Ca me plait beaucoup

1歳の娘との生活と日々の出来事、想う事、旅行の事などなどなど

第二回全国一斉!日本語テスト

2007-01-13 02:01:24 | 日本語教育
 第二回が開催されていたんですね。gooブログのトレンドランキング上位に入っていたので、たどってやってみました。私の第一回の記事はこちら

  第二回全国一斉!日本語テスト
  
 今回の私の結果は↓でした。
 69点。ふつうです。ボキャブラリーを増やしましょう。
 語彙の豊富さは文章を作る楽しさにつながります。使い慣れた言葉と同じ意味の違う言葉も覚えてみてはいかがでしょうか?
 ATOKに『明鏡国語辞典』と『ジーニアス英和・和英辞典』が付属したATOK 2007 for Windows [プレミアム]なら、日本語入力時にわからない言葉をすぐに検索。決まり文句を、その由来からていねいに解説していますので、総合的な語彙力を身につけられます。

 ヤバイ。70点切ってしまいました平均ぎりぎりです。寸評も呆れてるのか、ほんの短い文章しかありません。
 今回知ったんですけど、敬語っていつの間にか5分類になっていたんですね。敬語って言えば丁寧語、尊敬語、謙譲語でしょ。美化語ってなんじゃらほい。

 今回は年齢別、県別にも結果が見られます。1回目のテストも出来るようなので、受け忘れた方はどうぞ両方試してみて下さい♪

全国一斉!日本語テスト

2006-02-02 20:44:23 | 日本語教育
 ネットサーフィンをしていたらこんなテストを見つけたので、試してみました。
  全国一斉!日本語テスト

  
 私の結果は↓でした。
 75点。よく出来ました 日本語力をもっと向上させよう
 日本語に関するスキルは低くないのに、基本的な漢字でつまずいてしまったあなた。音読みや訓読み、同音異義語など、確かに漢字には難しい点もありますが、新聞などで漢字を追って読み書き能力の向上にも挑戦してみよう。
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 あらあら。いつの間にか商品の宣伝になってます


 「よくできました」で、ちょっとホッとしました。あまりにひどい出来だったらどうしようと思ったのですが、とりあえず50点は越えました(低い志)。ふぅ~
 確かに寸評で言われているように、漢字の間違いが多かったです。今まで思っていた漢字が間違いだったなんてものもありましたし。今の実力じゃ、漢検は怖くて受けられませんな。もっと修行が必要なようです。あ、でも普段使っているせいか、敬語は得意なのですけど(一人フォロー)。

 全30問で簡単に出来ますので、お暇な時間に試してみてはいかがでしょうか?2月28日までだそうなので、お早めに

2つの合格!

2005-12-22 01:53:14 | 日本語教育
 旅行記を書いている時は、他の記事を間に挟みたくないな~と思っていたのですが、書きたい事が溜まっているので、ちょっと別の話題です。
 まずお知らせ。バルセロナ旅行記1に追加をしました。滞在中にお世話になった、かっぱこちゃんの彼氏さんことバルセロナのA&KのAさんこと魚屋ぺぺ吉さんが、この時の出来事をご自分のブログで記事にして下さったので、リンクをさせていただきました。いつも自分が書いている立場なので、人のブログに登場出来て嬉しかったです♪いぇ~い
 お会いする前から、ぺぺ吉さんのブログはこっそり(?)拝見していました。バルセロナでの生活が臨場感あふれた文章で綴られていて、私小説のようでとっても面白いのです。頭の良い人は上手な文章が書けるんだなぁ~と、しみじみ。
  
 さて。今週の日曜日、出かける前に、マンションの前で郵便屋さんに会いました。「ひなたけさんですか?さっきインターホンを押したんですけど」(ゴメンなさい。私、セールスの対応が嫌で、普段出ないのです)郵便屋さんは、私宛のA4サイズの郵便を持っていました。それを見て、私の心臓は高鳴りました。それは、に、に、日本語教育検定試験の結果通知じゃないですか!
 そう、私は10月中旬に日本語教育能力検定試験を受けたのです。ブログをお休みしていたのはこのため。夏は講座を受けて、受験前の1、2ヶ月は会社が終わってから、区の自習室で勉強をしていました。ただ、結構私は怠け者なので、エンジンがかかるのが遅いのです。「覚える事がありすぎ。もっと勉強すれば良かった」とかなり不安な気持ちで受験をしました。試験は、朝から夕方までの長丁場で、しかも途中で地震があったんですよね。あの時は、ドキドキしました。

