうらしいですね~。

 いや~それにしても、行列に並ばずミレナリオが見られて良かった。しっかり見学するのではなく、ちょっと見たい人にはオススメの裏技(?)ですよ
 この写真はデジカメが無かったので携帯で撮ったのですが、なかなか良く撮れてますね 最近の携帯はスゴイね~。
 

彼実家でクリスマス

2005-12-27 23:13:46 | 同居生活
 クリスマスが終わったので、テンプレを替えました。クリスマスバージョン、好きだったんですけどね。テンプレ替えはいつも悩みます。
  
 でも、話題はまだクリスマス。25日の事です
 私はクリスマスなのに、外に一度も出ないのは悲しいなぁと思っていたのですが、彼は病み上がりでお出かけをするのはまだキツイ状態。という訳で、その夜は三鷹の彼実家へ行き、夕食をご馳走になってきました。どのみち、イヴにドライブした後、泊めていただく予定にしていたのです。私も久々にご両親にお会いしたかったしね

 イヴは彼君が病気だった事もあって、消化の良い煮込みうどんとか湯豆腐とか、イヴっぽくない(辛うじてイチゴを用意していたのがクリスマスっぽい?)夕食だったのですが、その日は前菜のチーズを乗せたクラッカーから始まり、ローストビーフと赤ワイン、パイで包んだスープと、前日とは一変して豪華な食事!最後は手作りケーキで〆。家に居たらあり得ないメニューに感動しました。お母様ありがとう。美味しゅうございました
  
 息子が久々に帰ってきたのが嬉しかったのか、いつもは寡黙な彼父が絶好調♪海外旅行に行った時の話なんかを沢山してくれました。
 どんな時でも、疑問があったら理解するまで聞くのが、学者である彼父のモットー。イギリスで、中国で、タイで、フランスで、後ろに長蛇の列が出来ても、言いたい事ははっきり主張、気に入らない事はキッパリ「No!」と言い続けたらしいです。(彼父曰く「後から来た日本人がバカにされないように!」。彼母曰く「パリで対応してくれたお姉さんは、ペンで何度も机を叩いていた」・・・大変でしたね、お母様
 私は、話し合いがめんどくさいし小心者なので、我慢できる所は折れちゃったりして、言葉の分からない海外だと余計その傾向が強くなるのですが、ホントは主張はきっちりするべきですよねぇ。彼父の粘り強さは、羨ましい限りです。

 彼父就寝後は、彼母とのおしゃべりタイム。彼母とのおしゃべりはいつも楽しい♪それに、学者のパートナーを持つ彼母の話を聞く事は、同様の道を歩む(だろう)私にとって、大きな励ましになっています。
 帰りが毎日夜中だったり、何だか分からないけどとにかく毎日忙しかったり、という彼君の日常に、私は不満を感じたりするのですが、彼母に「30まではがむしゃらに研究しないといけないみたいよ」と言われると「そっかぁ」と素直に納得できてしまったりするのです。彼との関係に、彼母の存在はとっても大きい。それに、大らかでかわいい彼母は私の憧れなのです。

 彼父彼母、楽しいクリスマスをありがとうございました

Joyeux Noel!

2005-12-25 15:06:46 | お出かけ
 どうでも良い話ですが、今日高校時代に戻った夢を見ました。吹奏楽部の部長だった友達に「今年のアンサンブル大会は、何が勝ち残っているの?」と聞いたら「チューバ二重奏が残っているよ」と言われ、「は?何それ?」と言ったところで目が覚めました。チューバ二重奏ってどんな曲だよ・・・変な夢

 さて。昨日はイヴでしたが、皆さまいかがお過ごしでしたか?私は彼君が発熱してしまったため、一日家にいました。クリスマスイブに風邪をひいたなんて、かわいそうな彼君。本日は熱が下がったようなので、二人で彼実家に遊びに行く予定です。
  
 という事で、昨日は夕方にブログを更新しちゃうくらい何もしていない日なので、先週行われた会社のクリスマスパーティの話題でも。毎年会社のクリスマスパーティはホテルの宴会場で行われるのですが、今年は一段と豪華で、六本木のグランド ハイアット 東京でした委員会さん、素晴らしい!もちろんタダではなく、毎月会費を千円強払っているんですけどね。

 六本木ヒルズに行くのは久しぶり。ここのイルミネーションは青い光なので私は気に入っています蜘蛛のオブジェの近くは、時間によって色が変わるイルミネーションでした。凝ってますねぇ。
   
