A.himeのフォト日記

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伏見の旅③~酒蔵ぶらり

2012-01-23 | 写真と旅
関西には京都・奈良・神戸・大阪と名の知れた観光地がいっぱいあります。そんな観光コースからちょっと離れた所にも歴史や文化が息づく個性的な小さな町が数多くあり、そんな町をぶらりと歩く小さな旅が私は大好きです。
今回立ち寄った伏見もそんな町でした…

伏見は酒の町。そして太閤さんの城下町、幕末の志士達活躍の地でもあります。
京都からJR奈良線で4駅目、稲荷駅からだと2つ目の駅「桃山」から散策スタート。小さな駅で周辺に観光案内所のようなものは見当たりません。ネットで調べた地図を頼りに目指すはまず「御香宮神社」(ごこうのみやじんじゃ)

<1月17日撮影>

極彩色唐破風彫刻の施された拝殿


拝殿の奥にある拝所


本殿は豪壮華麗で桃山時代の特色をよくあらわしている。

御香宮神社の創建の由緒は不詳ですが、平安時代(862年)の社殿の修造のおり境内から病気に効く香水がわき出たので清和天皇からこの名を賜ったといわれています。桃山時代の特色ある建築物のうち表門や極彩色彫刻の本殿は重要文化財に指定されています。神功皇后ほかを祀り、豊臣秀吉は伏見城の守り神としたそうです。

重厚な雰囲気の拝殿で、いつものように参拝したのですが、後でここは安産の神様だと知りました。おばさん二人には無縁の…^^; 


源空寺の山門(二層の鐘楼門)
源空寺は法然ゆかりのお寺だそうです。


月桂冠大倉記念館、
明治42年建造の酒蔵を改装した博物館。酒造りや日本酒の歴史をわかりやすく紹介しています。300円


宇治川に復活運行されるようになったという十石舟。この時期は運休なのでしょうか。

月桂冠旧本店のある付近は馬借前として、大阪からの旅人や船から荷揚げされた物資が馬や荷車に積み替えられ、陸路を行くための中継基地として賑わっていたそうです。


長建寺、弁才天が祀られています。
金運を授かるそうで…しっかりお参りしておきました。






寺田屋・今も旅館を営業中です。

寺田屋事件で有名な寺田屋。文久2年(1862年)に発生した薩摩藩尊皇派等の鎮撫事件(寺田屋騒動)、慶応2年(1866年)に発生した伏見奉行による坂本龍馬襲撃事件の舞台となった所ですが、鳥羽伏見の戦いで焼失し、現在の建物は跡地の西に再建されたもののようです。

内部の見学(400円)は、受付が15時40分までで、タッチの差で間に合いませんでした。事件当時の「弾痕」「刀傷」や「お龍が入っていた風呂」と言うのがあるそうですが…^^; これは?なので、ま、いいか!

訪れたいところはまだまだいっぱいありましたが、そろそろ疲れてきたので…ここで引返し帰路につきました。今回の旅は「関西ワンデーパス」を利用。旅費は往復2900円、伏見稲荷大社は拝観料無料、その他の神社・寺も無料だったので、酒蔵見学300円と昼食・喫茶・賽銭に小銭少々…でとっても安上がりの旅でした。


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