 「ダメかも・・・」と暗い気持ちで帰宅。ネットの回答速報でチェックをしたら結構合っていたので、少々期待もあったのですが、やはり通知を受け取るまでは不安一杯でした。そして、日曜の結果通知。封筒にはしっかりと「合格通知在中」と書いてありました。無事合格できたのです 良かったー!嬉しい!ありがとう、郵便屋さん!
 ただ、合格したとは言え、私は現場に立ったことはないし、日本語教師はこの資格が無くても出来る職業だし、お給料も低いようだし。まだ分からない事だらけですが、この分野に関われたらと思っていたので、これを足がかかりに、何か出来ないか検討しようと思っています。取りあえず、あの時の大変さが報われた事が嬉しいです
  
 もう1つ。フランス語学校で、クラスのレベルが1つ上がりました。超初心者から、初心者に上がった程度と思われるので、それ程威張れないのですが、やっぱり嬉しいです。と言うか、やっと上に上がれるのね、とホッとしています(最近は「まだダメなのね」と少々凹んでいたので)。今後は、ほんのちょっぴりだけレベルアップしたフランス語の記事が書けるかもしれません???頑張るぞ~

 年末に届いた2つの合格。嬉しい気持ちで年が越せそうです。
 

ら抜き言葉の見分け方

2005-08-24 20:51:17 | 日本語教育
 鱒という字が、午前中読めたのに午後は読めませんでした。ますです。魚へんの漢字って難しいです。
  
 さてさて。私はら抜き言葉が好きではありません。「ら抜き」とは、動詞に可能の助動詞「られる」をつけた場合、らが抜けちゃうっていう、あれです。話し言葉も書き言葉も、なるべくら抜きしないように努めているのですが、実はどの単語が「れる」で、どの単語が「られる」なのかよく分かっていませんでした。だめじゃん、私
 この前の日本語教育講座で、先生がその事について教えてくれて、初めてはっきりと区別できるようになったのです。その区別の仕方を、なんちゃって授業風にご紹介。
  
 着れる・切れる・殴れる・すべれる
この中でら抜きしているのはどれでしょう。
  
 ピンポーン。答えは「着れる」です。では、「着れる」と他の動詞の違いは何でしょう?

 まず、動詞を終止形(辞書形)に直してみましょう。
  着る・切る・殴る・すべる
 語尾が「る」でみんな一緒です。では、これを未然形(ナイ形)に直してみましょう。
  着ない・切らない・殴らない・すべらない
 着るだけ「ない」の前に「ら」が入りませんね。これは活用が違うからです。活用させてみて下さい。
  着ない・着ます・着る・着る時・着れば・着よう
  切らない・切ります・切る・切る時・切れば・切ろう
 終止形の語尾が同じ「る」でも、着るは上一段活用、その他はラ行五段活用なのです。ら抜きは、この一段活用の場合に起こりやすいんだとか。食べられる→食べれる(下一段)、見られる→見れる(上一段)、とかね(あとカ変の「来る」)。逆に、切れる・殴れるは「れる」で、ら抜きなような、なんとなく気持ち悪い感じだけど、これでOKなのです。

 以上。お付き合いいただきありがとうございました。
    
 これでら抜きの見分け方はバッチリだわ~♪と嬉しかったのですが、先生が言うには「ら抜き」はもう乱れではないんだとか。言葉は時間と共に動いているものなので、もうら抜きも乱れではなく変化になってしまったそうです。今にホントにフツーになって、アナウンサーなんかも「見れますか?」とか言っちゃう世の中になるのかな~?(既にそんな世の中?)

