A.himeのフォト日記

日常の思ったこと、感じたことを自由に気ままに・・・
写真・旅・ワンちゃん・園芸・お花・趣味・日常…etc

鞆の浦~町並み編

2012-03-11 | 写真と旅
鞆の浦は今回で4度目の訪問です。
前の3回は写真仲間と来たので、主に古い町並みや漁村風景を撮るために付近を散策したのですが、今回は友人との気ままな旅でした。資料館に入ったり、商店をのぞいたり、お土産を買ったり、オートタイマーでおばさん二人の記念写真を撮ったり、買い食いをしたり…おしゃべりも弾みます。

<3月7日撮影>

高台から眺めた鞆港


散策マップ


趣のある町並み


いろは丸展示館

「いろは丸事件」
慶応3年(1867年)4月23日、霧の深い深夜、瀬戸内海の備中・六島沖で、坂本龍馬が率いる海援隊の雇船・いろは丸と紀州和歌山藩船・明光丸とが衝突し、いろは丸が沈没した事件。
搭乗していた坂本龍馬はじめ海援隊士などいろは丸乗組員は明光丸に乗り移ったあと鞆の浦に上陸。龍馬はここに4日間滞在し賠償交渉を開始したが、交渉がまとまらぬうちに明光丸が長崎に向けて出港し、再交渉を行う為に後を追った…

歴史文献をもとに、ここ鞆の浦町おこしグループが引き上げを計画、学術的潜水調査をおこないました。引き揚げられた遺物と写真、再現模型、イラスト情報などが「いろは丸展示館」に展示されています。入館料200円。


常夜灯


太田家住宅


太田家の土蔵群

太田家住宅は平成3年に国の重要文化財指定を受けた瀬戸内海を代表する建造物群です。敷地面積約416坪、建物は江戸時代中期から後期にかけて、酒造業(保命酒)で財をなした商家中村家によって拡張・増築され、ほぼ現在の規模になりました。明治期に太田家が受け継ぎ今日に至っている。入館料400円。


レトロな洋館も(喫茶店:鞆光軒)


沼名前神社(ぬまくま神社と読む)


鞆の津ミュージアム
築150年の土蔵を改修した美術館。5月に正式オープンだそうです。


趣のある民家があちこちに残っています。


漁村らしいこんな風景も


弁天島と平成いろは丸
坂本龍馬が率いる海援隊が乗り込んだ蒸気船「いろは丸」を模した船で、観光船として利用されています。実物の三分の一の大きさだとか。


対潮楼から眺めた仙酔島と弁天島
朝鮮通信使はここからの眺めを “日東第一形勝 ” と絶賛しました。


朝鮮通信使の衣装と行列の様子が展示されていました。この衣装、韓国時代劇でもお馴染みですよね。

対潮楼は真言宗・福禅寺の客殿として建てられたもので、朝鮮通信使のための迎賓館として使用されました。また、いろは丸沈没事件の際、海援隊と紀州藩の交渉の場ともなったそうです。入館料200円。


鞆の津の商家 この日は休館日でした~

今回は少ししか巡れませんでしたが、鞆の浦には、この狭い町並みに由緒ある寺が19ヶ寺、神社が数十社建ち並んでいます。またの機会にぜひ訪れてみたいです。

鞆の浦は何度でも訪れたい、とても魅力ある町ですが…
この町に「埋立て架橋計画」が進んでいるそうです。
鞆町の活性策として1983年に港の一部を埋め立てて道路と公園を整備する構想が広島県から公表され、鞆の町は景観か開発かの選択で揺れているそうです。反対運動などにより、今はまだ工事は進んでいないようですが、この美しい景観や情緒ある町並みが壊れるのはとても残念で惜しいことですね。



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鞆の浦~おひな様編

2012-03-10 | 写真と旅
『鞆・町並ひな祭』は鞆の浦に古くから残る町家や商店などを中心に地元の方が協力してお雛様を飾り、一般に公開する人気のイベントで、今年で10回目だそうです。お雛様は民家やお店、旅館などいたるところに展示され、その数はおよそ100カ所とも言われています。代々伝わる年代物のお雛さま、手造りのお雛様、創作人形など工夫をこらした展示は見る人のこころを和ませてくれます。また、江戸時代~明治時代~昭和初期にかけての貴重なお雛様も多数展示されていました。



まずはメイン会場の鞆の浦歴史民族資料館からスタート。
入館料150円、駐車場は1時間200円。
写真撮影禁止だったので写真はありませんが、鞆の商家に伝わる道具類が約140点もそろった豪華な江戸時代の七段飾り、明治期の大規模で精巧な御殿飾りや押絵雛、立ち雛、流し雛などが展示されていました。

太田家住宅の雛人形
<3月7日撮影>

狆引き官女や寝具などもある豪華な7段飾りのお雛様
幅も高さもハンパじゃない。普通の家では飾れないような大きさです。


酒蔵の樽の上に飾られた人形たち


箱雛 箱のふたをとるとそのまま飾れるようになっている。昭和30年代まで作られていたそうです。


ひろ~い蔵には人形の他、貴重な道具類も。


和紙で作られた歌舞伎見物の人形たち。凄い!