 パーティは立食形式。サーモンのカルパッチョとかミニ海鮮丼とかグリーンカレーとか、和洋様々なお料理がありました。もちろんケーキも。美味しかった!もとを取るべく頑張りました
 パーティの終わりにはビンゴ大会。うちの課には、先月コテコテの関西人のお兄さんが転勤してきたのですが、その人は自称「ビンゴで外れた事が無い」らしく、今回もしっかりティファールのフライパンセットを当てていました(リンク音有)。♪取っ手の取れるティファールって、あれです。羨ましい 奥様への良いプレゼントになった事でしょう。私は残念ながら当てる事が出来ず、手ぶらで帰りました。
  
 帰りは、ヒルズ巡りをしてから帰宅。眺めが良いので、ホントは会社でじゃなくて、プライベートで来たかったですよねぇ(恐らくみんなそう思っていたでしょう

  
 それでは皆さま、良いクリスマスを。Joyeux Noel★

Obrigada, Portugalその4 ポルト

2005-12-24 16:56:36 | 海外旅行記(ヨーロッパ)
 早起きしてリスボン7時発のバスに乗り、北へ3時間半。ポルトガル第2の都市ポルト(Porto)へやって来ました。今までずっとお天気に恵まれてきた私たちでしたが、ポルトでは雨が降ったり止んだり(写真は丁度雨が上がった時に撮ったので、青空が見えてますけど)。雨のせいで、空気がとても冷えていました。それに加え、現金が底をついてきたり、訪れた教会が昼休みのため出直しになったりして観光も思うように出来なかったり、なかなか大変な1日だったなぁという印象があります
  
   
 ホテルに荷物を置いて、まずはお昼ご飯。ポルトガル風ハンバーガー、ビファナを食べました。ちょいピリ辛なお肉が美味しかったです 隣の写真は、街で見かけたマクドナルド。IMPERIAL McDonald'sって名前、超強そうなんですけど(笑)。鷲のオブジェとか乗っかってるし。

  
 サン・ベント駅(Estacao de Sao Bento)。駅の壁はアズレージョで飾られています。アズレージョは、青色が美しいポルトガルの装飾タイル。近くで見るより、遠目の方が美しいかなぁ(顔がちょっと変?だったりするので)。

   
 ポルトの歴史地区は、世界遺産にも登録されています。狭い路地が多くて、壁がちょっと汚れている感じ。決して美しくは無いのですが、雰囲気はあると思います。

 夕方には、バスに乗ってドン・ルイス1世橋を渡り、ドウロ川(Rio Douro)の対岸ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア(Vila Nova de Gaia)へ。ポルトと言えば、ポルトワイン。ここには、たくさんのワインセラーがあります。インフォメーションで無料試飲できるセラーを教えてもらい、その中の1つ、CROFTという工場を見学しました。
   
 ガイドさんが工場を一通り案内してくれて(英語)、最後に試飲をさせてくれます。これで無料って、かなり太っ腹です。「液体の宝石」と呼ばれているポルトワイン、私も彼も初挑戦!今まで飲んだ物と違って、とても甘い独特な味でした。
 ずっと建物や街並み見学ばかりだったので、ワインセラー見学は気分転換にもなって、とても面白かったです

 ポルトに戻り、ショッピングセンターのスーパーでお土産探し。彼は生ハムを、私はお菓子などを買い込みました。どの国へ行ってもスーパーでお買い物って、その街の住人になった気分で、ワクワクします(服とかは買わないんですが、食料品は買う)

 夕食を食べて12時頃就寝。ポルト6:30の飛行機に乗るため、翌日の起床は4時。いよいよ旅も終わりなのか・・・。テンション低いまま街を離れ、暗い道をタクシーでポルト空港に向かいました。
  
 しかし!このポルト空港が、近未来的なかなりオサレな空港で、一気に、テンションも↑。良い意味、私たちの予想を裏切ってくれました。いや~やるねポルト!さわやかな気分でポルトガルを飛び立ったのでした。Tchau!
 次は、ポルトガルおまけです。
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Obrigada, Portugalその3 大陸最西端ロカ岬

2005-12-23 20:04:59 | 海外旅行記(ヨーロッパ)
 ロカ岬(Cabo da Roca)は、ユーラシア大陸の西の果てです。リスボンからここへ行く方法は2つ。電車でシントラ又はカスカイスに行き、そこからバスで向かいます。彼は、世界遺産でエデン園と呼ばれるシントラ(Sintra)を経由するつもりだったのですが、シントラ行きの電車が止まるロシオ駅が無い。付近をぐるぐる歩いてみたけど、見当たらないのです。
 同駅のメトロのインフォメーションで聞くと「今駅は閉鎖中なので、ロカ岬へはカスカイス経由で行って下さい」との事。駅閉鎖って・・・あり得ない。シントラに行きたい人はどうしているんだろ?疑問を抱きつつ、時間もないのでカスカイス(Cascais)行きの電車に乗りました。
  
 カスカイス駅で久々の漢字に遭遇。日本語では1分間証明写真と書いてあるのに、正面には2min FOTOSと。日本語は消せなかったのかな?
  