土曜の日本語教育講座(途中地震有り)

2005-07-25 22:52:04 | 日本語教育
 いつものように講座を受けていた、その途中、震度5強の地震がありました。私はその時夢現を彷徨っていたのですが(いつもは違うんですよ←1人フォロー)、地震で現実に引き戻されました。結構長かったので、「首都直下大地震」が脳裏を掠めましたよ。あ~、怖かった!
 こういう時、先生ってすごいですね。ちゃんと授業を続ける事が出来るんです。ご年配のおとなしい感じの女性の先生だったのですが、その冷静さに感心しました。
  
 さてさて、今回の講座。毎週講座を受けていると、内容がリンクしてくる部分があります。語用論もその1つ。コミュニケーションには、言内ではなく、言外の意味があり、それについて考えるのが語用論らしいです。言葉の意味ではなく、話者の意図(行間)について考えるって事だとか。
 例えば、Aさんが、窓に近いBさんに向かって「暑いですね」と、声をかけたとします。この場合、言葉だけで見ると現在の室温について話しているだけですが、このシチュエーションではAさんはBさんに「窓を開けてほしい」と、暗にお願いをしているのです。「窓を開けてほしい」は、会話的推意であり、言葉だけを見ると捕らえられません。
 なる程、私達は会話をする時に、常に相手の意図を考えて会話をしている訳です。高文脈文化(言語コミュニケーション依存が低い文化)の日本語ならなおさらですね。高文脈文化が成り立つのは、日本社会が他民族国家でなく、共有概念が多くて行動様式が予測しやすいからだそうで。外国人がここを理解するのは難しいのかもしれません。  
  
 私、大学時代にも語用論の授業を受けたのですが、教科書が英語の上、先生の話がつまらなかったので途中挫折しちゃったのです。でも、講座で改めて概要を説明されて、なかなか面白そうな学問なので、惜しい事をしたなぁって思いました。その学問に興味が持てる持てないって、教えてくれる先生に拠る所、ありますよねぇ
  
 もう一つ面白かった事。言葉のジェンダーについての所で、先生が「日本語の教科書にこんな文が載っていました」と、こんな例を出したのです。
「今日は妻が留守なので、レストランで食事をしました。」
 これを読んで、外国人学習者は「言葉は分かるけど、言っている事がワカラナ~イ」って言うらしいです。「食事が作れない男性が教科書を作っているのでしょう(笑)」と先生は言っていました。これも日本の文化なのかしら~?今では日本の男性も大分変わって来たかなって、先生は付け加えてましたが・・・どうかな?

本日の日本語教育試験講座(こそあど言葉)

2005-07-10 00:30:28 | 日本語教育
 日本人が日常で使っている「こそあど言葉(指示詞)」。本日は、日本語を話す上で欠かせない、この指示詞の講義を受けました。
  
 指示詞を使用する時、どの場合が「ここ」で、どの場合が「そこ」なのか。日本語話者ではない人に説明する事は難しい。講義では、「ここ」と「そこ」には、話し手と聞き手のテリトリ・縄張りで2種類に分けられる、と教わりました。

 ●1つは「融合型」話し手と聞き手が同じテリトリにいる場合です。
 例:運転手さん、そこの角を左に曲がって下さい。
 この場合、話し手と聞き手は同じタクシーの中、つまり同じテリトリにいて、「そこ」は、テリトリの外にある物を指します。この場合だと、「ここ」は話者と聞き手のテリトリ内の物を指します。

 ●もう1つは「対立型」話し手と聞き手が別のテリトリにいる場合です。
 例:ねぇ、そこの青年、ボール取って!
 この場合、「そこ」は聞き手(青年)のテリトリ内にあります。この場合に「ここ」を使用すると、それは話者のテリトリ内にある物を指す事になります。
  
 では「あれ・あの・あそこ」は?
 例:明日の飲み会には、あの人も連れてきなよ。
 この場合、「あの人」は、話し手、聞き手が、共に知っている人(情報を共有している)。つまり2人は同じテリトリ内にいる状態です。「あ」系の指示詞は、全てこの状態の時に使われるので、前述のような型は存在しません。
  
 普段何気なく使用する指示詞、でも、こんなルールの下に使用しているんですね。・・・これをちゃんと使い分けている日本人って、すごいかも・・・(?)って思っちゃいましたよ。

