Ca me plait beaucoup

1歳の娘との生活と日々の出来事、想う事、旅行の事などなどなど

もうすぐ2ヶ月

2010-08-29 11:46:12 | 妊婦・育児生活
 ここ数日地元は涼しいです。日差しはあるので外は暑いのですが、海風が家の中を通り抜けるので室内はさわやか。現在ひなこはお昼寝中。この間にさくさくっと更新しよう。
  
 さて。本日でひなこは生後60日。もうすぐ2ヶ月になります。ますますぷくぷくして、おにぎりというかおまんじゅうというか鏡餅というか・・・(笑)、足はムチムチしてミシュランのキャラクターのようです。昨日家にあるバネばかりで体重を量ったら4200gくらいでした。上の写真で着ている洋服は、退院の時に着せようと思ったのにぶかぶかすぎて断念したもの。久々に着せたらちゃんと着られるようになっていて感動しました。大きくなったね!
 生後すぐは無かった眉毛とまつ毛も徐々に伸びてきました。特にまつ毛は長くなったので、女の子らしくなりました(羨ましい)。泣くとなんとも憂いのある目元になります(?)。
 最近は縦抱っこがお気に入りで、横抱っこだと泣き止まなくなっちゃいました。まだ首が据わってないから、ホントはあんまり良くないのかなと思いつつ・・・しかも視界が開けて楽しいのか首をブンブン振って、時に私の肩や鎖骨に頭突きしてくるから危ないんだよなぁ
 無表情だった新生児時期を過ぎ、最近は時折笑顔を見せるようになりました。特に祖母があやしている時、笑顔が多いです。童謡を歌ったり話しかけられたりするのが嬉しいのか、「えーう」とか「あうー」と会話っぽい事をしてます 時に私といる時より楽しそうで、ちょっとジェラ(笑)。

  
 寝ていると重力でよりおにぎり度が上がります(笑)。でも、おめめは大きいし鼻は高いし口はおちょぼ口。色白の美人さんです(親ばかです)。
  
 一方私は少しずつですが「赤ちゃんとの暮らし」というものに慣れてきまして、0ヶ月の時は泣かれると悲しくなっちゃったり、授乳後げっぷが上手く出せなくてその後吐いちゃうと落ち込んだりしたんですが、最近は泣かれても「まぁいつか泣き止むさ」という気持ちになり、縦抱っこが出来るようになったのでげっぷの成功率も上がり、出なくてちょっと吐いちゃっても前の様に動揺しなくなりました。まぁその他の事では相変わらずオロオロしちゃってますが。
 ちょっと困っているのが、縦抱っこばっかりしているせいか、手首と腰が痛くなってきちゃった事。まだ2ヶ月なのにもう体力に限界を感じてます。スキンシップで愛情を伝えたいと思ってるから、抱っこはいっぱいしてあげたいのに。早くも育児って体力勝負ねと感じてます。
  
 今月は実家で過ごしているので、夫君はひなこの成長を見てないんですよね。会ったらビックリするだろうなぁ。そんな日が来るのももうすぐです。

里帰りしてます

2010-08-15 12:26:18 | 妊婦・育児生活
 1ヶ月検診が無事に済んだので、予定通り今月上旬より福島の実家に帰って来ています。夫君が今月と来月に海外出張へ行ってしまう(今月はすでに出かけていてもうすぐ帰ってきます)ので、ひなこと二人の生活はちょっとまだ不安だったからです。東京に戻る日は決めてませんが、今月中はこちらでお世話になろうと思っています。

 ひなこ用の荷物が多かったので、今回は初めて車で帰省をしました。夫実家より車を借りて、夫君の運転です。検診などで病院に行く以外全然外に出してなかったのに、いきなり長距離移動させるのはかなり不安もありましたが、移動中は良く寝てくれたし、体調も崩す事はなかったので安心しました。
 写真は移動中のひなこ。ベビーシートはレンタルしました。コンビのプリムベビーというもので、愛育社という業者さんを利用しました。首がすわってなくてグラグラしちゃうので、両脇をタオルで固定してます(笑)。実家近くの西松屋に行ったら頭を固定するための枕が売ってました。こういうのを用意すれば良かったんですね。帰る時はこれを使用しようと思います。
 移動日は猛暑でひなこが体調を崩さないか心配で、私は隣でがっちり見張ってました。クーラーが前からしか来ないので常にうちわで扇ぎ(ずっと同じ体勢なので背中に汗をかいてしまってかわいそう)、日光はバスタオルでガード。夫君の事を構う余裕はなかったのですが、安全運転を心がけてくれたので安心でした。

 移動中はお医者さんのいう通り、1時間に1回休憩を取りました。旅は大抵強行軍なので、のんびり移動は新鮮な気分。そして、授乳室があるサービスエリアは事前にチェック。授乳室がない所では、ありがたいことにスタッフさんの休憩室で授乳させてもらいました。授乳室の有無なんて、出産前は考えもしなかったですね。
 あと、赤ちゃん連れって目立つみたいで「小さくてかわいいー」なんて言われたり、同じく赤ちゃん連れの人に話しかけられたり。赤ちゃんがいると世界が広がるなぁなんて思いました。世知辛い世の中ですが、以外に周りの目は温かかったです(苦笑)。

 こちらでは親戚や近所の人にひなこをお披露目しました。東京より涼しいので、ひなこにとっても過ごしやすいかもしれません。私もこちらにいる間に体力を回復しておうちに戻ろうと思います。