 駅近くのバス乗り場で、割とスムーズにバスに乗車。観光客は私たちだけ。他は皆さん付近の住民でした。
 夕日は光の強さを増して、赤々と輝いています。「ロカ岬で日没が見たい」という彼。初めは余裕で日没前に到着できると思っていたのですが、みちのりは予想外に長く、段々低くなっていく太陽に焦りを感じながら、山道をバスに揺られていたのでした。
  
 ロカ岬に到着した時、日はもうかなり海面近くだったので、バス停から走って岬の端へ。岬の端には、我々と同様に日没を見に来た人が何人かいました。
 日出づる国に住んでいる自分が、西の果てで夕日を見ているって、何だか不思議な気分。遠くにきましたねぇ
  
 岬に建つ記念碑。AQUI…ONDE A TERRA SE ACABA E O MAR COMECA…(ここに地果て、海始まる)と刻まれています。
  
 日が沈みそうになってから沈んでしまうのはあっという間。太陽は、最後の強い光を放って消えていきました。ユーラシア大陸の最後の太陽を見た私たち。少し物悲しい気持ちで、去っていく太陽をお見送りしました。さようなら太陽さん。また明日
   
 インフォメーションでは、大陸最西端到達証明書を発行してもらう事が出来ます。
 
 ロカ岬滞在時間は、30分。帰りのバスが30分後に到着だったためです。この短い間に、日没を見る事ができた私たちは、非常にラッキーでした。ここまで来て見られなかったら、今後のテンションも違ったと思うので。ふぅ~良かった♪
 次は、ポルトガル第2の都市ポルトです。
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2つの合格!

2005-12-22 01:53:14 | 日本語教育
 旅行記を書いている時は、他の記事を間に挟みたくないな~と思っていたのですが、書きたい事が溜まっているので、ちょっと別の話題です。
 まずお知らせ。バルセロナ旅行記1に追加をしました。滞在中にお世話になった、かっぱこちゃんの彼氏さんことバルセロナのA&KのAさんこと魚屋ぺぺ吉さんが、この時の出来事をご自分のブログで記事にして下さったので、リンクをさせていただきました。いつも自分が書いている立場なので、人のブログに登場出来て嬉しかったです♪いぇ~い
 お会いする前から、ぺぺ吉さんのブログはこっそり(?)拝見していました。バルセロナでの生活が臨場感あふれた文章で綴られていて、私小説のようでとっても面白いのです。頭の良い人は上手な文章が書けるんだなぁ~と、しみじみ。
  
 さて。今週の日曜日、出かける前に、マンションの前で郵便屋さんに会いました。「ひなたけさんですか?さっきインターホンを押したんですけど」(ゴメンなさい。私、セールスの対応が嫌で、普段出ないのです)郵便屋さんは、私宛のA4サイズの郵便を持っていました。それを見て、私の心臓は高鳴りました。それは、に、に、日本語教育検定試験の結果通知じゃないですか!
 そう、私は10月中旬に日本語教育能力検定試験を受けたのです。ブログをお休みしていたのはこのため。夏は講座を受けて、受験前の1、2ヶ月は会社が終わってから、区の自習室で勉強をしていました。ただ、結構私は怠け者なので、エンジンがかかるのが遅いのです。「覚える事がありすぎ。もっと勉強すれば良かった」とかなり不安な気持ちで受験をしました。試験は、朝から夕方までの長丁場で、しかも途中で地震があったんですよね。あの時は、ドキドキしました。

 「ダメかも・・・」と暗い気持ちで帰宅。ネットの回答速報でチェックをしたら結構合っていたので、少々期待もあったのですが、やはり通知を受け取るまでは不安一杯でした。そして、日曜の結果通知。封筒にはしっかりと「合格通知在中」と書いてありました。無事合格できたのです 良かったー!嬉しい!ありがとう、郵便屋さん!
 ただ、合格したとは言え、私は現場に立ったことはないし、日本語教師はこの資格が無くても出来る職業だし、お給料も低いようだし。まだ分からない事だらけですが、この分野に関われたらと思っていたので、これを足がかかりに、何か出来ないか検討しようと思っています。取りあえず、あの時の大変さが報われた事が嬉しいです
  