おきあげ雛


和紙などで作った手造り雛。折り紙雛もありました。


百歳雛(江戸末期)長寿のお祝いに飾られたそうです。


享保雛(江戸時代)

太田家のおひな様は毎年展示が異なるそうです。おひな様の収集家からお借りした貴重なものや、創作雛など、展示にも工夫がされています。入館料400円





普通の民家やお店などにも展示され、気軽に見せていただけます。それぞれのお家の宝物なのでしょうね。旗やのれんが目印です。


民家のおひな様


お店の2階に上がらせていただきました。

他にもいろんな所にいろんな形で展示されていて、時間のたつのも忘れるくらいです。まだまだ見落とした所もありますが…とても楽しい一日でした。

ツアーバスなども多数出ている『鞆の浦のひな祭り』ですが、今年は例年に比べると少し観光客が少ないとか…あちこちで町おこしの「ひな祭り」が行われるようになり、分散したのかなぁって言われていました。不用になった人形を全国から集めて飾られるお雛様(人形供養を兼ねたもの?)と違って、大切に保管されてきたものを心をこめて飾っている鞆の浦のお雛様は心が和みますね。

駐車料金1100円なり。6時間近くウロウロしていたことになります。各施設には無料の駐車場はありません。1時間200~300円ぐらいですが、時間だと気分的にゆっくりできないかも?無料とは言わないけれど、せめて一回500~600円ぐらいのところがあればいいのになぁ。   ・・・・・・(町並み編へつづく)


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鞆の浦~雛めぐり

2012-03-08 | 写真と旅
昨日(3月7日)
広島県福山市沼隈半島の港町、鞆の浦へ行ってきました。
鞆の浦周辺には古寺や古い町並みが多数あり、都市景観100選・美しい日本の歴史的風土100選にも選ばれている趣のある町です。江戸時代の港湾施設である「常夜燈」「雁木」「波止場」「焚場」「船番所」などが残っているのもめずらしく、それらがすべて揃っているのは全国でも鞆港のみだそうです。また、坂本龍馬率いる海援隊の「いろは丸事件」や朝鮮通信使が度々寄港したことなどでも有名です。

今回は「鞆・町並ひな祭」開催中ということで、ゆっくり、じっくり、散策してきました。これはほんの一部です。

<3月7日撮影>

狆引き官女や寝具などもある豪華なお雛様


めずらしい「百歳雛」(江戸時代末期のもの)


のれんと旗が展示の目印のようですね。

お雛様、町並み、風景など魅力たっぷり…。
後ほどアップしま~す!


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春はすぐそこに…

2012-03-06 | お花
我が家の紅梅がやっと…
一輪咲きました!

<3月6日撮影>


今年は蕾がいっぱいついたので、
これからが楽しみです。



他にもこんな花たちが…

つばき


クリスマスローズ


サクラソウ(プリムラ・マラコイデス)…


春はすぐそこに…


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運命の人…

2012-03-05 | その他
最近、山崎豊子氏原作の「運命の人」を読みました。



ドラマが始まるので、まず原作を読んでからと一気に読んだのですが(私のヘンなこだわりです)、やはり山崎豊子氏の作品はいいですね。

「この作品は事実を取材し、小説的に構築したフィクションである」と冒頭に記載されているように、実際にあった西山事件(沖縄密約事件、外務省機密漏洩事件とも言われている)を題材に書かれたそうです。

西山事件とは…1971年の沖縄返還協定にからみ、取材上知り得た機密情報を国会議員に漏洩した毎日新聞社政治部の西山記者らが国家公務員法違反で有罪となった事件で、沖縄問題から男女問題のスキャンダルに発展し、当時の新聞やテレビ、週刊誌を賑わした事件だそうですが…。私の記憶には全くなく…^^;

小説「運命の人」では、事件の経緯、裁判でのやりとり、それらにかかわった人たちの人間模様、後半には沖縄戦で戦争に巻き込まれた沖縄の人々や戦後の悲惨な出来事などが描かれています。

女性問題なども絡み、主人公である弓成亮太にすべて共感という訳にはいかないところが…

ドラマでは主人公の新聞記者・弓成亮太を本木雅弘、妻・由里子を松たか子、外務審議官付き事務官・三木昭子を真木よう子が演じています。


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大阪駅を観光する

2012-03-01 | 写真と旅
次に向かったのは大阪駅。
もう帰るのかって?いえいえ…大阪駅の観光(実は撮影^^;)です。

大阪駅がすごく面白いとのウワサで…写真仲間の間では「大阪駅撮りに行った?」が合言葉のようになっていました。実は今回の撮影会の1番の目的はここ大阪駅だったのです。

とは言うものの…私には何処をどう撮っていいのか分からず…(^^;)やっぱり観光になってしまいました。

<2月19日撮影>

時空の広場

橋上駅屋上にある時空(とき)の広場は、鉄道をジオラマのように眺められる大空間。鉄道の象徴「時」を刻む金時計・銀時計があります。駅のホームが一望できるようになっているのですが…


周辺はまだまだ工事中のところも多く…


ビルの窓に映った工事中のビルが絵画のようで面白い


風の広場(11階)

広場を流れる水のせせらぎの音や風のモニュメント・風のパラソルで、休息を愉しめる憩いの空間。つる薔薇の柱には「バラ時計」あるそうですが、気が付きませんでした。10階には和らぎの庭もあり、緑あふれる広場ということしたが…まだまだ寒いのでここでくつろぐとまでは…暖かくなるといいでしょうね。


風の広場にはきれいな花が植えられていました。

ここからは階段で14階の天空の農園へ…寒い時期なので、農作物はなく準備中のようでした。完成すればどんな広場になるのでしょうか。ちょっと楽しみ。

1時間ほどここ大阪ステーションシティを探索しましたが…まだまだ面白いところがありそうです。大阪の家から近いので、暖かくなったら再チャレンジしようかな~。

と言うことで…
今回の大阪撮影会は大阪観光になってしまいました。(私だけですよ~)次回の例会でメンバーの写真を見るのが楽しみです。


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