A.himeのフォト日記

日常の思ったこと、感じたことを自由に気ままに・・・
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神戸・・・その2 ~北の人~

2007-12-15 | 写真と旅
神戸のメリケンパークは美しい夕景・夜景をはじめ、面白いモニュメントもあり、写真愛好家の絶好の撮影ポイントになっています。

大きな石の真ん中に四角い穴があいている「メリケンシアター」その穴をスクリーンに見立てて海をながめるのだそうです。“映画発祥の地”神戸ならではのモニュメントですね。穴の向うに何をとらえるかが撮影ポイント。
帆船の帆と波をイメージして作られた、白いフレームの特徴的な外観を持つ「神戸海洋博物館」白い鉄骨の直線と曲線・・・撮影ポイントは展示物ではなく外観なんですね~。夜は緑色にライトアップされます。
海に向かった両手を掲げ立つマントの親子「北の人」はとらえ方によっていろんな意味を想像させるモニュメントです。

「北の人」このモニュメントには特別の思いがあります。
震災後、まだ震災の傷跡の残るこの地に撮影に来たことがあります。メリケンパークの岸壁は崩れ落ち、海に浸っていました。公園の中央あたりにあったこのモニュメントは、壊れた海岸に放置され、海にむかって両手を挙げ佇んでいました。
その側で工事中のショベルカーがアームを折り曲げて停まっていたのです。
私はこのショベルカーと海に向かって両手を挙げているモニュメントをシルエットで撮り、大好きな神戸の復興を願い『希望』と題を付けてあるコンテストに応募しました。私の思いが審査員に伝わったのでしょうか、賞をもらったのです。

後で知ったのですが、このモニュメントは富山県の作家・二口金一氏作で「北の人」と言う題がついていました。寒風の中の生活を描く「北国シリーズ」の作品のひとつだそうです。今はメリケンパークの片隅にひっそりと置かれています。

モニュメント「北の人」


他にも神戸港移民船乗船記念碑「希望の船出」や高さ21mの巨大な鯉のオブジェ「フィッシュダンス」などもあります。



神戸港の遊覧船 帆船タイプの「ロイヤルプリンス」


訪問ありがとうございます。


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