 もう1つ。フランス語学校で、クラスのレベルが1つ上がりました。超初心者から、初心者に上がった程度と思われるので、それ程威張れないのですが、やっぱり嬉しいです。と言うか、やっと上に上がれるのね、とホッとしています(最近は「まだダメなのね」と少々凹んでいたので)。今後は、ほんのちょっぴりだけレベルアップしたフランス語の記事が書けるかもしれません???頑張るぞ~

 年末に届いた2つの合格。嬉しい気持ちで年が越せそうです。
 

Obrigada, Portugalその2 リスボン2

2005-12-21 00:12:32 | 海外旅行記(ヨーロッパ)
 リスボン1の続きです。
 リスボン2日目。最初で最後のホテルでの朝食。という訳で、朝からたくさん食べちゃいました。ヨーロッパのホテルの朝食に出るハムと薄いチーズって、美味しいですよね~。
  
 本日は、まず世界遺産のあるベレン地区へ。ベレン地区は私のオススメ中心から少し離れているのですが、川に面した眺めの良い場所で、坂と狭い通りの街並みの中心部とはまた違った雰囲気です。フィゲイラ広場から市電で30分程西へ行った所にあります。
 リスボンの市電は、とっても狭い通りもスイスイ走ります。狭い場所ではサイドミラーが閉じるようになっていて、工夫されているな~って思いました。

  
 最初に向かったのが、世界遺産その1のベレンの塔(Torre de Belem)。空とテージョ川の青さに、白い塔がよく映えます。美しい!本当に美しい司馬遼太郎氏が“テージョ川の公女”と呼んだ気持ちが分かります。
   
 写真に写っているのは、テージョ川(Rio Tejo)。「海だー!ひゃっほう♪」と言いたくなりますが、海に見える川です。広すぎます。川とは何なのか、分からなくなる広さです。
  
 のんびりと川沿いをお散歩。発見のモニュメントを遠目に見つつ、次は世界遺産その2のジェロニモス修道院(Mosteiro dos Jeronimos)へ。
  
 ポルトガルが繁栄を極めていた大航海時代を象徴した立派な修道院です。巨大で美しいマヌエル様式の建物。マヌエル様式の事は分かりませんが、確かにフランス、スペインのものとは違った感じがしました。
   
 バスコダガマが眠る棺(らしい)を支える、やる気の無いライオン(写真右)が、とってもラブリー
  
 お昼兼おやつを食べに入ったのは、パスティス・デ・ナタ有名店のパスティス・デ・ベレン(Pasteis de Belem)。ナタとはエッグタルトの事。日本でも一時期流行りましたが、私は食べた事が無く、初挑戦でした。タルトと付いていますが、パイ生地のお菓子なんですね(知らなかった)。カスタードクリームの素朴な味。シナモンを振り掛けると、より美味しいです。
  
 ポルトガルは、こういう飾らない素朴なお菓子が多いように感じました。そして、老若男女、みんな甘い物好き(おじいちゃんも一人でお菓子を食べてたりする)。ここパスティス・デ・ベレンも大賑わいで、座れないかと思いましたが、奥までたくさんテーブルがあるので、混んでいても問題ありませんでした。

 再び市電に乗り、中心部へ。時間はすでに午後3時を過ぎていましたが、この日はこれから、さらに西の果てロカ岬へ行ったのです。
 次は、大陸最西端ロカ岬です。
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Obrigada, Portugalその1 リスボン1

2005-12-20 00:24:25 | 海外旅行記(ヨーロッパ)
 心配していた格安航空会社vueling(バル→リスボンが50ユーロ!)は、何の問題もありませんでした(機内に自販機が。こうやって低コストにしてるのね~)。快適な1時間半の空の旅(超熟睡)で、7つの丘の街リスボン(Lisboa)に到着です。フランスとスペインは時差がありませんが、ポルトガルは1時間の時差があるので、時計の針を1時間遅らせます。
  
 空港から街の中心までバスで20分。予約していたホテルは、到着したロシオ広場(Rossio)のすぐそばでした。少し時間的に余裕があったので、洗濯物をして、薄暗くなった頃に観光開始です。
 そうそう、ポルトガルでは窓の外に干された洗濯物をよく見るなぁと感じました。バルセロナとプロヴァンスでは感じなかったけど、どうだったっけ?
  
