A.himeのフォト日記

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柿の里 かつらぎ

2006-11-13 | 写真と旅
11月5日(日) 
日本一の串柿の里、かつらぎ町へ行ってきました。
串柿の出荷量日本一を誇るかつらぎ町四郷地区は串柿の里として有名です。
11月のこの時期、正月を飾る串柿の生産に大忙しの里は、「夫婦にこにこ(両端に二個ずつ)仲睦まじく(中に六つ)」と縁起をかついで、串に10個づつ通された串柿の暖簾が四郷の里一面を色鮮やかな朱色で彩ります。
そんな里の風景を撮ってきました。



四郷地区ではほとんどの家が串柿の生産に携わっています。民家の軒下にはたくさんの柿が吊るされて、村全体が朱色に。



串柿は渋柿を干して作るのですが、そのまま食べてもおいしい平核無柿の生産も盛んで、市場を通じて全国に出荷されています。



柿の皮むきは大変な作業です。以前はすべて手作業だったそうですが今は便利な機械ができて、台に柿を乗せると瞬く間に皮を剥かれた柿が飛び出します。この皮むき、私も体験させてもらいました。



串柿用の渋柿が枝もたわわに実っています。串柿作りは、まずこの柿を収穫することから始まります。今は他県から仕入れることも多いそうです。



こちらは吊るし柿。おいしそう・・・


柿はビタミン、ミネラルを多く含んだ秋の代表的な果物です。
柿の成分には、肌を美しく保ち血管を強くするビタミンC、ガン予防に効果があるカロチン、利尿作用があり二日酔いや高血圧の予防に効くカリウム、便通や肥満予防に効果のある植物繊維、動脈硬化などの生活習慣病を予防するタンニン(渋)などが含まれ、健康食品としても見なおされてきました。特にビタミンC、カロチン、カリウムは大人が1日に摂取しなければならない量をたっぷり含んでいるそうです。

また、柿の葉は昔から健康茶として利用されてきました。
柿の葉にはレモンの20倍ものビタミンCがあり、フラボノイドもたくさん含まれています。のどの炎症を抑えたり、血圧降下作用、利尿作用、止血作用、があることは以前から知られていますが、アトピーや花粉症などのアレルギーの改善にも高い効果があると期待されています。そして、柿の葉には抗菌作用もあり、おにぎりを包んだり、寿司に使うことにも適しています。柿の葉寿司は葉の香りだけでなく、この抗菌作用を利用した食べ物と言えるでしょう。

皮むきでできた大量の柿の皮、大部分は肥料として木の根元や畑に還元されるのですが、一部は干して漬物用として販売しているところも。皮自体を食するのではありませんが、漬けるときに一緒にいれると風味が増すそうです。

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