A.himeのフォト日記

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いじめ その2

2006-11-16 | 雑感
翌日は土曜日でした。(当時、土曜は休校日ではありませんでした。)
担任の先生に言われたとおり、その日は学校を休ませました。
子供は先生にすっかり話しをしたので少し落ち着いたようです。

私も母親としてじっとしていられなかったので、その翌日の日曜日の朝、菓子折りを持って○○ちゃんの家を訪ねました。小さい頃からよく知っている聡明な子なので、言えば分かってもらえると思ったのです。
「○○ちゃん、△子が学校でいじめられて、もう学校に行きたくないと言っている」「いじめているのは○○ちゃんのお友達なので、○○ちゃんからもういじめないでと言ってもらえないかしら」とお願いしてみた。彼女がリーダーだったので問題は彼女次第だと思ったので。お母さんはまさか自分の子供が当事者だとは思っていないのでしょう。一緒に説得をしてくださいました。

夕方、担任の先生から「もう大丈夫なので、明日から学校に来させて下さい。」との電話がありました。クラブの先生と連携してお話をして下さったようです。○○ちゃんたちともお話をされたのでしょう。しばらくは△子を絶対に一人にはしないと言うことで、友人が常にボディーガードについてくれることになりました。

翌朝、クラブのお友達が誘いにきてくれました。△子は少し不安そうでしたが、お友達と一緒に登校しました。私は子供が帰宅するまで落ち着きませんでしたが、クラブの友人達と楽しそうにおしゃべりしながら帰ってきた子供の顔をみてホッとしました。子供が言うにはガードはばっちりで、トイレにもクラスの友人が付いて来てくれたそうです。

その後何事もなく、以前のように明るい笑顔がもどりました。クラブ活動にも力を入れ、楽しい学生生活を送ったようです。このことがあってより一層友人たちとの絆も強くなり、社会人となった今も交流は続いているようです。


「いじめ」による子供の自殺が問題になっている今日、私は子供を守るのは、まず母親だと思っています。早い時期に子供のシクナルを察知し、学校や地域と連携して最善の対処をする。もし、学校の対応が納得できなければ、いかに義務教育であろうとも、登校させない、そんな毅然とした強い意志も必要ではないでしょうか。


幸い、我が子の場合は、迅速な学校の対応、担任とクラブとの連携、何よりも良い先生、良い友人達にめぐり合えたことで「いじめ」というマイナス要素を「生きる力」に変える事ができました。今ではこのことで母も子もいい体験をしたと思えるようになりました。

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