 まずは、リスボン名物のケーブルカーに乗りました(写真参照)。距離的に短くてすぐ到着するのですが、徒歩では少しキツい坂を登るのを助けてくれる、便利な乗り物です。
 リスボンに来たらファドを聞かねば、という訳で、地球の歩き方に載っていたお店で事前予約。ファドは9時から始まります。始まる前に街歩き。
   
 街中は、クリスマスのイルミネーションが施されていて、とってもロマンチックでした 通りごとに、どれも違う種類。かわいいし、目印にもなるので土地勘の無い人間にも便利です。

   
 その日の夕食。左は、前菜のソーパ・デ・レグーメス(野菜のポタージュスープ)。これはとっても美味しかったので、ポルトガルにいる間、毎日食べた挙句、お土産にも買いました。素朴な優しい味です。
 右は、食べたかったタコのリゾット。タコがすごく柔らかかった!驚いたのは、香り付けにパクチーが使われている料理が多かった事。東南アジアだけかと思っていましたよ。意外意外。

  
 街歩きの時間が押してしまったため、予約を入れたのにもかかわらず、ちょっと遅れてファドのお店に入店しました(ゴメンなさい)。
 ファドはポルトガルの民衆歌謡。哀愁とか郷愁とか、ポルトガル人にしか分からない気持ち(サウダーデ)を歌っているらしいのですが、曲調は意外に明るかったです。民族衣装を着た人たちの演奏もありました。しかも回りのお客さん(全員白人だった)は歌を知っているようで、みんなで手拍子したり歌ったりしていました(分からないのは私たちだけ)。有名な歌だったのかな?
 私たちが注目してしまったのは、歌の内容そのものよりも、後ろで演奏している二人のおじさん ギターを持っていなければ、そのままフツーに会社に出勤しそうな風貌(何故スーツなのか)。満員電車に揺られてそうです。こっそり「部長と専務」と名づけました(ぐりとぐらでも可)。
 表情を変えず、黙々と脇役に徹する双子のような二人。でも、その心にはファドに対する秘めたる情熱が。そう!彼らの生き様こそがサウダーデ(意味不明)。想像力をかき立てられる、かなりヒットなお二人だったのでした。

 ガイドブックによると夜中の2時まで続くそうなのですが、この日は11時で終了。タクシーを呼んでもらって、ホテルに帰ったのでした(うっかりチップを忘れてしまったのが心残りです。最後までダメな客でゴメンなさい)。デスクーペ。
 次はベレン地区観光です。 
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丸の内でお茶&みかんが届く

2005-12-18 19:53:12 | 美味しいもの
 クリスマスまでもう少しなので、気分を盛り上げるため(?)テンプレを替えてみました。皆様、もう予定はお決まりですか?私はまだです。今年はどうしますかねぇ?彼君。今年も千葉に行きますかねぇ?(何故か毎年クリスマスは千葉。しかも房総)
  
 さて。本日は、久々にジョルジュ氏と会って、丸の内でランチ&お茶をしました。私たちが西欧旅行をする一週間前に、ジョルジュ氏はドイツ&フランスに出張に行っていたので、お互いの旅行の報告とお土産渡しをするためです。

 今回、こちらはお土産を買う約束をしていたのですが、ジョルジュ氏も用意してくれていたとは思っていませんでした。ジョルジュ氏が買ってきてくれたのは、トリュフ。BERNACHON(ベルナション)という、リヨンにしかない有名な洋菓子店のものです。ショコラ色のリボンがかかった箱がかわいくて(写真参照)、それだけでも胸キュン(死語)なのに、中身のトリュフもとっても美味しくて、かなり感動でした。ベルナション、覚えとこっと。
 対して、私はエクスで買ったカリソンを渡したのですが、味見したところ、味がありませんでした。・・・?マジパンの味はしたんだけど、アーモンドの味がしない・・・。何で?ゴメンね~

  
 今回は、4時間丸の内にいて、前菜、メイン、デザートと店を替え、3軒もはしごをしてしまいました。こんなはずではなかったのですが。二人でお腹たぷたぷ、もう食えね~状態でした。
 写真は、アフタヌーンティでのデザート。苺ミルクのムースです。中のムースがさっぱりした生クリームと合っていて、美味しかったです生クリームって良いですよね。幸せな気分になりますね~。
  
 今日はお天気だったのに、メチャメチャ風が冷たかったです!この冬一番の寒気を肌で感じました。丸の内は特にビルが多いので、ビル風が強い強い!今日はフード付きのダウンジャケットを着ていて、あまりにも寒いのでフードを被りたくなったのですが、人の目が気になって被れなく・・・。フードって、あっても使いませんよね。でも、これ被るととっても暖かいのになぁ。

  
 昨日は、愛媛在住の友達☆から、箱入りみかんをいただきました。ぎっしり詰まったビタミンカラーのみかんたち。キレイな色見ているだけで、元気が出てきます。冬は、やっぱりこたつでみかんですね。嬉しいよ、ありがとう~☆