出産レポ

2010-08-03 16:08:52 | 妊婦・育児生活
 出産して一ヶ月が過ぎました。先月は検診などで産院に行く以外に外に出た事がなかったのですが、今月に入ってから、夫母などにひなこをお願いして少しずつ一人での外出を始めました。一昨日は自転車で近所の図書館へ、昨日は電車で矯正歯科へ。電車は1ヶ月ぶり、自転車に至っては妊娠中は控えていたので半年振りです。ぺたんこのお腹で外出するのが不思議な気分。
    
 さて。人生の一大イベント「出産」を終えまして早1ヶ月。日々の育児に追われて薄れゆく記憶を留まらせるべく記録に残しておこうと思います。出産が怖い方、ここから先はご遠慮下さい

 6月27日(出産3日前) 
 夫君と近所デート。バイトしていた図書館を訪れ、顔見知りの職員さんに「出産間近なんですが全然兆候ないんですよ~」とのんきな会話をする。夜は南千住の有名うなぎ屋さん「尾花」で1時間並んでうなぎを食す。うな重はふわふわ。白焼きもウマウマ。

 6月28日(出産2日前) 
 朝起きてトイレに行くとおしるしがあって一気に目が覚める。出産が近づいたので、とりあえず身辺整理、入院準備の最終確認。そして夫君と選挙の不在者投票へ。途中立ち寄った和菓子屋さんのおばちゃんに「やせててお腹だけ出てるから安産ね」などと言われる。
 夕食を食べた後、散歩がてら二人でツタヤへ行き、ポニョを借りる。家でのんびり鑑賞。まだお産が進む気配なし。

 6月29日(出産前日) 
 早朝4時半にお腹の痛みで目が覚める。痛くて眠れず「もしや陣痛?」と思い、とりあえず起きて朝食を取る。5時から間隔を計り始めるが、5~15分とまちまちでまだ不規則。それにしても痛い!
 夫君が職場にを荷物を取りに行った後、家で作業をしてくれる。お昼も夫君が用意してくれる。一度病院に相談の電話を入れるが「間隔が規則的に10分以内になったら来て下さい」と言われるので家で我慢。数分間隔で痛みが来るので何もする事が出来ず、とりあえず体力温存のために昼寝。でも痛みが来ると起きてしまう。そんな状態で日中が過ぎる。
 13時頃には約10分だった間隔が、16時頃6分間隔になるが、その後再び15~20分に伸びでしまうのでまだ我慢。陣痛の波が来ると呻かずにはいられない
 19時半頃夫君が夕食を作り始めてくれるが、この頃やっと陣痛が6分間隔で規則的になる。もういい加減いいでしょう!と二人で決意し、夕食後タクシーを呼んで産院へ。このタクシーの運ちゃんがおしゃべりなおっちゃんで、出産についての自分の思い出を語る語る(苦笑)。話をさえぎるのも悪いと、陣痛の波が来ても夫君の手をつかんで静かに我慢(って、なんで私が気を使ってるんだ!?)。
 21時半頃産院到着。入り口でスポーツドリンクを買っている所を警備員さんに見られ「余裕だね」と言われるが、全然余裕じゃないってば この後どんどん陣痛間隔が狭まり、のんきに飲み物を買う余裕もなかったので、ここで買っておいて正解。
 助産師さんに分娩室に通されて、入院書類の確認などをする。この頃も陣痛が大変だと思ったけど、今思えば冷静に受け答え出来てるし、まだ余裕。内診をして子宮口が7センチ開いている事を確認。担当してくれた女医さんに「良いタイミングで来ましたね」と褒められ(?)る。
 22時。GBS陽性のため点滴を打つ。点滴の鈍い痛みと陣痛のダブルパンチで辛くなってくる。子宮口が10センチになるまで畳の陣痛室で待機。この陣痛室での約2時間が本当に辛かった!下から物が出る感覚が激しくなるのに、出しちゃいけない。この状態が聞いてはいたけど本当にシンドイ!今まで出した事のない声の大きさで叫んで夫君にしがみつき、正気じゃなくなってくる。助産師さんと夫君に「陣痛が来た時はふーっと息を吐いて。ふーっ」と言われるので、頑張って吐こうとするけど、最初はただ「ふー」と声を出してて息を吐けず。徐々にコツがつかめてくるけど、この時間が永遠に感じる。破水しないのでなかなか分娩室にいけない状態。

 6月30日(出産当日) 
 0時30分。子宮口が開いたので分娩室へ。靴は脱いでいたのだけど、履いてなんかいられない。裸足で夫君に支えてもらって歩く。朦朧とした中で、もう少しでこの状態が終わるんだと安堵する。
 分娩台でついに破水。いよいよ出産。いきむのはいきみ逃しより楽だと聞いていたけど・・・やっぱ痛いよ!助産師さんに言われるまま、必死で目を見開いて力を入れる。何回かで「頭が見えてみたよ」と言われるが、メガネもはずしてたので全然見えない
 そして1時9分。ついに出産。出てきた赤ちゃんを見て「あ、産んだんだ」と分かる。赤ちゃんの泣き声を聞き、心から安心して泣けてくる
 その後の分娩室での2時間は、嵐が去った後のように穏やかで幸せな時間。カンガルーケアをさせてもらい、生まれたての小さな小さな赤ちゃんを胸に乗せる。まだ実感が湧かないけどじんわりと幸せを感じる。夫両親も来てくれていたのでご対面。そして4時に入院。
    
 長くなりましたがこんな感じでした。本格的な陣痛から6時間半、病院での所要時間は3時間半。安産でしたが・・・痛いものは痛い!出産を通して、その後の育児も含めて、世の中の全てのお母さんってすごいなぁってしみじみと思いましたよ。
 大変で衝撃的だった出産。たった1ヶ月前の事なのに、もう遙か彼方の出来事に思えます。出産は終わりじゃなくて始まりですからね・・・。