 昨日は、月曜から冷戦状態だった彼と、やっと仲直りしました(と言うか、私が一方的にムッとしてただけ?)。久々に彼の背中に体を預け、安心感を感じました。無駄に意地張ってじゃダメですねぇ。

本日の日本語教育試験講座(言語の恣意性)

2005-07-02 11:57:55 | 日本語教育
 明日は選挙があるらしいのですが、お知らせがうちには届いていません。捨てちゃったのかな・・・。
  
 さて、本日も土曜恒例の日本語教育試験講座を受講してきました。「言語構造一般」についてお勉強。
 面白いと思ったのは、ヒトの「ことば」と動物の「ことば」は何が違うかという事。具体的にどう言ったら良いか分からなかったのですが、講座では「言語の恣意性」という言葉を使って説明していました。
 「恣意」とはでたらめとか法則が無いという意味で、ヒトの「ことば」は、音と意味に対応性が無い、つまり恣意性がある、対して、動物の発する音や行動には、それぞれ対の意味があり、つまり恣意性がない、と言えるらしいです。恣意性があるので、地域ごとの個別言語(日本語・英語・中国語等等)が存在するし、「電話に出んわ」なんかの駄洒落も生まれるとの事。

 「言語の恣意性」があるから、人は嘘をついたり、過去や未来の事を話したり出来るんだそうです。動物はこれが出来ない。「動物は素直」って言いますが、嘘をつく事が出来ないないから素直なだけなんだとか。

 へぇ~って感心しちゃいましたが、多分これ大学の授業でも似たような事教わったような気がする。いつも新鮮な驚きがあっていいわね、私(苦笑)。
     
 明日彼が帰国します。タイ週間も本日で終わり。帰ってくる前にちょっとは部屋をキレイにしなくちゃなぁ。
 写真は、バンコクの水上マーケット。ただし、休日のみの地元民向け「なんちゃってマーケット」らしいです。ボートツアーが楽しかった!

日本語教育講座受講

2005-06-05 13:05:40 | 日本語教育
 あれやこれやと手を出しすぎかなぁ・・・と、自分でも思いますが、場所が近くだったので、日本語教育試験の講座を受けてきました。
 もともと大学は言語文化学科の出身で、そちらの方面には興味があるのです(受けるかはまだ迷っているのですが)。本日の授業は、言語理解の課程、習得・発達、教育法の3本立て。統語論、語彙論、チョムスキーやオーディオ・リンガル・メソッドなんて、懐かしいけど、聞いた事あるなぁ程度の知識になってしまいましたね

 昨日教わった講座の復習。
 人が母語でない言語を学習する際、記憶というのが非常に重要です。記憶には、短期記憶と長期記憶がありまして、短期記憶は情報容量に限界があり、1度に効果的に覚える単語の数は、7つ±2なんだとか。これを定着させるには、リハーサル(覚えようとする作業)が必要になり、それによって、人の脳に長期記憶として保存されるそうです。
 統語論、語彙論なんかは短期記憶だったのか。一夜漬けじゃ、やっぱりダメなのね~。

 また、学習言語が初心者の人は、その言語を見た時に、文字を1つ1つ追いながら解読を進めていく、ボトムアップ処理をしているらしく、これに対して、学習を進めていくと「スキーマ」(既有知識)が豊かになっていくので、それを基に内容を確認する、トップダウン処理をしているらしいです。(何のことやら(笑))
 私で言うと、フランス語はまだボトムアップ処理で、英語は多少トップダウン処理をしている、と言えるのかな?人はそれぞれの学習ストラテジー(勉強方法)があり、効果的なストラテジーを見つける事が習得の近道なのですが、私はどうなんだろ・・・。私は単語をひたすら書いて覚えるんですが、私みたいな人は行動主義らしいですね(見ただけで出来ちゃう人は、認知主義らしい)。

 先生が話し上手な方で、聞いていてすごく楽しかったです。教師の立場というより、フランス語を学習している自分(生徒)に当てはめて聞く事で、理解が深まった気がします。
 でも、来週の講座までに、教案を書いてくるという宿題を出されました。「教案って何?」っていうレベルなんですが。こんなんでついていけるのかな、ちょっと不安・・・。